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        一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)
                         第19回評議委員会議事録


1.開催日時  2016年9月13日(火)  13:00~15:10

2.場    所  東京都千代田区内神田3-6-2  アーバンネット神田ビル4F
             JPNIC会議室

3.評議委員の現在数及び定足数並びに出席委員数及びその氏名

   現在数      :11名
   定足数      : 6名
   出席委員    :11名
   出席委員氏名:飯塚 久夫、内田 真人、江口 尚、金子 康行、木下 剛、
                 藏本 隆、高田 広章(電話による遠隔出席)、早川 吉尚、
                 三田 一博(高村 信 代理出席)、毛利 定夫、横澤 誠

4.その他の出席者(JPNIC)

   後藤 滋樹(理事長)、野村 純一(副理事長/評議委員会担当理事)、
   石田 慶樹(常務理事)、伊藤 公祐(常務理事)、林 宏信(事務局長)

5.議長の氏名
   開会から審議事項終了まで:野村 純一(副理事長/評議委員会担当理事)
   報告事項から閉会まで    :早川 吉尚(委員長)

6.配布資料

資料1         評議委員会委員一覧
資料2-1       2015年度事業報告             
資料2-2       2015年度収支決算
資料3         中長期課題の検討状況

参考資料1     2015年度事業報告補足資料
参考資料2-1   中長期課題の検討状況補足 各実践チームから報告
参考資料2-2   中長期課題に関する役職員の問題意識
参考資料2-3   中長期課題の抽出資料

7.評議委員会の議事の経過の要領及びその結果

(1) 定足数等の確認

評議委員会冒頭で野村評議委員会担当理事(以下、担当理事)が定足数の充足を確認し、
本評議委員会の成立を宣した。

続いて委員長が選定されるまで野村担当理事が議長として議事を進行することの承認
を求め、出席委員全員がこれを了承した。さらに議長は本委員会を公開で行うこと、
円滑な進行のため事務局職員が会場に出入りすることの承認を求め、何れも出席委員
全員の一致をもって承認された。

(2) 議案の審議状況及び決議結果等

- 審議事項:委員長、副委員長の選定

議長が評議委員会規程第4条第1項及び第5条第2項の定めに基づき、議長の選定及び副
委員長を複数名選定することの説明を行い、委員長への立候補及び推薦を議場へ募っ
たところ、飯塚委員から委員長には早川委員を推薦したい旨の提案があった。質疑応
答の後、その賛否を議場に諮ったところ、出席委員全員の賛成をもって承認可決され
た。早川委員は委員長への就任を即時承諾した。次いで、副委員長への立候補及び推
薦を議場へ募ったところ、早川委員長から、内田委員、高田委員を推薦したい旨の提
案があった。質疑応答の後、その賛否を議場に諮ったところ、出席委員全員の賛成を
もって承認可決された。内田委員、高田委員は副委員長への就任を即時承諾した。こ
こで、議長は早川委員長に交代し、以後の議事を進行した。

(3) 報告事項の概要

-報告事項:2015年度事業報告(概要)

議長の指名により、林事務局長及び事務局職員が、JPNICの2015年度の事業に関する
報告を行った。議長は本報告に関する質疑応答の機会を設けたが、出席委員からの質
疑はなかった。

(4) 自由討議の概要

-自由討議:中長期課題の検討について

議長の指名により、野村担当理事が、現在JPNICで行われている、中長期課題の検討
に関する説明を行った。議長は本件に関する質疑応答及び意見交換の機会を設けたと
ころ以下の発言があった。

・インターネット以外の産業においてはJPNICの事業活動に興味をもっていないのが
  実情であり、このような、インターネットの運営等に直接関わりを持たない企業や
  団体にも、インターネットの安定運用、リスクなどの説明を行い、興味をもっても
  らうこと、またそのコスト等を負担してもらうのが課題の一つになっていくのでは
  ないか。

・公益を目的する事業などは事業報告等で明確に公表すべきだ。

・JPNIC会員は、現状のインターネットの幅が広がっているので、会員の対象範囲を
  見直す必要があるのではないか。

・国内外におけるこれからのインターネットを支える人材育成も視野にいれての活動
  もすべきではないか。

・公益的な事業、ポジションはこれまで通り大切にして欲しい。

・時代を先取りした活動はこれまでも検討を行っていたが、今後は積極的に具体的な
  活動を行うべきである。
   
・JPNICとしての活動は素晴らしいものであるが、会員企業から見たメリットという
  観点では物足りないと感じる部分があるのではないか。JPNICを中心に会員がより
  深く広く関与できるような仕組みがあるといいのではないかと思う。それが結果的
  にインターネットの人材育成にも繋がると考える。

・“一般社団法人”であるので、営利企業がイメージするメリットというよりも、会
  員が定款に定められた目的に賛同いただき、活動に協力いただくことが本来だと思
  う。これには、活動に会員も参画し、公益活動に加わっていただける仕組が必要で
  はないか。

・今後は、将来を担う若い世代に対する支援や事業も大切ではないか。

・首都圏より離れた地域では、一般にはJPNICの知名度は高くない。そのため、そう
  したJPNICの事業や活動に詳しくない方々に対し、今以上に丁寧に、プロモーショ
  ン活動を行う必要があるのではないか。

・インターネット資源やネットワーク基盤へのフリーライダーの増加は趨勢であるが、
  JPNICにとっては、それが、現在の会員減少の背景になっている。そうであるから
  こそ、会員減少への対策は重要であり、事業や存在の意義を上手く伝えることが大
  切だと思う。各地方へ直接足を運んでの説明なども効果的だと考えられる。

・会員への対策が会員メリットか、社会への貢献なのかは非常に難しいが、もう少し
  明確に軸を定めた方が良いのではないかと思う。今後議論を深めていく必要がある。

・最近のブログでの情報発信は一般の方が親しみやすく、新たなステークホルダーを
  意識した取組みとして評価したい。また26名という少数の職員でこの事業成果を挙
  げているところも評価している。今後は各種リソースの効果的活用を意識して事業
  継続を図ることが重要だと思う。

・公益性と会員組織としての、バランスが難しいところではないか。

・今後は若い世代の発掘や参加しやすい仕組み、年齢層に応じた人材育成も大切だと
  考える。

・公益目的支出計画については、その意義や影響の明確化とともに、JPNICとしての
  対応策を検討することも重要な課題ではないか。

(5) その他(今後の進め方・事務連絡等)

議長の指名により、野村担当理事が次回の開催など今後の評議委員会の運営について
説明を行った。また、議事録については、早川委員長と野村担当理事で作成し、各委
員に照会した上で公開することとした。


以上をもって本評議委員会における議事すべてを終了したので、議長は閉会を宣言し
た。
            

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