メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

ロゴ:JPNIC

WHOIS 検索 サイト内検索 WHOISとは? JPNIC WHOIS Gateway
WHOIS検索 サイト内検索

ニュースレターNo.65/2017年3月発行

『Internet Week 2016 〜見抜く力を!〜』開催報告

2016年11月29日(火)から12月2日(金)まで、Internet Week 2016を開催しました。今回は久しぶりに会場を変更して秋葉原を離れ、東京・浅草橋のヒューリックホール&ヒューリックカンファレンスにて行いました。

総プログラム数は31、最終的な参加者数は約2,400名(延べ人数、同時開催イベントの参加者を含む)でした。毎年Internet Weekにご注目いただいている方の中には気づかれる方もいらっしゃるかもしれませんが、プログラム数・参加者数とも数字の上では例年より若干減少しているように見えます。これは後で触れますように、一部のプログラム形態を変更した(1日セッションを増やした)ことによるもので、ユニークな参加者数で言いますと、例年と同程度の方々にご来場いただくことができました。

写真:Internet Week 2016 バナー

今年のテーマ:見抜く力を!

Internet Weekでは、毎年テーマを設定しています。2016は「見抜く力を!」でした。詳細は高田寛実行委員長の挨拶をご覧いただきたいのですが、インターネットを取り巻くさまざまな課題の本質を見抜く力を、講演者と参加者で共に養っていこう、という想いが込められています。

最終的にこのフレーズに決まったのは7月頃でしたが、そのコンセプトは既に春先からありました。毎年4月、その年度に開催するInternet Weekに向け、まずは実行委員会が召集されます。そこでコンセプトやプログラム企画の進め方の検討が始まります。Internet Weekのプログラム内容が多岐にわたるように、それに携わる実行委員・プログラム委員の専門分野もさまざまです。そのような中でも、今年参加者に持ち帰っていただきたいものは何かを考えたとき、本当に大切なものは何かをいま一度よく考えて、見極めていく力なのではないかという点で、全員が一致しました。後日開催したプログラム委員会でも、このコンセプトに深くうなずく委員が多数見られました。

プログラム委員会での検討を経て完成した今年のプログラムは、ハンズオンを取り入れたものを筆頭に、会場からのコメント・質問を積極的に受け付けるなど、自ら考えたり、手を動かしたりするプログラムが、例年よりも多かったのではないでしょうか。

20回目のInternet Week 変更点 その1:7年ぶりに新会場へ

今年は二つの新しいことにチャレンジしました。

一つ目は会場の変更です。1997年に前身の「IP Meeting」から名を変えて始まったInternet Weekは、初期の頃は横浜を中心に、関西地区で開催したこともありました。その後、2007年に会場を東京に移してからは、秋葉原での開催が続いていましたが、今年はそこからJR総武線で1駅の浅草橋駅近くの会場を使用しました。

新会場の一番の魅力は、広いホワイエ、会場2Fのホール前にある約300平方メートルのスペースです。ここは主に協賛企業様のご協力により、ブース出展、ドリンクサービス等で盛り上げていただきました。コーヒーを飲みながら、参加者間の交流を深めたり、協賛企業様・後援団体様が提供する資料を集めたりと、有意義な休憩時間が過ごせたようでしたら幸いです。午後には、会場ネットワークの設計/構築/運用を担当したNOCチームが、「IPv6で遊ぼう」と題し、会場ネットワークとしても利用されていた、NAT64を利用したIPv6 onlyの実験ネットワークに関する情報共有を行った日もありました。

写真: 「IPv6で遊ぼう」の様子
● NOCチームによる「IPv6で遊ぼう」には多くの参加者に興味を持っていただけました

20回目のInternet Week 変更点 その2:1日プログラムと4日通し券

今年のもう一つの大きな変更点は、1日プログラムを毎日開催したことです。

最終日に1日セッションの「IP Meeting」、それより前の日に2.5時間のセッションが1日に複数行われるのが、最近のInternet Weekのプログラム構成でした。今年は最も大きな会場(2Fホール)で開催するセッションを、すべて1日プログラムとしました。内容は考慮せず形態だけで見ますと、初日から最終日まで会期中は毎日IP Meetingがあるようなイメージです。

