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Recommendations for the Evolution and Reform of ICANN
翻訳文

(社)日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新 2002年8月7日

この文書は2002年5月31日に公開された
http://www.icann.org/committees/evol-reform/recommendations-31may02.htm
を翻訳したものです。
JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、その品質に責任を負いません。


ICANNの発展と改革に関する委員会

ICANNの発展と改革のための勧告

  1. ICANNの使命
  2. 理事会の構成
  3. 理事選出のプロセス
  4. 指名委員会の構成と責務
  5. ポリシー策定の構造
  6. ポリシー策定プロセス
  7. 一般からの監視および参加のメカニズム
  8. 資金確保
  9. ICANNへの政府の参加
  10. 外部リソースの活用
  11. ICANNの内部構造
  12. 移行

ここをクリックしてこれらの勧告についてのコメントを提出してください。
コメントは2002年6月24-28日開催のブカレスト会議までにできるだけ早めにお願いします。

2002年2月24日にStuart Lynn氏が「ICANN事務総長からの報告:ICANN - 改革に向けての状況」を発表して以来、その中で提起されている問題についてICANNコミュニティー内で非常に生産的な議論が行われています。ICANNは複雑なアイデアを具現化したものであり、非政府組織において、きわめて重要なグローバルなリソースの安定性および相互運用性を維持しながら、核となる価値を保護する形で広範で多様な利害のバランスを取ろうとするものです。設立から3年が経過し、その間実質的な成果もありましたが、無駄になってしまったもの、出だしでつまずいたものもあり、また成長の痛みを伴うものでした。グローバルなリソースの運用を中心とする限定された問題をグローバルに議論し、意思決定を行うための公開討論の場としてのICANNの功績は非常に重要です。しかしまた当委員会がLynn氏の意見に同意しているところは、今後より困難な課題に直面した時に成功するためには、ICANNはより実効的な組織へと進化しなければならないということです。

当委員会の任務はLynn氏の報告書に関するコミュニティーの意見やアドバイスを受け付け、報告書に含まれる提案をコミュニティーの反応およびその他提出された提案とともに検討することです。当委員会では、提出された広範な資料を念入りに検討し、さらに加えてICANNコミュニティーの他のメンバーと個別に話し合う機会を多数設けました。理事会のメンバーおよびその他の多くの人々から、インターネットに関係して重要な役割を果たしている多くの人々の意見がもたらされました。

当委員会は理事会の他のメンバーとの間で行なわれた二日間の会合を利用して、問題をさらに議論・検討し、また、多くの問題に関する理事個人の意見を見極める機会を持つことができました。6月後半のブカレスト会議の前にコミュニティー全体が勧告を見直し、検討する時間を十分とることができるように、ICANN改革をどのように実施すべきかに関する当委員会の現在の見解をまとめた本文書を公表しました。本文書には当委員会がブカレスト会議の前までにできるだけ早く、コミュニティーからのさらなる意見を求めている具体的な問題が含まれています。これらの勧告は当委員会のものであり、理事会のものではないことを強調しておきます。当委員会の見解は、他の理事会メンバーだけでなくその他の多くの方々との議論を通じて得た情報に基づくものですが、この勧告書は当委員会のメンバーにのみ帰属します。

今からブカレスト会議までの期間、および当会議では、この勧告書の価値について相当な議論が行われるでしょう。当委員会はブカレスト会議において、それまでに繰り広げられる議論に対応する予定ですので、すべての関係者に以下の勧告の具体的な問題に対する各自の意見を会議前にできるだけ早急にお知らせいただきたいと思います。ご意見はreform-comments@icann.org 宛てに電子メールでお送りください。寄せられたご意見は検討、テーマ別に分類、インデックスに掲載され、ICANNの発展と改革に関するコメントを募集するウェブサイトに掲載されます。これにより、ブカレストにおける議論はできるだけ多くの情報に基づいたものとなり、理事会もICANN改革の大枠について最終決定を行うための十分な準備ができるでしょう。

当委員会が強く勧告する点は、理事会はブカレストにおいて、ICANNの発展のための広範なアウトラインを定め、また、コミュニティーが改革を実行する際の詳細部分に集中できるような改革案を採択するように行動すべきであるということです。

I. ICANNの使命

ICANNは「thick」であるべきか「thin」であるべきかについては多くの議論があります。あらゆる人が、自己の利害にかかわる特定の機能が含まれる限り、「thin」であるICANNを望んでいるようです。当委員会はこのような語彙が有益であるとは考えていません。もちろん、ICANNは自己の使命にふさわしくない活動に従事すべきではありません。しかし、この議論を進める唯一の方法はスローガンではなく細部に集中することです。

