2004/11/25総会
資料2-1
非営利正会員の会費金額取扱期間延長の件
標記につき、第19回総会(2003/3/7)にて承認され、2004年度まで暫定で導入
している非営利正会員の会費制度(会費年額30万円)を2005年度まで1年間延
長すること、及び、「入会金及び会費等に関する細則」を改定することを、下
記の通りお諮り致します。
記)
1.審議事項
- 2005年4月より、「入会金及び会費等に関する細則」に、下記の附則3を追加
することについて承認を求める。
附則3
1.この細則は、2005年4月1日から施行する。
2.この細則別表の定めにかかわらず、2001年3月31日現在の
会員のうち、理事会が非営利団体正会員と認める正会員
で、かつ、非営利団体協議会に参加する正会員の2005年
度分の会費年額は、300,000円とする。
(注)非営利団体協議会規程第3条2項に基づき、理事会は、当該
協議会に対し、「インターネットの健全な発展における
非営利組織の役割と今後の在り方」について諮問を行い、
2005年12月1日を期日として、答申を求める。
2.非営利正会員の会費制度のこれまでの経緯等
- 第12回総会(2001/2/19)にて、2001年3月31日現在の会員で理事会が非営利
正会員と認める正会員の2001年度、2002年度分の会費年額をそれぞれ
300,000円とすることが承認される。
非営利正会員の要件:非営利団体であること
ネットワークの運営が非営利目的であること
学術研究ネットワークであること(←JCRN認定)
- 第19回総会(2003/3/7)にて、会費年額を300,000円とする措置をさらに
2年間延長することが承認される。
- 2004年4月1日現在で、暫定措置が適用されているのは、17団体。
- 2004年7月~8月の間、事務局にて、非営利団体正会員に訪問聞取り調査を行う。
- 意見は、総じて、以下の通り。
*JPドメイン名登録管理業務を移管して、今後、JPNICは、ネットワーク
コミュニティの健全な発展を促す活動に注力していくと期待している。
*そのJPNICを今後も支援していきたい。
*また、インターネットの発展には、営利企業の視点だけでなく、非営利
団体の視点からの検討も為されるべきで、その発言の権利として、
JPNICの議決権を今後も有していたい。
*しかしながら、財政的に余裕のある団体は多くはない。
*JPNICと協調して活動していくことについては賛成である。
- なお、2001年4月から2004年9月までの間、任意団体・大学・公益法人・NPO・
地方自治体等の非営利組織のJPNIC正会員への入会はない。
3.「非営利団体協議会」の概要
- メンバー:当初は非営利正会員である17団体でスタートするが、将来は
活動の輪を広げていきたい。
- 発足時期:2004年下期(予定)
- 事務局 :各協議会メンバーとJPNICの持ち回り
- 目的 :ネットワークコミュニティの健全な発展に寄与する施策を、地域
と非営利の視点から検討実行する。
- 当面活動(案):インターネットウィークで、「インターネットの健全な発展
における非営利組織の役割と今後の在り方」について、
BoFを主催することから活動を開始する。
以上