2000/11/9 運営委員会
資料 1-1
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
第42回 運営委員会議事録(案)
開催日時 : 2000 年 10 月 12 日 (木) 16:05 ~ 17:15
場 所 : JPNIC 事務局 会議室
出席委員 : 荒野 高志、 荻野 司、 久保 次三、 小西 和憲
佐野 晋、 坂田 信夫 白橋 明弘、 田代 秀一、
谷村 拓也、 坪 俊宏、 東田 幸樹、 堀田 博文、
松本 敏文、 丸山 直昌
提出委任状: 後藤 滋樹、 前村 昌紀、
欠席委員 : 野村 純一、 藤野 貴之、
事 務 局 : 岩谷 理恵、 大橋 由美、 奥谷 泉、 川本 比佐雄
近藤 美菜子、佐藤 新太、 鈴木 由佳、 並木 敦、
根津 智子、 箱田 雅彦、 森下 泰宏、 渡邊 哲男、
渡辺 俊雄
傍聴者 : 3 名
配布資料:
[公開資料]
資料 1-1 第41回議事録の確認
資料 2-1-2 企画課からの報告(企画課)
資料 2-2-1 国際関係検討部会報告
資料 2-3-1 JPドメイン名検討部会報告
資料 2-3-2 JPドメイン名登録業務に関する報告 (業務1課)
資料 2-4-1 広報教育検討部会報告
資料 2-4-2 広報教育支援業務に関する報告 (業務2課)
資料 2-5-1 IPアドレス検討部会報告
資料 2-5-2 IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告 (業務3課)
資料 2-6-1 システム検討部会報告
資料 2-6-2 データベース管理業務に関する報告 (開発課)
資料 2-6-3 システム管理業務に関する報告 (システム課)
資料 2-7-1 技術研究検討部会報告
資料 2-8-2 総務部業務に関する報告 (総務部)
資料 2-9-1 dot JP TF 報告 (dot JP TF)
資料 4-1 WHOISの検索インターフェースの改善について(システム検討部会)
資料 4-1-1 審議事項添付資料
資料 4-1-2 審議事項説明資料
議事
松本運営委員長司会のもと、JPNIC 運営委員会規程第 13 条第 1 項に基づき、
委員総数の 2/3 以上の出席かつ運営委員担当理事総数の 1/2 以上の出席 (委任
状 2 通を含めて 委員 6 名 担当理事 7 名) 13名の出席を確認し、第 42 回
社) JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員会」という)の 開催が宣言された。
運営委員会議事録査読担当委員に、荻野委員と白橋委員が指名され、続いて
資料の確認が行われた。
議 題 :
1. 議事録の承認
松本運営委員長より、資料 1-1 に基づき第41回の議事録の承認が求められ、全員
一致で承認された。
2. 報告事項
2.1) 企画検討部会
特に報告は行われなかった。
2.2) 国際関係検討部会
堀田委員より資料 2-2-1 に基づき報告が行われ、先日行われた ICANN 理事
選挙においては、富士通の加藤氏が当選した旨の補足があった。
[質問/意見]
- 10月末に開催される APNIC 会議の出席者について知りたい。
→IP アドレス検討部会報告で行う。
2.3) JPドメイン名検討部会
久保委員より資料 2-3-1 に基づき報告が行われ、以下の補足があった。
・9月20日の紛争処理に関する講演会の参加人数は、約450名程度だった。
・10月19日より、JPドメイン名紛争処理方針が施行される。それと同時に
JP ドメイン名の移転が自由化される。
続いて、箱田事務局員より、先月に引き続きドメインの申請件数は依然
減少傾向にある旨の補足があった。
[質問/意見]
- 既存ドメイン名の申請件数が減っているのは、汎用 JP ドメイン名が
導入されることで、買い控えが起っているのではないか。
→全体の傾向としては不明だが、一度申請をしてから汎用 JP ドメイン
名が導入されることを知り、何件か申請を取り下げたところもある。
→今後全体の傾向についても調査して欲しい。
- 移転審査審査小委員会は今後開催する必要はあるのか。
→現在も移転自由化を待てないという申請者がいる。後1、2回は開
催が必要になる可能性がある。
2.4) 広報教育検討部会
谷村委員より資料 2-4-1 に基づき報告が行われた。
