各位
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
JPNICがTrusted Notifier Network (TNN)に支持組織(Supporting Organisation)として参加
JPNICは、2026年9月10日(木)、香港の非営利法人、 Trusted Notifier Network (TNN)社との間で覚書(MoU)を締結し、 同社の活動にSupporting Organisation (支持組織)として参加することになりましたのでお知らせします。
TNNは、インターネット上の不正行為が認識され、 対応される仕組みに存在する構造的な課題の解決を使命としています。 TNNは、認定を受けたTrusted Notifier(信頼された告知者)とInternet Intermediary(情報媒介事業者)との連携を促進するにあたり、 責任の連鎖を明確にするとともに、Internet Intermediaryに通知が届く前に、 すべての通知が被害者による確認を受け、 その通知に対する責任の裏付けが確保されることを求めています。 これらの仕組みにより、 インターネット上の不正行為への対処において、 通知から対応までを通じた責任の所在を明確にすることをめざしています。
TNNにおける支持組織は、 TNNの使命と活動を支持・支援する役割を担います。 支持組織は、信頼された告知者や情報媒介事業者とは異なり、 不正行為に関する通知を行ったり、 その通知に基づく対応を行ったりする立場ではありません。 その役割は運用ではなく政策面にあり、政策対話、意見交換、 普及啓発、能力構築などを通じてTNNの活動を支援します。 従って、JPNICが支持組織となることによって、 個別案件への対応などの運用上の責任や、 TNNとの技術的なシステム連携を担うものではありません。
JPNICはこれまでも、安全で安定し、 信頼できるインターネットを維持するためには、 技術的な取り組みに加えて、 さまざまな関係者がそれぞれの役割に応じて連携することが重要であると考えてきました。 JPNICは、TNNが信頼された告知者と情報媒介事業者のための信頼できる枠組みを発展させるとともに、 マルチステークホルダー・アプローチを通じて、 その運用や方針をさらに発展させていくことに期待しています。
JPNICは支持組織として、TNNにおける政策対話や意見交換への参加、 日本および地域の技術コミュニティへの普及啓発、 適切な場合における能力構築活動への協力、 技術管理の観点からの意見提供などを通じて、 その活動を支援していきます。 また、TNNを通じて、 アジア太平洋地域をはじめとする国内外の関係者との情報共有と連携を、 一層深めていくことを期待しています。
JPNICはこの協力を通じて、インターネット上の不正行為に対する、 効果的かつ責任ある対処のあり方の発展に引き続き貢献してまいります。
以上

