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各位

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

本日付でJPNIC前村昌紀が、ICANN理事に就任

2016年11月3日からインド・ハイデラバードにて第57回ICANN会議が開催されていますが、 本日11月8日の理事会で、 当センターの前村昌紀がICANN理事に就任いたしました。 この理事就任は、 2016年6月21日付アナウンス*1の通り、 ICANN理事会におけるアドレス支持組織(ASO)*2選出の理事として、 ASOのアドレス評議会(AC)による指名*3を受けてのものです。 前村は、11月9日まで開催される本ハイデラバード会議終了直後から3年間、 2019年の年次総会までICANN理事を務めることになります。

前村昌紀からのICANN理事就任にあたってのコメント

2016年6月に選任が決まってから約4ヶ月が経ちましたが、 ようやく任期開始を迎え、 これから3年間ICANNの理事を務めてまいります。

ICANNは、RIRsやIETFに比べて、 圧倒的にマルチステークホルダーによる組織です。 さまざまな、時に相反する考え方のステークホルダーを抱えるコミュニティに対して示す理事会の判断は、 時に極めて難しいこともあり得ます。 グローバルな公益とは何かという、 ICANN設立以来一貫した問いかけも存在します。 これらは、 ICANNが安定的な運営とサービス提供を行えるようになっている今日でも、 いまだ実験的な取り組みと言えるのではないかと思うほどです。

JPNICからもお伝えしてきた通り、2016年10月1日、 インターネットの黎明から一貫して米国が担ってきたIANAに対する監督権限が、 グローバルなインターネットコミュニティに移管されました。 2014年以来2年半にわたって検討して準備をしてきた、 純粋にコミュニティがリードする新たなインターネットの運営体制が、 ちょうど始まったところです。 その要所を占めるICANNでは、IANA部局を子会社化するとともに、 IANA監督権限移管に最低限必要とされた、 新たな説明責任機構が施行されたばかりです。 このような時代の転換点で、 要所の運営に関与することにわくわくするとともに、 責任の重大さを感じずには入られません。

実は、 6月に選任が決まった直後に理事会議長であるSteve Crocker氏から連絡があり、 6月最終週に開催されたICANNヘルシンキ会議の理事会活動に招待されました。 ヘルシンキ会議の場で必要な手続きを整えて、 議決権をはじめとする権能は持たないまま、 いわば「見習い」として、今まで理事会の活動に参加してきました。 ヘルシンキ会議とハイデラバード会議の間には、 9月にブリュッセルで開催された理事会合宿会合もありました。 これらの会合以外にも、 メーリングリストなどでのやり取りも日常的に行っています。

また、理事会の定員は20名ですが、 このたび私と同時に理事に就任する5名を加え、 メンバーは一時的に25名となっています。 この25人は、黎明期からインターネットに関わっている技術者、 ICANNのそれぞれの事業分野に精通した専門家、 組織経営に長年の経験を持つエグゼクティブなど、 それぞれに非常に高い専門性を持つ人々が集まっており、なおかつ、 礼儀を踏まえながら、 実に闊達な手加減のない議論が繰り広げられます。 従って、新参者として学ばなければならないことがたくさんあることのプレッシャーよりも、 刺激と充実感の方が勝るという感じがしています。

これからの任期3年間、責任を全うするとともに、 ICANNがもっとよくなることに、少しでも貢献できるよう、 全力で取り組んでまいります。 同時に、この務めを通じて知ったことは(守秘義務を負う部分は話せませんが)、 できるだけ皆さまと共有していくとともに、 皆さまからのご意見もぜひともたくさん伺ってまいりたいと思います。

これからも、皆さまからのご指導ご鞭撻とご高配のほど、 よろしくお願いいたします。

このような活動を通じて、 JPNICは今後もより一層国内外のインターネットコミュニティへ貢献してまいります。


以上

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