当委員会の「ICANNの使命および核となる価値に関する研究報告書」は、ICANNの具体的な目的およびそれらの目的を遂行する上で適用される価値を適切かつ有益に説明していると思います。編集上の瑣末な点に関する提案が行われたことはすでに述べたとおりですが、この中で表明した意見に対し重大な反対は見受けられていません。さらに、この研究報告書は、改革関連の他の文書で扱っている問題に対し強硬に反対している人々からさえも強い支持を受けています。

ここで指摘しておくべきことは、研究報告書の詳細については異論も存在しないわけではないものの、使命および核となる価値に関する議論の意味合いを探っている部分に対する明確な支持が存在するということです。ICANNを取り巻くコミュニティーの大部分が、核となる運用業務にICANNが注力することに対し特別な関心を示しているにもかかわらず、それらのグループや個人は、これらの核となる業務を実施する上で行なわれなければならない広範なポリシー策定の意味合いについて正しく認識していることは明白です。

したがって、当委員会はブカレスト会議において「ICANNの使命および核となる価値に関する研究報告書」の内容を理事会が採択するよう勧告します。

Q1. コメント募集:
「ICANNの使命および核となる価値に関する研究報告書」に記載される
具体的な文言を改善するための編集に関する提案を募集します。

II.理事会の構成

当委員会の見解としては、理事会はICANNのポリシー策定プロセスを管理する責任を負わなければなりません。ポリシー策定組織が作成する勧告に理事会がどの程度従うべきかは、それらの勧告が証明する範囲によるべきです。証明の範囲とは、それらの策定組織があらゆる重要な選択肢およびそれが含む意味を徹底的に合理的に検討し、さらに、到達したコンセンサスおよびコンセンサスの提案に対する異論の程度および重要性を説明できるような効果的なコンセンサス形成プロセスを取っているかどうかということです。これが言おうとするところは、理事会は非常に優れた資質を持つメンバーにより構成されなければならず、それらの人々は能力、気質に優れ、こうした意思決定を効果的に行うという責任を理解している必要があるというです。 必ずしも理事会のメンバー全員が技術的に熟練している必要はありませんが、しかし組織としての理事会は、理事会の措置の技術的意味合いを理解し評価する技術的能力を有していなければなりません。

さらに、理事会がポリシー策定プロセスを効果的に管理しようとするのであれば、そのプロセスを構成する多様な要素から直接意見およびアドバイスを受けることができるようにすべきです。理事会はできるだけ小規模であるべきですが、効果的に機能するためには、あらゆる意見を十分に組み入れ、バランスを保つことができる規模であるべきです。最後に、理事会は、その措置によって影響を受ける公益全般を広範に代表していなければならず、またそのようなものとして見られなければなりません。

これらの一般的な原則から、当委員会は理事会の構成について以下の結論を導き出しました。

  • 以下は職権上の 理事の議席です。つまり現在その地位を有する者がICANN理事会の議席を占めるということです。
    1. ICANNのCEO
    2. 分野別ドメイン名支持組織(GNSO)運営委員会のチェア(または代表者)
    3. アドレス支持組織(ASO)評議会のチェア(または代表者)
    4. 国別ドメイン名支持組織(CNSO)運営委員会のチェア(または代表者)
    5. 政府諮問委員会(GAC)のチェア(または代表者)
    6. DNSルートサーバーシステム諮問委員会(RSSAC)のチェア(または代表者)
    7. セキュリティーおよび安定性諮問委員会(SAC)のチェア(または代表者)
    8. 設立された場合、技術諮問委員会(TAC)のチェア(または代表者)、設立されなかった場合IABのチェア(または代表者)
Q2. コメント募集:
このような職権上の理事の全員または一部を投票権のないメンバーとすべきかどうかについてのご意見を募集します。当委員会の暫定的な意見では、職権上の理事全員が投票権を持つべきです。
  • 理事会にはさらに[5名から11名の]メンバーを加えるべきです。それらは指名委員会によって、以下に述べるプロセスおよび基準に従い選任されます。職権上の理事以外の全メンバーは任期満了の時期をずらして設定された3年の任期とし、毎年約1/3が改選されるようにします。当委員会は理事会の規模を削減し、より効率的な規模の理事会を創設するのは実際的ではないと考えており、したがって13名と19名では事実上大きな差異があるとは考えていません。
Q3. コメント募集:
このような方法により選任すべき理事の具体的な人数に関するご意見を募集します。

III. 理事選出のプロセス

理事選出プロセスを策定することができるのは、望ましい理事会メンバーの性質について明確な理解ができてからです。当委員会がLynn氏の意見に同意している点は、現在までのところ、現行の理事選出プロセスは優れた理事を生み出していますが、それが今後も保証されているわけではないということです。限られた数の職権上の 議席を置くことには重要性がありますが、全般的な問題としては、ICANN理事会メンバーが特定の利害を有する支援組織からのみ選出されることは望ましくありません。したがって、理事会の大部分のメンバーは適切に構成された指名委員会が選任すべきです。そしてそのように選出されたメンバーは、実際にまたコミュニティーの認識において、ICANNの責務における現実の限られた範囲に集中することを損なうことなく、ICANNの活動における広範な公益に対応し、多くの重要な意見を適切に反映することができる人々であるべきです。

