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Joint Statement On WSIS+10
翻訳文

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新2015年12月10日

この文書は2015年11月13日に公開された
https://www.openwsis2015.org/joint-statement-on-wsis10/
を翻訳したものです。
JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、 その品質に責任を負いません。

WSIS+10に関する共同声明

ブラジル・ジョアンペソアで開催された第10回インターネットガバナンスフォーラムに集まった以下の団体の代表者は、 その他の世界各地の団体や個人とともに、 世界情報社会サミット10周年レビュープロセス(WSIS+10)の最終段階の調整作業に対して、 以下の3点のキーメッセージを示します。

これらの団体や個人は共同で、 IGFが今後もその重要な役割を担い、また、 国連の「持続可能な開発目標(Sustainablew Development Goals, SDGs)」が成功裏に実施されるための共同作業を続けるために、 IGFの活動年限の延長の支持を明確に示します。 これらの団体は、WSIS成果文書の他の要素や、 各自のコミュニティにおいて同様に重要な関連プロセスにも、 必要に応じて個別具体的な意見表明を続けます。

  1. IGFは、コミュニティの多様性による恩恵を活かして、 自由でオープンな環境で対等の立場から、 課題や方策の特定に向けて協働する、主要な場となっています。 国レベル、地域レベルのIGF活動の急速な拡散は、 IGFの重要性の証しであり、グローバルな課題に対して、 各自のコミュニティに根ざし、 包含的かつボトムアップで取り組む好例となっています。 加えて、IGFに対する改善提案実施に向けた更なる取り組みこそが、 IGFコミュニティが複雑な問題や今後の課題に対処し続ける能力の根源と言えます。
  2. インターネットの黎明から協調的に育て上げられてきたマルチステークホルダーアプローチは、 WSISが設定した目標を達成する上で不可欠です。 持続可能な開発、人権の更なる保護、良きガバナンスのために、 インターネットは最重要な手段の一つです。 IGFコミュニティは、インターネットを発展させてきた性質である、 協働、オープン性、透明性、 包含性の原則を堅持しなければなりません。
  3. インターネットへのアクセスを持たない人々にアクセスを提供していくことをはじめとして、 まだまだやるべきことはたくさんあります。 オープンで包含的なインターネットへのアクセスは、 現時点での中心課題であり、21世紀の人々を力づけ、 言論の自由を確保する根本的な手段です。 新たに採択されたSDGsは、インターネットとICTを、 経済社会的成長の実現に不可欠なものと位置づけています。 WSISのアクションラインとSDGsの類似性は、 持続可能な開発に関する2030年アジェンダを推進する上で、 ICTとインターネットの役割が不可欠であることの現れです。 SDGsを達成するため、また、 セキュアで信頼できるインターネットを担保するためには、 オープンで包含的、 かつ真のマルチステークホルダープロセスを通じて今後のインターネットが形作られていくことが、 極めて重要です。

以上

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