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                 第17回社団法人JPNIC評議委員会議事録(案)


日  時:2004年3月11日(木) 13:00~14:30

場  所:東京都千代田区内神田2-3-4
        国際興業神田ビル6F JPNIC会議室
        TEL: 03-5297-2311

出席委員 : 小西 和憲、佐野 晋、坪 俊宏、野村 純一、前村 昌紀、
            丸山 直昌、近藤 邦昭、松本 敏文

リエゾンメンバー : 石田 慶樹(WIDE)、太田 俊史(IAJ)、大林 正英(JPCERT/CC)、
                    境 輝正(JAIPA)、堀田 博文(JPRS)、松本 智(JANOG)

欠席委員 : 荒野 高志、白橋 明弘、早川 吉尚
            
事 務 局 : 成田 伸一、佐藤 俊也、飯塚 有紀子、小島 育夫、伊勢 禎和、
            二瓶 竜史、佐藤 晋、岡部 ちぐさ、中島 隆、根津 智子、貝瀬 香織

傍 聴 者 :1名


議題:

1. 議事録の確認                                    資料 1-1

2. 報告事項等

   1) IPアドレス検討委員会からの報告               資料 2-1-1
   2) DRP検討委員会からの報告                      資料 2-2-1
   3) 技術検討委員会からの報告                     資料 2-3-1
   4) ドメイン名事業部からの報告                   資料 2-4-1
   5) IP事業部からの報告                           資料 2-5-1
   6) インターネット推進部からの報告               資料 2-6-1,2-6-2,2-6-3
   7) 総務部からの報告                             資料 2-7-1
   8) JPRSからの報告                               資料 2-8-1
   9) データベースに関する統計情報                 資料 2-9-1
  10) リエゾンメンバーからの報告
  11) その他報告事項

3. 報告提案事項等
  
   1) なし

配布資料:
[公開資料]

 資料 1-1               議事録の確認
 資料 2-1-1             IPアドレス検討委員会からの報告
 資料 2-2-1             DRP検討委員会からの報告
 資料 2-3-1             技術検討委員会からの報告
 資料 2-4-1             ドメイン名事業部からの報告
 資料 2-5-1             IP事業部からの報告 
 資料 2-6-1             インターネット推進部からの報告
 資料 2-7-1             総務部からの報告
 資料 2-8-1             JPRSからの報告
 資料 2-9-1             データベースに関する統計情報

---------------------------------------------------------------------
 議   事

   松本評議委員長の司会のもと、JPNIC 評議委員会規程第10条に基づき、委
   員総数の1/2以上の出席を確認し、第17回(社)JPNIC 評議委員会(以降「評
   議委員会」という)の開会が宣言された。
   評議委員会議事録査読担当委員に、丸山委員と前村委員が指名された。

  1. 議事録の確認

   松本委員長より、資料 1-1 に基づき、1月15日に行われた第16回評議委員
   会議事録の承認が求められ、全委員一致で承認された。


  2. 報告事項等


   1) IPアドレス検討委員会からの報告
     近藤委員より、資料 2-1-1 に基づき報告が行なわれた。

    [質問/意見]

     - IPv6のエンドユーザへの割り当てが、/64になってもよいのか?
       → 元々/64はその後ろにサブネットがないことが明確にわかっている
          ところに割り当てると決まっているのだが、ISPの実情として、/64
          を割り当てているケースがあるらしい。
          確かに好ましくないが、実情を把握しておくのは重要だろうと考えている。

    [決定事項]
      - なし


   2) DRP検討委員会からの報告                     
     丸山委員より、今回は特に報告事項はない旨の発言があった。

    [質問/意見]
      - なし

    [決定事項]
      - なし


   3) 技術検討委員会からの報告                    
      佐野委員より、資料 2-3-1 に基づき報告が行なわれた。
 
    [質問/意見]
     - なし

    [決定事項]
     - なし


   4) ドメイン名事業部からの報告
      ドメイン名事業部二瓶課長より、資料 2-4-1 に基づき報告が行なわれた。
      (以下のような補足があった。) 

     - 第2回「ドメイン名紛争とその対応セミナー」の参加人数は17名。
     - 「ドメイン名紛争とその対応セミナー」については、規模をどれくら
        い大きくできるかが今後の課題である。

    [質問/意見]
     - なし

    [決定事項]
     - なし


   5) IP事業部からの報告
      前村委員より、資料 2-5-1 に基づき報告が行なわれた。
 
    [質問/意見]
     - IPアドレス検討委員会からも料金体系の変更について意見が出ている
       ようだが、他からはどれくらい意見がきているのか?
       → 電子メールでは2件程度。連絡会ではかなり活発な議論が展開された。
          厳しい言葉での反対意見、支持する意見、代替案など様々であった。