理事会は全体として、ICANNの使命に関連する専門分野における機能上の多様性、地理的および文化的多様性をもたらし、ICANNの行為が世界に与える影響を理解する能力を持ち、ICANN理事会の全般的な信頼性に貢献することができる人々を含まなければならないと考えています。さらに加えて、 その他の関連する要件としては、誠実性、客観性、知性、グループによる思慮深い意思決定を行う明白な能力、および理事会メンバーの引き受けた責務を全うするという確かな意志なども含まれるべきです。

Q4. コメント募集:
これらの要件が理事会メンバー選出の際に使用する要件として適切かどうかについてのご意見を募集します。

IV. 指名委員会の構成と責務

指名委員会は、当委員会の考えでは、理事会メンバーの大部分を選出する責任を負うことになるので、ICANNコミュニティー全体を広範に代表する組織であるべきです。これはもちろん難題です。つまり、広範に代表的であり、かつ、多様性のある組織を、機能に必要な最小限の規模で設立し、ICANNが必要とする種類の人々を理事の選出のたびに探し出し、それらの人々が快く理事を務めるように説得することができるというものです。特に指名委員会は、有能な理事メンバーになる可能性のある多くの他の人々に知己を得ている人々を含むべきです。なぜなら、指名委員会の仕事の主要な部分は、そうしなければICANN理事を務める可能性を検討することのないであろう人々を説得することだからです。

私たちの見解によれば、指名委員会は以下の両方の代表(当委員会が代表という単語を使用しているのは、代表は特定のコミュニティーから選出される可能性もありますが、より幅広い責任を負うため、そのコミュニティーからの指示にだけ従うべきではないと理解しているからです)を含まなければならず、その二つとはICANNのさまざまなポリシー策定組織や諮問委員会(GACを含む)、および情報社会やインターネットに利害を有する他のグループです。指名委員会は技術コミュニティー(特に技術コミュニティーの多様なメンバーの長所および弱点に関し広範な知識を有する人)、および、ICANNの活動に関心を持つ多様な社会的コミュニティーからメンバーを集めるべきです。委員会のメンバーになる可能性があるのは、元理事、および実効的な理事会メンバーになるためにはどのようなスキルが必要かについて直接的な知識を持っている人々です。私たちの見解によれば、指名委員会のチェアは再任される予定のない現職の理事会メンバーが務めるべきです。チェアには投票権がありませんが、時宜にかなった方法でプロセスを成功に導く責任があります。

指名委員会の規模だけでなく、委員の任期についてもさまざまな提案があります。

Q5. コメント募集:
当委員会は今回、指名委員会の規模および構成に関する勧告は特定しないことにしました。しかし実際にどのように委員会を構成すれば上述の意見に一致するかに関する具体的なご意見を募集します。

指名委員会はあらゆるすべてのソースからの勧告に対してオープンであり、新しい理事会メンバーの適切な候補者名簿が届いた時点でさまざまなICANNコミュニティーに助言を求めることを期待されています。また、最終的な候補者名簿全体、または名簿に掲載される各人は、理事会の承認を受けることとし、選出された候補者が実際にその時点の理事会のニーズを確実に満たすようにすべきであるという提案もあります。当委員会は現時点ではこの提案は採択しませんが、しかし、これはさらに検討するに値します。

Q6. コメント募集:
指名委員会が選出する理事会メンバーについては理事会の承認を条件とすべきかどうかについてのご意見を募集します。

理事会メンバーの選出に加えて、指名委員会は、支持組織または部会が直接選出しない支持組織の運営委員会のメンバー選出についても責任を負うべきです。

V. ポリシー策定の構造

現在ICANNを構成しているのは理事会、多様な中間ポリシー策定組織 (現在の支持組織である ASO、PSO、DNSO)、諮問委員会(GAC、RSSAC、SAC)、および特別な利害を持つ各種部会(非商業ユーザー、商業ユーザー、gTLDレジストリ、等)です。現在の構造では、支持組織にポリシー策定責任が委任されており、一般的に想定されている理事会の役割は、ポリシー策定プロセスがコンセンサスおよび反対意見を見出す上で効果的であること、かつ、その二つのバランスを適切にとることを保証することです。しかしながら、理事会がこのプロセスの延期を強いられるのは珍しいことではありません。それは、不完全さ、情報もしくはバランスの欠如、それ以前に出されたポリシー提案の欠陥もしくは不備、または締め切りに間に合わせるため、適切な決定として判断することを強いられる等の理由によります。改革された構造およびプロセスは、中間組織がよりよいポリシーを策定し、かつ、理事会がそれらの組織が策定した結果を超えて正当な措置をとることを可能にするでしょう。

