ネームサーバ管理者の皆様へ
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
BIND 9における脆弱性について(2025年10月)
2025年10月22日(現地時間)、 BIND 9に存在する複数の脆弱性の情報がISC (Internet Systems Consortium)から公開されました。
ISCは、3件の脆弱性の深刻度を高(High)と評価しています。
アナウンスの原文へのリンクを以下に掲載します。 管理者の皆様におかれましては、 ネームサーバソフトウェアのご確認など適切な処置をお願いいたします。
- CVE-2025-8677: Resource exhaustion via malformed DNSKEY handling
- https://kb.isc.org/docs/cve-2025-8677
- CVE-2025-40778: Cache poisoning attacks with unsolicited RRs
- https://kb.isc.org/docs/cve-2025-40778
- CVE-2025-40780: Cache poisoning due to weak PRNG
- https://kb.isc.org/docs/cve-2025-40780
修正されたバージョンとダウンロードページ
9.18.41
9.20.15
9.21.14
参考情報
JPRS
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(緊急)BIND 9.xの脆弱性(過剰なCPU負荷の誘発)について(CVE-2025-8677)
- バージョンアップを強く推奨 - - https://jprs.jp/tech/security/2025-10-23-bind9-vuln-dnskey.html
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(緊急)BIND 9.xの脆弱性(DNSキャッシュポイズニングの危険性)について
(CVE-2025-40778)- バージョンアップを強く推奨 - - https://jprs.jp/tech/security/2025-10-23-bind9-vuln-cachepoisoning.html
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緊急)BIND 9.xの脆弱性(DNSキャッシュポイズニングの成功確率向上)について
(CVE-2025-40780) - バージョンアップを強く推奨 - - https://jprs.jp/tech/security/2025-10-23-bind9-vuln-weakprng.html
以上

