メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

ロゴ:JPNIC

WHOIS 検索 サイト内検索 WHOISとは? JPNIC WHOIS Gateway
WHOIS検索 サイト内検索

ニュースレターNo.26/2004年3月発行

第8回ICANN報告会

開会の挨拶をされるIAjapan 高橋氏

2003年11月26日(水)、東京都千代田区の日本教育会館にて、JPNICと(財)インターネット協会の共催による第8回ICANN報告会が開催されました。今回の報告会では、2003年10月下旬のICANNカルタゴ会議に参加したメンバーを中心に総勢9名のスピーカーが報告を行い、ICANNを構成する各組織の動向が網羅された盛りだくさんな内容となりました。以下では、各報告内容を項目別にご紹介していきます。

ccTLD/ccNSO報告

(株)日本レジストリサービス(JPRS)の堀田博文氏が、ICANNカルタゴ会議に合わせて開催されたccTLD会合の報告を行いました。同会合では、ccNSO(国コードドメイン名支持組織)設立に関する議論が中心となったようですが、ccTLDメンバーの中には、依然としてccNSOへの参加に懸念を示す者が複数存在するため、ccNSOに対するICANNの拘束範囲等を明確化すべく、ICANN付属定款の変更案を作成することが合意されたとのことです。

gTLD/GNSO報告

gTLDに関しては、JPNIC理事の丸山直昌より、GNSO(分野別ドメイン名支持組織)の部会会合、GNSO評議会、一般討論会(Public Forum)における議論の内容と、最終日の理事会での決議内容が報告されました。理事会では、GNSO評議会の意向を反映させた形で、スポンサー付き新gTLD導入プロセスの継続や、評議会のメンバー構成に関する規定変更が決議されたということです。

また、今回初めてGNSOのISP部会に出席した(社)日本インターネットプロバイダー協会の立石聡明氏とダーシャン・ナドー氏からは、共通してWhoisに関する問題が非常に大きいと感じたとのコメントがありました。

RIRs報告

IPアドレス・コミュニティの動向として、JPNIC理事の前村昌紀よりNRO(Number Resource Organization)設立の話を中心とした報告がありました。NROは、2003年10月に4つのRIR(地域インターネットレジストリ)が合同で設立した組織で、ICANNやその他の団体(IETFなど)に対する窓口となるものであり、将来的にはICANNのASO(アドレス支持組織)が担っている機能を発展的に継承できるよう目指していくとのことです。

GAC報告

総務省 山田氏

カルタゴでのGAC(政府諮問委員会)会合の様子が、日本からメンバーとして参加した総務省の山田真貴子氏より報告されました。GAC内の分野別ワーキンググループの活動としては、Whois-WGが各国政府におけるWhoisデータベースの利用・関心についての調査を実施中であること、また山田氏が議長を務めるIPv6-WGでは、ルートサーバやccTLDネームサーバのIPv6対応状況等を関係機関と連携して調査する予定であることが挙げられました。GACではその他、「GACの提案によるccTLDの委任と管理のための原則」の見直しや、新レジストリサービス導入に関するICANNのポリシー策定プロセスのモニター、GACの将来の体制についての検討などが進められているということです。

ALAC報告

At-Largeに関しては、まずALAC(At-Large諮問委員会)メンバーであるJPNIC副理事長の松本敏文より、ICANNにおけるAt-Large構造の概要説明、およびカルタゴでのAt-Large会議報告が行われました。前回6月のICANNモントリオール会議ではあまり本格稼動していなかったALACが、ようやく活発な活動を開始し、理事会やGNSOへリエゾンを派遣して各種議論に参加しているようです。

続いて、同じくALACメンバーである(株)アジアネットワーク研究所代表の会津泉氏より、WSIS(世界情報社会サミット)におけるインターネットガバナンスについての議論を中心とした報告がありました。また、まだ進捗の遅いアジア地域でのAt-Large組織化に関して、まずは日本国内での議論を進める必要があるとの提言がなされました。

加藤前ICANN理事からの挨拶

先のカルタゴ会議でICANN理事の任期が満了となった加藤幹之氏より、これまでの活動を振り返っての挨拶がありました。ICANNに初めて関わった5年前のベルリン会議では、「ICANNは無法地帯だ」との第一印象を持ったそうですが、その後今日までICANNは非常に多くの成果を上げており、またボランティアとしての自身の活動についても、今回の理事退任を一つの通過点と捉えているといったお話がありました。最後に、「今後も一ボランティアの立場で、インターネットのインフラをどのように発展させていくかという問題について、みなさんと議論していきたい」との抱負が示されました。

(JPNIC ドメイン名事業部 入交尚子)

参照URL

第8回ICANN報告会資料
http://www.nic.ad.jp/ja/materials/icann-report/20031126-ICANN/

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

このフォームをご利用した場合、ご連絡先の記入がないと、 回答を差し上げられません。 回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。

ロゴ:JPNIC

Copyright© 1996-2020 Japan Network Information Center. All Rights Reserved.