別の構造、つまり常設のポリシー策定組織や諮問委員会が存在しないもの(政府諮問委員会という例外が存在する可能性はありますが)、の方がより効果的になると言う人もいます。このような考え方では、理事会は特定の問題に特化したワーキンググループもしくはタスクフォースを特定の問題を検討する必要に応じて設置します。この構造では、特別な利害を有する部会は残りますが、それらは理事会および理事会が特別な問題に対応するために設立した特別な暫定機関と直接やりとりを行います。このような構造では、理事会はポリシー策定プロセスを直接管理する責任を負う組織になります。

当委員会の意見は、現在の環境においては、二つの選択肢を組み合わせることにより、より効果的なICANNが生まれる可能性が高いというものです。常設のポリシー策定組織に、適切なスタッフのサポート、構造化されたポリシー策定プロセス、および措置を取るための期限設定を取り入れる方が、可能な場合、単一目的のワーキンググループもしくはタスクフォースよりもコンセンサスを推進する可能性が高いというものです。[ 以下のポリシー策定プロセスに関する議論参照] 他方、ICANNが実効的な組織であることを保証するためには、理事会はポリシー策定プロセスを管理する最終的な責任を負わなければならないという点には賛成します。

したがって、当委員会は、現在のICANNの構造の大まかな枠組みは残しながら、以下の点を変更するよう勧告します。

  • 分野別ドメイン名支持組織(GNSO). ドメイン名支持組織(DNSO)の名称は分野別ドメイン名支持組織に変更すべきです。この組織は分野別ドメイン名に関連する問題だけにかかわるもので、つまり、別個の取り扱いを条件とするccTLD関連の問題は扱いません。GNSOはgTLDに関するポリシー問題について理事会に助言する責任を負うICANNの組織とすべきです。
    1. GNSOはこの分野に利害を持つ関連グループを適切に代表する一定数の部会から構成されます。部会の数およびアイデンティティの調整については、関連するすべての利害関係者のGNSOプロセスへの参加が実際に可能であることを確実にするのに適切であるということがやがて明らかになった時点で行うものとします。
    2. 既存のDNSOの部会が、ccTLD部会を除き、GNSOの部会の基礎を形成すべきです。部会の追加、およびおそらく現行の部会の何らかの再編が、すべての利害関係者の意見を公平に聞くための場所を保証するために必要になる可能性もあります。
    3. 常設部会として設置されたものを除き、より流動的な組織が、たとえばLynn氏の報告書の中で提案されている「フォーラム」といった形態で、自己の意見を表明しそれを聞いてもらうことができるようにすべきです。それらが安定し、明確で十分な分野もしくは意見を代表できるようになった場合は、おそらく常設部会として設立することを目指すことも可能です。新しい部会は、パブリックコメントの後に採用される具体的なプロセスおよび要件に従い、理事会により承認されます。
    4. GNSOは中立で投票権のないチェアが議長を務めます。チェアは後述のように理事会がGNSO運営委員会と協議の上、任命します。
    5. GNSO運営委員会は以下により構成されます。(1)GNSOの各部会からそれぞれ投票権のある代表1名および投票権のない代表代理1名。 (2)ICANN 指名委員会が選出する適切な数のその他のメンバー [上述の指名委員会の構成および責務に関する議論 参照]。
    6. DNSOの総会(GA)はそもそもDNSOの全参加者が議論するためのフォーラムとして意図されており、ドメイン名評議会は単なる事務組織として付属していました。時間の経過につれて、種々の理由から、GAはDNSOのその他の部分から本質的に分離してしまい、全DNSO参加者の事実上の集合体、および有意義な部会をクロスオーバーするフォーラムという当初意図された機能を果たしてきませんでした。GAはすべてのGNSO参加者が集う事実上の会合の場という本来の機能に戻るべきです。これを達成し、それが適切にGNSOに統合されることを保証するために、GNSOの中立的なチェアは、GAおよび運営委員会双方のチェアを務めます。
    当委員会の見解である、GNSOではなく理事会が最終的にはポリシー策定プロセスの管理に責任を負わなければならないと仮定すると、部会の厳密な数は現在ほど重要ではなくなります。さらに加えて、GNSOは、 私たちの見解によれば 直接理事会のメンバーを選出する責任を負うべきではないため [上述の理事会の構成および選出プロセス参照]、これは部会数を特定する重要性をさらに低減します。

