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                                                   1997/3/31(社)JPNIC設立総会
                                                                          資料1

                                設立趣意書(案)

  コンピュータの発達やネットワーク技術の進歩に伴い、コンピュータネットワークに関
する技術、利用は急速に発展し、コンピュータネットワークを基盤とする文化、産業も目
覚しく発達しています。また、コンピュータネットワークを利用したデータベースシステ
ムや、様々なアプリケーションの高度化は、学術研究分野のみならず、一般家庭や産業界
にまで大きな変革をもたらしつつあります。
  日本のコンピュータネットワークにおいては、ネットワークの協調運用に最低限必要な
業務を行なうため、各ネットワークサービスプロジェクトの協力によるボランタリーな活
動を経て1993年4月に各ネットワークサービスプロジェクトを会員とする非営利任意団体
日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)が設立されました。その後現在まで
の約4年間、JPNICは会費制度により活動資金を確保し、国内のコンピュータネットワー
ク間の調整業務やその活動のための公平で迅速な処理を目的とした事業を行なってきまし
た。また一方で、コンピュータネットワークは国際的な協調関係の上に成り立っているこ
とから、JPNICは様々な海外の同種機関との調整を行なってきました。
  しかしながら、目覚しい技術革新が続く中で、コンピュータネットワークの利用に関す
る情報の収集や提供に対する要望が日々高まってきているとともに、コンピュータネット
ワークの需要が激増する中で、共有資源の割当管理を公平かつ円滑に行なうための割当技
術の研究や国際的な調整に基づいたコンピュータネットワークに関する基準の策定も急務
となっています。さらに、科学技術や学術研究などの分野におけるコンピュータネットワ
ークのあり方に関して明確な指針を示していくことは、国家の発展にとって重要な課題と
なっています。また、コンピュータネットワークのセキュリティ確保や、教育・普及啓蒙
に関しても強力なリーダーシップによる活動が求められています。
  このような状況に鑑み、世界的にもコンピュータネットワークの重要性が高まる中で、
JPNICは、コンピュータネットワークの円滑な利用のための研究及び方針策定などを通じ
て、ネットワークコミュニティの健全な発展を目指し、もって学術研究・教育及び科学技
術の振興、並びに情報通信及び産業の発展に寄与することを目的として、「社団法人日本
ネットワークインフォメーションセンター」を設立しようとするものであります。

                                                           平 成 9年 3月11日
                                                              設  立  者  一  同
            

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