この変更に先立ち、2015年の春、前年のInternet Week 2014にご参加いただいた方々とJPNIC会員の皆様を対象にアンケートを実施しました。恒例の「今年のInternet Weekで取り上げてほしいトピック」に加え、Internet Weekの参加費についてお伺いしました。

これまでのようにセッションごとに参加費を支払う形式と、定額の参加費でどのセッションも参加できる形式のどちらがいいかを確認したところ、結果はほぼ半々、強いて言えば前者を支持する方が若干多いといったところでした。

前者を支持する方の主なご意見は、

  • 参加費について所属組織に説明しやすい
  • 本当にその問題に関心のある意識の高い参加者が集まる
  • 参加セッションが少ない人にとっては割高になるのでは

また、後者を支持する方の主なご意見は、

  • 空き時間にこれまで参加してこなかったようなセッションにも参加する機会が増え、興味・関心の幅が広がるのでは
  • 直前に予定が変わることが多いため、幅を持たせて参加セッションが登録できるとうれしい

ということでした。数的にも内容的にも一方に決め難かったため、どちらのエッセンスも半分ずつ取り入れたのが、今年のプログラム形態です。従来のセッションごとに参加費を設定するプログラム(2.5時間/5時間プログラム)は3分の2程度残し、専門的で対象者を絞ったセッションを中心に割り当てました。また、前述のように1日プログラムを導入しました。ここには、事前アンケート結果やこれまでの参加者数を考慮し、参加者の多くが聴きたいであろう、あるいは聴いてほしいテーマを割り当てました。また1日プログラムを対象に4日通し料金を設定し、加えて1日プログラムに二つ以上申し込むと、お得な料金で参加できるようにしました。

Internet Week プログラム委員長の交代

今年はもう一つ、内部的には大きな出来事がありました。プログラム委員長の交代です。これまではJPNICの前村昌紀が務めていましたが、今年は中津留勇さん(SecureWorks Japan株式会社)に委員長を、中島智広さん(日本DNSオペレーターズグループ/NRIセキュアテクノロジーズ株式会社)に副委員長をそれぞれお願いしました。委員の中では若手にあたるお二人が、委員間の連絡ツールとしてSlackを取り入れ、委員間のコミュニケーションをより活性化させるなど、今年のプログラム委員会には、新しい風が吹いたように思います。

最後に

Internet Week 2016の講演資料、参加者アンケート結果、BoF開催報告書などは、公式Webサイトにて公開しています。会期中の様子はSNSでも発信していましたので、興味のある方はご覧ください。

今年のInternet Weekは、会場の変更、1日プログラムの導入と久しぶりに大きな変更をした年でした。試行錯誤な面もあり、ご不便をおかけしたこともあったかもしれませんが、今年のInternet Weekを少しでも楽しんでいただけたのなら、また少しでもお役に立てたのなら、喜ばしい限りです。アンケートの結果や開催にご尽力いただいた関係者のコメント等も踏まえながら、来年に生かしていきたいと思います。

最後になりましたが、ご講演者の皆様、ご協賛の皆様、プログラム委員をはじめとした協力団体の皆様など、開催にご協力いただいたすべての方々に感謝いたします。

Internet Week 2017は、2017年11月27日(月)の週に開催予定です。ぜひ今から、ご予定に組み入れていただけますと幸いです。次回も多数の方のご参加をお待ちしています。

(JPNICインターネット推進部 坂口康子)

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

このフォームをご利用した場合、ご連絡先の記入がないと、 回答を差し上げられません。 回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。

ロゴ:JPNIC

Copyright© 1996-2020 Japan Network Information Center. All Rights Reserved.