    理事会は、これらの変更を実施してから約1年後にGNSOの見直しを行い、あるとすれば、どのような追加のステップがその時点でGNSOの運営に必要とされるのかを判断します。
Q7. コメント募集:
当委員会は、すべての利害関係者に、この分野におけるポリシー策定プロセスにおいて適切な、かつ適度にバランスの取れた発言権を与えるという目的を満たすために、GNSOを設立する上で実際にどのように現行のDNSO部会を増加または調整すべきかに関するご意見を募集します。
  • アドレス支持組織(ASO). アドレス支持組織はうまく機能しているように思われるため、変更せず存続します。ただし、上述のICANN理事会メンバーを直接選出するという現在の役割を排除する点は除きます。ASOのチェア(または代表者)は 理事会に職権上の席を有します。
  • プロトコル支持組織(PSO). プロトコル支持組織は解散します。プロトコルパラメータおよび関連事項に関して当組織が提供すべき情報は、本勧告書の他の個所で説明されている新しいチャネルを通じて得られるようにします。
  • 国コードドメイン名支持組織(CNSO). 各ccTLDの代表によって構成される国コードドメイン名支持組織を設立し、この分野における適切なグローバルなポリシー策定の責任を負うものとします。CNSOの厳密な構造および運営は今後の進展を待ちますが、 (1) CNSOはccTLD管理者だけでなく、ccTLDに関連するグローバルなポリシー問題に正当な利害を有する他の関係者も含むべきです。そして、(2)CNSOがICANN内のポリシー策定組織になるのであれば、同時にccTLD管理者の事業者団体を兼ねることはできません。したがって、当委員会はこのような役割を担うために別途設立される組織も、ccTLD管理者のみによって構成される組織も支持しません。この組織の目的は、多様なccTLDレジストリの代表および他の関係者が、ccTLDに関連するICANNのポリシー策定において適切な役割を果たすための場を提供することです。

    ICANNコミュニティーの他の部分に直接関係する可能性のある問題に関しては(例えば国際化ドメイン名の導入等)、CNSOはICANNコミュニティーの他の関連分野とやりとりを行うことが期待されます。理事会はそのような分野の意思決定においては、CNSOだけでなく他のICANN組織の意見も考慮します。

    理事会の大部分およびccTLD管理者の多くは、ccTLDの分野におけるポリシーはグローバルな側面があると考えており、そのほとんどがめざしているのはccTLDのグローバルなインターネットコミュニティーに対する責任です。その結果として生まれた意見によれば、CNSOはできるだけ多くのccTLD管理者を包含することが必要とされ、また、グローバルな問題に関するポリシーがICANNプロセスを通じて策定されている限りは、CNSOのメンバーはそれらに従わなければならないという理解に基づかなければなりません。この意見については、CNSOおよびその影響に関するより明白で理由付けされた意見およびアドバイスをさらに求めるために提示されます。例えば、CNSOを組織する方法や、地理的に定義されているローカル・インターネットコミュニティーにかかわる問題をどのように扱うべきか等です。
Q8. コメント募集:
当委員会はCNSOをどのように構成し、運営するべきかに関する詳細なご意見を募集します。
  • 諮問委員会.政府諮問委員会、ルートサーバーシステム諮問委員会、 および セキュリティー諮問委員会 はICANNの常設諮問委員会であるべきです。後者二つの諮問委員会のメンバーの資格および規程は、計画進行中のICANNの基本構造が設定された後、適宜見直し、変更されます。
  • 技術諮問委員会(TAC).Lynn氏の報告書および当委員会の研究報告書は、PSOは技術諮問委員会(TAC)により代替されると想定しています。 これは、本書の論拠に基づき、有用なフォーラムを提供し、多様な技術的問題についての議論や理事会への助言を提供するものです。このようにして、技術諮問委員会はセキュリティー諮問委員会と同等になります。さらに加えて、技術諮問委員会はICANNの技術運用上の活動を直接監督する責任を負う組織になる可能性もあります(IANAの業務の大部分ですが、それに限定されるわけではありません)。 [以下の ICANNの内部構造に関する議論を参照]。他方、そのような助言は、おそらく、その都度関連する技術組織に求めることも可能です。ICANNの業務は公共性を有するために、助言を求めていない場合ですら、必要な場合には、助言が集まるに違いありません。そしてそれゆえに、ICANNが十分な技術的知識および助言を受けずに何かを試みるような状況に陥る危険性は最小限であると言うこともできるでしょう。この点についての最終勧告を行う前に、当委員会はコミュニティーの意見、特に技術諮問委員会において 理論的に何らかの役割が期待される個人および組織のご意見を伺いたいと思っています。
Q9. コメント募集: 当委員会は技術諮問委員会の設立が望ましいかどうか、およびその責務は何かについてのご意見を募集します。

VI. ポリシー策定プロセス

実効的なICANNに不可欠なものは効率的なポリシー策定プロセスです。ポリシー策定プロセスに関する研究報告書において述べられているように、当委員会は、特にドメイン名の分野において、理事会が策定する明確な手続きが存在しなければならないと考えています。そのような手続きは、必要な場合に意見やアドバイスを依頼・収集し、それらを評価し、そして、そういった取り組みの結果を、既に作成済みのコンセンサスに基づく勧告書と共に理事会に報告するためのものです。