2.5) IPアドレス検討部会
荻野委員より資料 2-5-1 に基づき報告が行われた。
[質問/意見]
- 前村委員が APNIC EC に当選する確率についてその後の状況はどうか。
→オーストラリア人の候補者が一人増加し、現在候補者が3名上がっている。
以前よりも確率が上がったと考えられる。当選できるよう APNIC 会員
などに対し、協力を依頼中している段階である。
2.6) システム検討部会
並木事務局員より資料 2-6-1 に基づき報告が行われた。
[質問/意見]
- WHOIS の個人情報を非開示にしたことで来た質問1件の内容を差し支え
ない範囲で知りたい。
→通常業務を WHOIS を使って行っているため公開して欲しい旨の依頼
であった。電話番号が公開されている旨を伝え、納得していただいた。
2.7) 技術研究検討部会
白橋委員より資料 2-7-1 に基づき報告が行われた。
2.8) 総務部からの報告
渡邊事務局員より資料 2-8-2 に基づき報告が行われた。
[質問/意見]
- 請求に対する入金は順調か。
→9月請求分を含め、各月とも大きな滞りはなく、現状順調である。
2.9) dot JP タスクフォース報告
佐野委員より資料 2-9-1 に基づき報告が行われ、運営委員会後に行われる
会議には参加して欲しい旨の補足があった。
3. その他
特に報告は行われなかった。
4. 審議事項
4.1) WHOISの検索インターフェースの改善について (システム検討部会)
並木事務局員より資料 4-1 に基づき案件の説明が行われた。
[審議事項]
- WHOIS の検索方法(文法)の改善およびその改善内容について
(1)資料 4-1-1 の改善案の方針に基づき、ヘルプで表示する文書を変
更・公開すること。
(2)資料 4-1-2 の通り、検索カテゴリを指定しない場合の仕様を変更し
および複雑あった使用方法を改善すること。
(3)実施にあたっては、資料 4-1-2 にあるスケジュールで作業を進め、
文書等の微細な変更はシステム検討部会に一任して欲しい。
続いて、川本事務局員より資料 4-1-2 に基づき説明が行われた。
[質問/意見]
- この変更は、コマンドラインから行う検索と Web から行う検索
と両方に摘要されるのか。
→そうである。
→Web から検索を行う場合、現在のデフォルトの設定が Not specified
となっている。変更する際は、デフォルトの設定もあわせて検討したほ
うがよい。
- 変更することで、性能はどのくらい改善されるのか。
→個人情報を検索するのは20秒位かかってしまうが、それ以外のものは
ヘルプを表示し、検索したい項目を選択するので早くなるだろう。
- WHOIS を使って個人情報を検索する場合が多いため、今回の対応が必ず
しも性能が改善されるということではないのではないか。
→今回の対応は、性能改善のためというよりも、仕様を明確にしたいと
いうことが目的であるということを理解していただきたい。
- WHOIS 検索については、注意事項として WHOIS の目的外使用について
触れるなど、DBPI (Data Base Publishing Issue)的な観点からも検討し
てほしい。
→WHOIS の利用目的についての該当 URL を参照する予定である。
- WHOIS のパフォーマンスの観点からのみで変更を決定していないか。
すべての項目から検索をしたいと考えているユーザーもいるかも知れない。
そのような要望にも応えられるような仕組みも検討するべきではないか。
→その様な点も考慮し、内部で調整して進めていきたい。
- 仕様を変更することで新しい項目等ができるのか。
→新しい項目は現在のところ出来ない。
- 紛争処理方針や汎用 JP ドメイン名が入ってきた場合の WHOIS の検討は
されているのか。
→現在検討段階にある。
- 変更を行うことで予算的な措置は。
→事務局内のメンバで対応するため、予算的には問題ない。
- 変更前と変更後がひと目でわかるような資料を作成して欲しい。
[決定事項]
- 本件については承認された。
5. 連絡事項
次回の運営委員会は11月9日(木) の 16:00 より行う。
--- 公開議題 17:15 終了 ---
[非公開議題]
--- 非公開議題 17:25 開始 ---
--- 非公開議題 18:20 終了 ---
以上
-- 17:15 --