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報道関係各位

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

JPNIC奥谷泉が日本女性として初めて
アジア太平洋地域におけるIPアドレス管理組織の理事に就任

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(東京都千代田区、 理事長 後藤滋樹、 以下「JPNIC」)の職員である奥谷泉(インターネット推進部/IP事業部)が、 2017年3月2日付けでAPNIC (Asia Pacific Network Information Centre)の理事(Executive Council、以下「EC」*1)に、 日本人女性として初めて就任いたしました。 任期は2017年3月2日から2019年3月までとなります。

APNICは、世界に五つある地域レジストリの一つとして、 日本を含むアジア太平洋地域における56の経済圏のIPアドレスの割り当て・管理業務を行っており、 IPアドレスの分配を受けている会員により構成される組織です。 JPNICは、APNICの配下で、 日本のIPアドレスの割り当て・管理業務を行っています。

APNIC理事会は、 会員により選出されたEC 7名およびAPNIC事務局長の8名で構成されます。 会員により選出されたECの任期は2年で、奇数年に4名、偶数年に3名が、 毎年2月下旬から3月上旬にかけて開催されるAPNICカンファレンスでの会員総会(The Annual General Meeting (AGM))での選挙により選出されます。 奥谷は、 2017年2月27日~3月2日にベトナム・ホーチミンシティで開催されたAPNIC 43カンファレンスでの選挙(会員により選出されたEC 7名のうち4名の改選)において、 16名の立候補者のうち現職3名に続く4位の得票で当選いたしました。

APNIC ECは、会員の代表として、APNICの予算の承認や、 IPアドレス管理のルール(ポリシー)の受諾などのAPNIC事務局の運営管理と、 法人としてのAPNICの経営責任という重役を担います。

奥谷は、IPアドレスをはじめとしたインターネットの資源管理を軸に、 国内外のインターネットコミュニティにおいて国際調整に15年以上携わっております。 昨今では米国政府からのIANA機能監督権限移管に向けた番号資源提案をとりまとめたCRISPチームのチェアを務め、 2016年11月にICANNリーダーシップ賞を受ける*2など、 その活躍は世界で評価されています。 APNIC EC就任にあたっての奥谷からのコメントは、次の通りです。

奥谷泉からのAPNIC EC就任にあたってのコメント

この度のAPNIC理事選挙は4席に対して、 16名の候補者が名乗りを上げた非常に厳しい選挙でしたが、 国内外の多くの皆さまの協力のおかげで当選することができました。

当選という結果だけではなく、 現地そしてリモートで多くの方々のサポート、 仲間達との協力を実感することができた点がなによりも喜ばしく、 心強かった選挙でした。 特に国内のAPNIC会員の皆さまに多大なるお力添えをいただきまして、 心から感謝申し上げます。

今後は、

  • APNICと多くの共通分野を持つJPNICにおける活動、 および資源管理を軸とした国内外のインターネットコミュニティでの国際調整に15年以上携わってきた経験
  • ICANN、ISOC等での活動を通し、 外からAPNICコミュニティを見ている経験

の二つの視点を活かし、 APNICにおける円滑な資源管理サービス・その他活動の向上につなげ、 アジア太平洋地域地域全体、 そして国内のAPNIC会員の皆さまにとって、 よりよいAPNICとなるよう、貢献して参ります。

このような活動を通じて、 JPNICは今後もより一層国内外のインターネットコミュニティへ貢献して参ります。

*1 APNIC ECとは
https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/apnic-ec.html
*2 【速報】JPNIC奥谷泉が2016年ICANNリーダーシップ賞を受賞
https://blog.nic.ad.jp/blog/2016-icann-leadership-award/

本件に関するお問い合わせ窓口

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター 広報担当
E-mail: press@nic.ad.jp TEL: 03-5297-2311

APNICとは

APNIC (Asia Pacific Network Information Centre;略称は<エーピーニック>と読みます)は、 世界に五つある地域レジストリの一つとして、 アジア太平洋地域のIPアドレスの割り当て・管理業務を行うことを目的として、 1993年1月に設立されました。 事務所はオーストラリアのブリスベーン郊外に置かれています。

APNICトップページ
https://www.apnic.net/

APNIC理事会メンバー(2017年3月2日時点、カッコ内は出身国・地域)

会員により選出されたEC

  • Gaurab Raj Upadhaya(ネパール)
  • 奥谷泉(日本)
  • Jessica Shen(中国)
  • Kam Sze Yeung(香港)
  • Kenny Huang(台湾)
  • Rajesh Chharia(インド)
  • Roopinder Singh Perhar(インド)

APNIC事務局長

  • Paul Wilson(オーストラリア)

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンターについて

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(略称:JPNIC<ジェーピーニック>、理事長:早稲田大学教授 後藤滋樹、 https://www.nic.ad.jp/)は、 インターネットの運営に不可欠なIPアドレスの日本国内における登録管理業務を行う機関です。 併せて、JPNICは、 インターネットに関する教育・普及啓発活動や各種調査研究活動、 インターネットの国際的な広がりに対応するための国際的な調整業務を行っています。

JPNICは、 任意団体としてインターネットの急速な普及を底辺から支える活動を4年間継続して行ったのち、 1997年、科学技術庁(現文部科学省)、文部省(現文部科学省)、 通商産業省(現経済産業省)、 郵政省(現総務省)の共管による社団法人となり、 2013年4月からは一般社団法人として活動しています。

以上

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