そのプロセスの厳密な条件については改革の取り組みの実施段階に任せるほうが望ましいですが、それらは以下のようにしなければなりません。つまり、(1)すべての意見を確実に聴取、記録する、(2)特に影響を受ける関係者すべてが自己の意見を知らせる機会を与えられることを確実にする 、(3)コンセンサスに達する状態を見出すことができる場合、その状態を作るための最大限の機会を創出する、(4)タイミングよくポリシーを策定することにより、最終決定およびその実施ができるだけ早く行えるようにする、ということです。

当委員会は特定の勧告を発表していませんが、これはICANN改革プロセスの重要な部分であると考えています。明確な構造は、明確なスケジュールおよび改革プロセスのさまざまな段階における明確な責務とともに、ポリシー策定プロセスの効率を著しく向上させるでしょう。 当委員会は、ICANN内において完全に議論した後、ポリシー策定プロセスに関する明確な規則を理事会が採択すると想定しています。

Q10. コメント募集: 当委員会はそのようなプロセスに必要な要素に関する提案を募集します。ICANNのポリシー策定組織および理事会に必要な具体的な手続きおよびスケジュールに関するものを含みます。

さらに、実効的なポリシー策定プロセスに欠かせないのはそれを機能させるために必要なスタッフのサポートです。ICANNは十分なスタッフサポートを、そのようなサポートを要請するあらゆるポリシー策定組織または諮問委員会に提供すべきです。なぜなら当委員会の意見では、ICANN理事会はポリシー策定プロセスについて責任を負っており、そのようなスタッフによるサポートはすべてICANNの従業員によってなされるべきだからです。ICANNの資金確保はこの目的に見合ったものでなければなりません。

VII. 一般からの監視および参加のメカニズム

上述の勧告に基づき構成されるICANNは、広範囲を代表する組織となり、あらゆる意見が取り入れられ、また、各自のビジョンの長所をコミュニティー全体に説得しようと試みることが可能になるでしょう。改革されたICANNは、適切な使命、核となる価値、および相応の定款を順守しながら、可能な場合コミュニティーのコンセンサスをまとめる上で、また必要な場合、広範な公益に基づく意思決定を行う上で、実効的な組織であるべきです。改革されたICANNはチェック・アンド・バランスのための複数の内部ソースを持ち、本来の透明性あるプロセスを備えることになるでしょう。

それでもなお、当委員会は、理事会またはICANNスタッフが権限外の行為を行う可能性に対する追加の防御策として以下を提案します。

  • ICANNの附属定款に違反している疑いがある事項について、認知された国際的な仲裁機関が拘束力のない仲裁を行うことができるようにするプロセスを確立します。そのような仲裁の費用は、仲裁が附属定款違反を認めた場合はICANNが、主張が退けられた場合は申立人が負担します。

    当委員会は、理事会の決定を覆す権限を有する「超理事会」を置くことは、適切でも実現可能でもないと考えます。そのような組織の構成については、すぐに大きな議論を呼ぶ問題になるでしょう。当委員会はすでに、コミュニティー全体に受け入れられるような人を見つけるのがどれほど難しいかということを理解しています。したがって当委員会は、理事会またはスタッフがICANN附属定款に何らかの形で一致しない措置を取ったかどうかを審査するための方法として、既存の中立機関を利用することを選択します。
  • オンブズマンの職を創設し、スタッフを配置します。オンブズマンは資格を満たす応募者を公募した上で理事会が雇用し、スタッフによるサポートための適切な予算が提供されます。理事会はオンブズマンの活動規程を、一般への適切な通知およびコメント募集の後に採択します。規程が採択された後は、オンブズマンは理事会またはCEOの直接的管理を受けません(CEOは多様な支援サービスの責務を負いますが)。オンブズマンの役割は苦情および批判を受け付け、そのうちのどれについて調査を継続するかを自己の裁量により決定し、また、自己の調査結果について理事会および(もしくは)一般にどのように報告するかを決定することです。
  • 一般参加についての管理者が必要です。これはCEOの管理下にあるスタッフ職とし、その唯一の責務は、ICANNのポリシー策定プロセスに一般からの意見を効果的に取り入れることを可能にするために必要な措置を講じることです。これには、ICANNアナウンスリストおよび他のメーリングリストもしくはフォーラムの管理、ICANNウェブサイトの監督において適切な役割を果たすこと、一般から収集した特定の問題に関する意見についての概要を理事会、スタッフ、およびコミュニティーに報告すること、自己の意見を知らせたい一般のメンバーが効果的な方法によりそれを実施できることを確実にするために、必要な措置を全般的に講じること、などが含まれるでしょう。

VIII. 資金確保

ICANNが実効的であるためには、適正な資金確保がなされなければなりません。当委員会は、これを最善な形で達成するために、多様な提案をどのように組み合わせるのかについて、未だ結論を出していません。適正な資金確保には金額および方法の両方が含まれ、したがって、資金確保に関連する予想可能性および管理の度合いまたは管理容易性も含まれます。 今日、ICANNの資金の大部分はレジストリおよびレジストラの契約に基づく支払いにより確保されています。