     - APNIC17ではいろいろな事項がきまったとのことだが、これらのドキュ
       メントはAPNICのウェブには既に掲載されているのか?
       → プロポーザルはAPNICのウェブに掲載されている。
          APNICオープンポリシミーティングでコンセンサスに至ったものに
          ついては、約1ヶ月間オンラインでラストコールの期間がある。
          ドキュメントとして施行されるまでには2ヶ月くらいかかるだろう。

     - APNIC17での決定事項の中にある「IPv4で構築された既存のネットワー
       クへの、IPv6アドレスの割り振り」に関して質問したい。
       最近nat系の方式でもいろいろあると思うのだが、何か均一のものがで
       きるということか?
       → IPv4で既にハードウェアとしてネットワークを構築している場合、
          それを全てIPv6に置き換えるということが想定される。
          その際、ルータやセグメントの数などをIPv6のジャスティフィケー
          ションに使用できるというのが今回の決定。
          確かに他の方式論はたくさんあると思うが、ここではもう少し一般
          的な意味で用いている。実際にデュアルスタックで構築されている
          ネットワークもあるため、非常に妥当だと思われる。

    -「歴史的経緯を持つIPv4アドレスのうち、利用されていないと思われる
      アドレスの取り扱いに関して質問したい。APNICへ返却するとのことだ
      が、各国のNICに返すという議論はなかったのか?
      → もちろんある。JPNICに帰るべきアドレスは非常に明確に分けられて
         いる。具体的には、Japan inetと呼ばれているものがクラスA, クラ
         スB, クラスCにあり、JPNICへ帰るべきと解釈されている。ただし実
         際には、JPNICとAPNICのどちらからサービスが行われるかは選択で
         きるべきとの議論もある。料金改定案の発表の際に、「公平性を重
         んじるためにも、昔取得したクラスBからも当然料金を徴収すべき」
         との意見もあったので、JPNICとしても積極的に取り組んでいきたい。

    [決定事項]
     - なし


   6) インターネット推進部からの報告
      佐野委員より、資料 2-6-1、2-6-2、2-6-3 に基づき報告が行なわれた。

    [質問/意見]
     - なし

    [決定事項]
     - なし


   7) 総務部からの報告     
     成田事務局長より、資料 2-7-1 に基づき報告が行なわれた。
 
    [質問/意見]
     - なし

    [決定事項]
     - なし


   8) JPRSからの報告               
    堀田リエゾンメンバーより、資料 2-8-1 に基づき報告が行なわれた。
 
    [質問/意見]
     - Native Names について情報共有をお願いします。
       → APRICOT(クアラルンプール)においてセッションが行なわれた。
          IDNとかキーワードとかディレクトリとか日本であれば日本語を使っ
          て情報が載っているページにアクセスする仕組みがどうあるべきか
          を情報共有した。
          各国で温度差がある。今後環境を整えることを協力してやっていく。
      一過性のセッションではなく、継続して行う予定。

    [決定事項]
     - なし


  9) データベースに関する統計情報                資料 2-9-1


  10) リエゾンメンバーからの報告

   □WIDEからの報告(石田委員)

     - IETFの場でINUMの発表があった。次回、ご報告ができると思う。

   □JAIPAからの報告(境委員)

     - IPアドレス事業料金改訂について、利用者の意見が反映されていない
       という等の意見がJAIPAのMLにも挙がっていた。
       → 反対のご意見に関しては是非ともお聞かせいただきたいし、いただ
          いたご意見に対しては、納得いただけるよう説明をしていきたい。

   □IAjapanからの報告(太田委員)

     - 3月23日に霞ヶ関プラザホールにおいて「インターネットにおける個人
       情報保護と人権」を開催予定。
     - 「インターネットにおけるルール&マナー検定」春版を3月末から実施
       予定。

   □JANOGからの報告(松本委員)

    - 1月29日、30日に開催された「JANOG13」に432名が参加。過去最大。
       WEBに詳細を公開してる。

   □JPCERT/CCからの報告(大林委員)

     - 3月9日、CERT/CCのVulnerability Informationをハンドリングするマ
       ネージャーを日本に招聘して、CERT/CCとJPCERT/CCのVulnerability
       Information の共有体制をベンダーに紹介するイベントを行った。
       ISPがネットワークのサービスを制限したりする活動をしなければなら
       ないような脆弱性情報の取扱いが発生しているので、情報共有につい
       てベンダーと連携する枠組み作りに邁進しているが、今後どのよう
       に連携していくかが今後の課題である。

    [質問/意見]
     - 個人情報漏洩に関して何かないか?
       → セキュリティ問題の階層のうち技術的側面の多い事象について対応
          しているので、人為的なものであったり運用上の課題であったりす
          るものについてはなかなか入っていけない。

3. 報告提案事項
   
     なし

○次回の開催予定
   2004年5月20日(木)13:00~15:00


                   ----------- 終了 14:30-----------
            

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