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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です
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2009年10月23日

各位

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

ICANN事務総長による「IPv4アドレスの割り振り、2010年10月終了」
との発言に関して

 ICANN*1の事務総長であるRod Beckstrom氏が、 2009年10月22日、東京にて記者団に対し、 「IPv4アドレスの新規の割り振りは、2010年10月に終了する」 旨の発言を行ったと、一部メディアに報道されております。

 しかしながら、 多くの関係者が行っている現在の予測*2では、 IANA*3から地域インターネットレジストリ (RIR)*4への、 IPv4アドレスの最終割り振りは2011年後半と予測*5されており、 各RIRを含め、世界的にもその予測に基づき対応を進めております。

「2010年10月」という現在の予測と異なる、 同氏の発言の裏付けとなるような新しい情報は現時点では得られておらず、 IPアドレスを管理するインターネットレジストリの中で大きく方針転換された事実もありません。

 当センターでは、日本におけるIPアドレスの管理組織として、 IPv4アドレスの在庫枯渇問題について、2006年の早い時期から取り組み、 この問題への対応策に関する普及啓発を、 「IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース」*6とも連携し、 関係者とともに進めております。

 IPv4アドレスの在庫枯渇等に関する情報については、 JPNICの「IPv4アドレスの在庫枯渇に関して」*7のページならびに IPv4アドレス枯渇対応タスクフォースのページもご参照ください。

2009年10月26日追記:
Rod Beckstrom氏は日本時間で2009年10月25日、 Twitter上で、 “IANA consensus is that potaroo's late 2011 IPv4 depletion is best estimate: My Oct 2010 2 pessimistic” と上記を訂正する発言をしているようです。


*1 ICANN<アイキャン>
(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)
ドメイン名、IPアドレスなどのインターネット資源を、 民間主導で世界的に管理・調整する米国の非営利法人。 http://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/icann.html
*2 IPv4アドレス在庫の枯渇予想
(APNICチーフサイエンティスト Geoff Huston氏の予測)
http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/#graph
*3 IANA<アイアナ>
(Internet Assigned Numbers Authority)
ドメイン名、IPアドレス、プロトコル番号など、 インターネット資源のグローバルな管理を行っていたプロジェクトグループです。 2000年2月には、ICANN、南カリフォルニア大学、 およびアメリカ政府の三者合意により、 IANAが行っていた各種資源のグローバルな管理の役割は、 ICANNに引き継がれました。 現在IANAは、ICANNにおける資源管理、 調整機能の名称として使われています。
http://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/iana.html
*4 地域インターネットレジストリ
(RIR:Regional Internet Registry)
特定地域内のIPアドレスの割り当て業務を行うレジストリです。 現在、APNIC、ARIN、RIPE NCC、LACNIC、AfriNICの五つがあり、 JPNICのIPアドレスの割り当て業務は、APNICの配下で行っています。
http://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/rir.html
*5 なお、実際に事業者にIPv4アドレスが行き渡らなくなるのは、RIRの在庫が枯渇する、2012年半ば以降と予想されています。

*6 http://kokatsu.jp/

*7 http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/

以上

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