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ニュースレターNo.46/2010年11月発行

今年も東京・秋葉原でいよいよ開幕!
Internet Week 2010
~巨人の肩から未来を見る~

2010年11月24日(水)から26日(金)までの3日間、Internet Week 2010を東京・秋葉原で開催します。今年は、IP Meeting 20周年という記念すべき年にもあたります。本稿では、今年のテーマ、プログラム内容などを交えながら、Internet Week 2010についてご紹介します。

Internet Week 2010 巨人の肩から未来を見る 2010.11.24Wed-11.26Fri@Akiba

開催に寄せて

~Internet Week 2010のテーマは「巨人の肩から未来を見る」~

Internet Weekは、JPNICが年1回開催する、インターネットに関するさまざまな話題を議論するカンファレンスを中心としたイベントです。

今から20年前の1990年、Internet Weekの原型であるIP Meeting(現在もInternet Weekのプレナリセッションとして名を残しています)の第1回が開催されました。1990年は、日本においては学術IPネットワークが次々と整備され始めた時期、米国ではNSFnetへの商用アクセス事業者の参入が本格化する年に当たります。インターネットが大きな可能性とともに語られ、その中で、IPネットワークの運営に関わる方々が、運営上の課題を共有するために、IP Meetingという形で集ったのだと思います。

今年2010年は、この第1回IP Meetingから、20年目に当たる記念すべき年です。Kbpsの単位であった回線は、今やGbps単位です。インターネットは、高価なコンピュータだけがつながり、一部の研究者だけが利用するものから、誰でも手に入れられるあらゆる端末がつながり、あらゆる人々が利用するものに成長しました。

Internet Weekでは、月日の流れに合わせてテーマをその時々に変えながらも、いつの時代もインターネットを動かし続けるために必要な情報交換が行われています。インターネットの利用者は、もはや空気のように当たり前のものとしてインターネットを捉え、個人の生活や企業活動にインターネットは欠かせません。それを動かし続ける責任は20年前とは比べ物にならないくらい重くなり、そして、それを動かし続ける技術は、数段難しいものになってきています。

今回、Internet Week 2010のテーマとして、「巨人の肩から未来を見る」というフレーズを採用しました。これは「巨人の肩に乗る小人」という、中世フランスの哲学者Bernard de Chartresが発した表現を基にしたものです。この表現はアイザック・ニュートンが引用したことでも有名で、自分を小人に、先人たちのこれまでの業績を巨人に例えています。つまり、先人たちのこれまでの業績の上に自分のものを積み上げることで、先人たちよりも少し遠くを見ることができる、未来や未知のものに対する見通しが良くなることを意味しています。

IP Meeting 20周年の節目にあたるInternet Week 2010は、この20年を含む今までの先人たちの業績を踏まえつつ、私達が今、まさに取り組んでいる課題を共有しながら、10年後、20年後のインターネットの姿に見通しをつけるような、意義深いものにしたいという想いを、このフレーズに託しました。また今年も、たくさんの皆様に会場にお越しいただき、巨人の肩に乗って未来を見ていただきたいと思います。Internet Week 2010に、ぜひともご期待ください。

今年は3日間、新しい会場での開催!

今年は、会期は3日間と短いですが、その分プログラム数を昨年よりさらに増やし、パワーアップしています。また、会場を富士ソフト アキバプラザ(東京・秋葉原)へと移し、1フロアで全セッションを行います。参加者の皆様の利便性向上、また交流の機会につながれば嬉しい限りです。

今年のプログラム内容

今年も、プログラムの企画検討を行うプログラム委員会では、「Internet Weekの参加者に響くテーマ/届けたいことは何か」という根源から出発し、何度も議論を重ね、「インターネットの最新技術動向」をさまざまな切り口で捉えた、多数のプログラムをご用意しました。主なテーマとしては、IPv6、仮想化技術、クラウド、セキュリティ、DNS、DNSSEC、トラフィックと運用、ブロッキング、認証基盤技術、安全なWebアプリケーション、インターネット&ライフスタイル、ソーシャルアプリケーション等を取り上げます。また、通常のセッションに加え、例年ご好評いただいている協賛企業によるランチ付き無料セミナーや、夕方からBoFも開催します。

また、今年は、IP Meeting 20周年を祝して、最終日11月26日夕方から「懇親会」も行います。ぜひ皆様足をお運びいただき、インターネットの過去・現在・未来について、大いに語り合っていただければと思います。

下記のように、今年も選りすぐりのプログラムをご用意しました。当日これらのプログラムに命を吹き込むのは、参加者の皆様です。今年も多くの皆様のお越しを、心よりお待ちしています。

表:Internet Week 2010 プログラム

Internet Week 2010 開催概要(2010年11月5日時点)

【会 期】
2010年11月24日(水)~11月26日(金)3日間
【会 場】
富士ソフト アキバプラザ
【U R L】
https://internetweek.jp/
【テーマ】
「巨人の肩から未来を見る」
【主 催】
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)
【企 画】
Internet Week 2010プログラム委員会
【協 賛】
NTTコミュニケーションズ株式会社
株式会社日本レジストリサービス
さくらインターネット株式会社
シスコシステムズ合同会社
インターネットマルチフィード株式会社
株式会社SRA
株式会社創夢
日本インターネットエクスチェンジ株式会社
株式会社ネットワークバリューコンポネンツ
【ネットワークスポンサー】
シスコシステムズ合同会社
富士ソフト株式会社
【後 援】
総務省/文部科学省/経済産業省
ICT教育推進協議会(ICTEPC)
IPv6普及・高度化推進協議会
財団法人インターネット協会(IAjapan)
仮想化インフラストラクチャ・オペレーターズグループ(VIOPS)
クライメート・セイバーズ コンピューティング・イニシアチブ(CSCI)
社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)
社団法人情報サービス産業協会(JISA)
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
地域間相互接続実験プロジェクト(RIBB)
NSSECジャパン(DNSSEC.jp)
社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)
特定非営利活動法人日本ウェブ協会(W2C)
日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP)
財団法人日本データ通信協会(Telecom-ISAC Japan)
一般社団法人日本電子認証協議会(JCAF)
日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG)
特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
日本UNIXユーザ会(jus)
WIDEプロジェクト(WIDE)

(インターネット推進部 前村昌紀/平井リサ)

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