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ニュースレターNo.49/2011年11月発行

Internet Week 2011 ~とびらの向こうに~開催!!

今年のInternet Week 2011は、東京・秋葉原の富士ソフトアキバプラザで開催します。2011年11月28日(月)と29日(火)の2日間が「Pre Internet Week」、11月30日(水)から12月2日(金)までの3日間がInternet Weekの本期間となります。また、会期中に四つの併設イベントも同時に開催され、盛りだくさんな内容です。今年のInternet Weekについてご紹介します。

ロゴ:IW2011

Internet Week 2011 の開催にあたって
~今年のテーマへの思い~

今年もInternet Weekのご案内ができることを喜ばしく思います。

2011年、私達は未曾有の大震災を体験しました。3月11日(金)の東日本大震災です。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被害を受けた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

この震災では、通信基盤としてのインターネットが注目を集めました。地震直後には電話が不通となる中、インターネットが、通信手段、情報収集手段として機能し、その後は、特にTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアが、さまざまな被災地支援に活用されました。また、電力供給の不安から、データセンターなどの基盤における節電にも注目が集まりました。

また私達の業界に目を転じると、インターネットは非常に大きな節目を迎えました。IPv4アドレス在庫枯渇です。2月3日(木)にIANAの中央在庫が、続いて4月15日(金)には、五つのRIRの中で初めてAPNICの在庫が枯渇し、在庫を共有するJPNICにおいても、通常のIPv4アドレス割り振りができなくなりました。

技術標準化以来30年余りにわたって、インターネットの黎明期から成熟期を支えてきたIPv4では、今後のインターネットの発展が賄えなくなりました。インターネット全体がIPv6に対して本格的な取り組みを求められ、本格的なIPv6インターネットアクセスが提供され始めました。

広々としたアドレス空間を持つIPv6インターネットは、単に不足する識別子を補うだけでなく、真の“Internet for Everyone”を実現し、さらに“Internet for Everything”を射程に入れ、まったく新しい価値をユーザーに提供するに違いありません。

インターネット基盤におけるもう一つの動きは、TLDレジストリにおける相次ぐDNSSECの導入です。IPアドレスを認証するRPKIを含め、今までは比較的単純な機構で取り扱われていた、経路制御におけるIPアドレスや、DNSにおけるドメイン名に対して、真正性を担保しようとする動きが本格化していると言えます。

さらにICANNにおいては、新gTLDプログラムが申請受付期間を明記した形で実装承認に至り、実施に向けた最終段階となりました。国際化ドメイン名を含む自由な文字列で新たなトップレベルドメイン名が新設できることとなり、今後のインターネットの風景を大きく変えていくかもしれません。

このように、インターネットが大きな転機を迎えた2011年のInternet Weekのテーマを、「とびらの向こうに」としました。今までのインターネットから、扉の向こうに広々と広がるこれからのインターネットに足を踏み出すには、上に挙げたようなさまざまな課題に取り組む必要があります。そのために開けなければならない扉は、軽いものではないかもしれませんが、インターネットの今の姿を理解することが、これからのインターネットへの扉を開ける鍵になるのではないか、今年のInternet Weekがその扉を開く一助となるように、という想いを込めました。

Internet Week 2011に数多くの皆さんが足を運ばれるよう、プログラム委員の皆さんと心を込めて準備してまいりました。ぜひともご期待ください。

表:Internet Week 2011プログラム

「Pre Internet Week」および併設イベントのご案内

主な「Pre Internet Week」および併設イベントについて、簡単にご紹介します。これらの参加費はすべて無料ですので、インターネットの基礎知識を得るために、ぜひご参加ください。なお時間割については、前ページの「Internet Week 2011プログラム」の表をご覧ください。

11月28日(月)/11月29日(火)
インターネット資源管理の基礎知識
(ドメイン名/DNS/IPアドレス)

普段、何気なく利用しているインターネットの仕組みや基本について知りたい方向けの無料チュートリアルです。「ドメイン名、IPアドレスというインターネット資源とは何だろう?」「それがどうインターネット上でつながっていくのだろう」「どうしてこのような状態で管理されるようになったのか」といった基礎的な内容を具体的に解説します。また、インターネットに関係する国際組織にはどういったものがあるか等についても解説します。このセッションは、Internet Week、JPNIC Open Policy Meeting、ICANN報告会に参加するための前提知識を得るためにも役に立ちます。

11月28日(月)
IPアドレス最新動向(初心者向け)

2011年4月に、アジアパシフィック地域のレジストリにおけるIPv4アドレス在庫は枯渇し、国内のインターネット環境も今後、 変わっていく可能性があります。アドレスの管理がどうなされているか、誰がどこで決めているのかを解説し、IPv4アドレス移転やIPv6アドレス管理ポリシー見直しなど、番号資源管理ルールに関する最新動向についてもお伝えします。

11月28日(月)
第21 回JPNICオープンポリシーミーティング
〈ポリシーワーキンググループ主催〉

JPNICオープンポリシーミーティングは、アドレスに関するポリシー(アドレス管理に関する方針・ルール)について、議論を重ね、日本での意見を集約する場です。その21回目のミーティングを、Internet Weekの併設イベントとして開催します。