Q11. コメント募集:
当委員会は現在の資金確保の仕組みが適切かどうか、また、そうでない場合、代わりにどのような優れた仕組みがあり、広範に受け入れられるかに関するご意見を募集します。

ICANNの資金額はその責務および責務の遂行に必要な資金によって決定されなければならず、オープンで透明性のある予算編成プロセスにより決定された通りに行う必要があります。

Q12. コメント募集:
当委員会は、あらゆる意見を収集すること、および、資金の制限が適切なポリシー策定の決定因とならないことを保証するためには、予算編成プロセスをどのように変更すべきかについての具体的な提案を募集します。

IX. ICANNへの政府の参加

当委員会は、民間セクターの機関というICANNの本質的な性質を保持しつつ、ICANNの活動が広範囲の公益を十分に反映することを確実にするための一助として、政府がより積極的にICANNに参加することが望ましいというLynn氏の結論に同意します。もしこれがLynn氏の報告書に提案された形でもたらされない場合は、政府の関心事項をより直接的に組み入れるための他の適切な手段を当委員会が探しだすことが重要であり、また間接的には、公益をICANNのポリシー策定プロセスに反映させることが重要です。一般的に、この目的を達成する最も効果的な方法と思われるのは、政府諮問委員会(GAC)とICANNを構成する多様な部会の間に、より直接的なリエゾン関係を構築することです。

上述のように、当委員会はGACチェア(または代表)がICANN理事会に議席を持つべきであると考えます。さらに、GACはGNSOおよびCNSOの運営委員会、アドレス評議会、ならびにICANNのさまざまな常設諮問委員会と直接のリエゾン関係を持つべきです。また、支持組織の指導のために理事会が採択するいかなるポリシー策定構造および手続についても、そのプロセスの期間中および何らかの勧告が決議のために理事会に提出される前に、GACおよび他のすべての常設諮問委員会による協議が必要であると考えます。
また、GAC事務局は、すべてのICANN構成組織のスタッフ機能と同様に強化されなければならず、ICANNスタッフとGAC事務局との間で定期的なやり取りがなされるべきであると考えます。

当委員会は、GACと理事会の間の相互のやり取りについて、その質、頻度、および率直性を向上させなければならず、また、互いの意見ならびにより広範なコミュニティーからの意見を双方が検討する機会を増やさなければならないと認識しています。

Q13. コメント募集: 当委員会は政府の見解をICANNのポリシー策定プロセスに取り入れるための最善の方法に関する具体的な提案を募集します。

X. 外部リソースの活用

ICANNは外部専門家組織に頼るべきであるという各種の提案がこれまでになされ、その手段および程度についてはさまざまなものがありました。当委員会は、ICANNの核となる責務の範囲内での限定された問題について、最終決定を他の組織に委任することも可能であるという考えは容認しません。しかしながら、実行可能な場合、その助言が各国政府を含むすべての関係者によって尊重されるような、世間に認められている専門家にICANNが助言を求めることは賢明であるということには同意します。実際にこの構図によって、統一ドメイン名紛争処理ポリシー(UDRP)が策定されています。ICANNはWIPOから勧告を受け、それらの勧告をポリシー策定の基礎として使用しました。

競争に関するポリシー、知的財産権および工業所有権に関するポリシー、消費者保護、多様な経済問題(価格設定等)などの分野について、つまりICANNがこれらの分野のいずれかで何らかの役割を負う範囲内で、問題が発生した場合、でき得る限り最善の意見およびアドバイスを、外部の専門組織(民間もしくは公的な組織、各国のローカルな組織もしくは国際的な組織であれ)からのものを含め、取得するのが望ましいのは明白でしょう。したがって、ICANN附属定款を改定する場合は、理事会が特定の問題について、世間に認められた外部の専門家に助言を求めるために付託する権利および能力を、理事会の意思決定プロセスの一部として制度化すべきです。

いずれにせよ、ここで強調すべき点は、ICANNはコンテンツ規制または保護活動が必要とされるいかなる分野にも参入する希望および意図はないということです。これは改革プロセスの今後の期間中留意すべき多くの境界線のうちの一つです。

Q14. コメント募集:
当委員会はICANNが特定の問題についての支援を得られるような専門家ソースについて、およびこの目的を達成するために最適な具体的手続きもしくはプロセスについてのご意見を募集します。

XI. ICANNの内部構造

ICANNの技術運用上の責務(IANAが行っているものがほとんどですが、すべてというわけではありません)とポリシー策定上の責務を何らかの方法により分離することに関し、多様なご意見および提案がありました。二つは完全に別個の組織にすることができると考える人もいますが、多くの人は(他の問題に関しては意見が大きく異なる人々も含め)分離できないと考えています。私たちの見解によれば著しい誤解と思われますが、ポリシー策定組織など必要ない、もしくはそのような機能は完全に政府に委ねるべきであると考える人もいます。このような意見により残されるものは、純粋に技術運用上の問題に専念する非常に「thin」なICANNです。

当委員会は、ポリシーおよび技術運用の間には「ICANNの使命および核となる価値に関する研究報告書」で述べた理由により、必然的に密接な相互作用が存在すると考えています。両者の境界面は非常に入り組んでいます。技術的な「IANAプラス」の業務を他の組織に分離すれば、複雑な契約がその組織とポリシー組織との間だけでなく、政府(特に現状では米国政府)と両組織の間にも必要となる可能性が高いでしょう。 また不可避的に、諸経費が二重に必要となり、両者を包含する上位組織がいずれ設立される可能性もあるでしょう。現時点においては少なくとも、当委員会はこの方向に進もうとするのは無意味であると考えています。

それにもかかわらず、運用上の責務をできるだけ効率的かつ効果的に遂行し、またポリシーに関する議論が不必要にこれらの技術運用を妨害しないことを確実にすることが望ましいのは明白です。これはICANNの当初からの目標でありますが、スタッフおよび資金確保の制約、およびICANN自身の学習曲線により、その達成は実際には非常に困難となっています。したがって、ICANNの改革および発展のために重要なことの一つは、技術運用を、実行可能な範囲でICANNのポリシー策定の責務から分離し、それらをより通常の管理業務として検討する対象にすることです。

これを達成するためには三つの特別な作業が必要となります。

  1. ICANNの技術運用上の責務の特定。「スタッフ作成ドラフト:ICANNの活動について」 にはICANNが現在引き受けている運用業務のリストが含まれていますが、それらの業務のうちどれをICANNに適切に割り当てるのか、そして、どれを他の組織に代行させるか、またはアウトソースし得るのかを慎重に評価するべきです。たとえば、ICANNは現在ルートネームサーバーのうちの一基を運用しています。これはルートサーバーシステムを監督するというICANNの役割にさまざまな点で役に立っています。しかし、この必要性またはこれを将来的に継続することは不可避的なことではありません。ICANNは現在.int TLDの運用責任を負っています。これは.int TLDの一部をインフラストラクチャの目的のために継続して使用していることを反映しており、それらの中には未だに.arpaに移行されていないものもあります。.intの管理は長期的にはICANNに不可欠な役割ではありません。しかしその継続的な開発の取り組みの重要性から、より適当な運用者が特定できたとしても、いかなる移行も極めて慎重に管理される必要があります。 これらは単に、ICANN(IANA)が継続して行う運用上の責務は 厳密にどのようなものとすべきかを決定する上で、広範なコミュニティーからの意見に基づき解決する必要のある問題のうちの二つを説明したものです。
  2. これらの運用上の責務を遂行するための独立した内部構造を確立する。継続すべき具体的な運用上の業務が特定された後は、それらをICANN構造内での別個の明確な活動として配置しなければなりません。この活動の技術運用の監督は、上述のように技術諮問委員会の仕事の一つとなるでしょう。この構造はIANAの核となる機能が、運用業務および「クライアント」との迅速なやり取りにより重点を置き、また、適正で明確に描写された資金確保を伴って、進化したものと想定されています。
  3. ICANNのポリシーの役割と運用の役割の境界面もしくは連結部分を明確に定義する。上述のように、これは常にICANNの目標であったわけですが、スタッフおよび資金が限られているために、スタッフが複数の業務を兼務することになり、ICANNの運用活動に頼っている人々に適切なレベルのサービスを常時提供することができないという結果になりました。これらの構造と資金確保に関する問題が解決すれば、残りの課題は、運用に従事するスタッフが任務を遂行するためのポリシーの方向性をいかにして得るかということに関する規則を明確に規定することです。
Q15. コメント募集:
当委員会は先に議論されている問題に関し、ICANNの運用上の責務が効果的かつ効率的に遂行されることを確実にするための具体的なご意見を募集します。

XII. 移行

最後に、間もなく開催されるブカレスト会議の成果となるべきものは、今後数ヶ月の間に充填する必要のある改革のアウトラインであることを指摘しておきます。当委員会は、この充填プロセスを最長でブカレスト会議と10月下旬に開催される上海会議の間に完了すべきであると考えています。その後は、必然的にICANNがバージョン1.0から2.0に移行するために必要なプロセスを一定期間取ることになります。当委員会は適当な時期に、そのような移行をどのように管理すべきかに関する勧告書を作成する予定です。したがって、本文書に含まれる勧告はICANNの長期的な展望に関するものであり、短期間の移行プロセスに関するものではないことを明確にしておきたいと思います。


ICANNの発展と改革に関する委員会
2002年5月31日


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コメントは2002年6月24-28日開催のブカレスト会議までに、できるだけ早めにお願いします。

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