11月29日(火)
ドメイン名最新動向(初心者向け)

「今後、企業で管理するドメイン名の数が増えるかもしれない」というような報道を目にされた方が多いのではないでしょうか?そうした報道も受け、商標問題などを気にされている企業のご担当者も多いはずです。企業のご担当者も知っておくべきドメイン名管理の最新動向を、gTLDを増やしてきた募集経緯を含め、解説します。

11月29日(火)
第32 回ICANN報告会
〈JPNIC/IAjapan主催〉

2011年10月23日~28日までの6日間、セネガル・ダカールにおいて開催された第42回ICANN会議の報告会です。同会議の概要をご報告するとともに、このところICANN内の議論で大きな割合を占めている、新gTLD関連の話題を引き続きご提供します。

11月29日(火)
Global IP Business Exchange 2011 Autumn
〈IPv6普及・高度化推進協議会主催〉

ASEAN、インド等のアジアにおける経済活動とインターネット普及が急伸しています。これらを背景とした旺盛なIPv4アドレス需要は、その世界在庫を2011年2月に枯渇させました。すでに、中国やインドでは、迅速にIPv6対応を進めており、これまでの日本の経験を超えて成長していきそうです。

一方、防災や医療福祉といった公共サービス、スマートグリッド、ファシリティマネジメント等のさまざまなサービスが、インターネットを基盤としたクラウドによって提供され始めました。また、2011年はNGNとISPとのIPv6接続開始、テレビのIP接続の本格化、スマートフォン等によるワイヤレスブロードバンドの急成長といったトピックが続々と出てきています。

新たな10年を迎えたインターネット産業にあらためて注目し、成長を続ける新ビジネス分野におけるIP活用シーンを厳選して取り上げ、ビジネス知識を得られる最適な場としてのセミナーや展示を凝縮させてお届けします。

Internet Week 2011概要(2011年11月14日時点)

【会期】
2011年11月30日(水)~12月2日(金)3日間
※2011年11月28日(月)~29日(火)は、「Pre Internet Week」としてIPアドレス、DNS、ドメイン名等に関する無料セッションを開催
【会場】
富士ソフト アキバプラザ(東京・秋葉原)
【URL】
https://internetweek.jp/
【主催】
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)
【企画】
Internet Week 2011プログラム委員会
【協賛】
NTT コミュニケーションズ株式会社
株式会社日本レジストリサービス
エクイニクス・ジャパン株式会社
株式会社SRA
さくらインターネット株式会社
日本インターネットエクスチェンジ株式会社
【ネットワークスポンサー】
シスコシステムズ合同会社
富士ソフト株式会社
【後援】
総務省/文部科学省/経済産業省 [申請中]
ICT 教育推進協議会(ICTEPC)
IPv6普及・高度化推進協議会(v6pc)
財団法人インターネット協会(IAjapan)
一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパン(OIDF-J)
仮想化インフラストラクチャ・オペレーターズグループ(VIOPS)
クライメート・セイバーズ コンピューティング・イニシアチブ(CSCI)
一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)
社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)
一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
DNSSECジャパン(DNSSEC.jp)
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)
日本DNS オペレーターズグループ(DNSOPS.JP)
財団法人日本データ通信協会(Telecom-ISAC Japan)
一般社団法人日本電子認証協議会(JCAF)
日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG)
特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
日本UNIX ユーザ会(jus)
WIDEプロジェクト(WIDE)

Internet Week 2011プログラム委員会メンバー(50音順)

秋山卓司(一般社団法人日本電子認証協議会(JCAF)/クロストラスト株式会社)
印南鉄也(日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG)/シスコシステムズ合同会社)
木村孝(社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA))
佐藤友治(財団法人インターネット協会(IAjapan)/株式会社ブロードバンドセキュリティ)
杉浦芳樹(日本シーサート協議会(NCA))
Scott Macdonald(IPv6普及・高度化推進協議会)
砂原秀樹(WIDEプロジェクト/慶應義塾大学)
関谷勇司(WIDEプロジェクト/東京大学)
中川あきら(日本ネットワークイネイブラー株式会社/ポリシーワーキンググループ)
波田野裕一(日本UNIXユーザ会(jus))
樋口貴章(財団法人インターネット協会(IAjapan)/株式会社オープンテクノロジーズ)
廣海緑里(財団法人インターネット協会(IAjapan)/株式会社インテック)
藤崎智宏(日本電信電話株式会社/慶應義塾大学大学院/ポリシーワーキンググループ)
法林浩之(日本UNIXユーザ会(jus))
細木正司(仮想化インフラストラクチャ・オペレーターズグループ(VIOPS))
松下和弘(日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG))
満永拓邦(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC))
山賀正人(日本シーサート協議会(NCA))
山田幸志(日本UNIXユーザ会(jus))
米谷嘉朗(株式会社日本レジストリサービス(JPRS))

上記20名およびJPNIC職員(岡田雅之、奥谷泉、川端宏生、木村泰司、小山祐司、
坂口康子、澁谷晃、関根佳直、根津智子、前村昌紀、山崎信)で構成。

写真:2010年のInternet Weekにおけるセッションの様子
2010年のInternet Weekにおけるセッションの様子

(JPNIC インターネット推進部 前村昌紀/ 根津智子)

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