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キャッシュとは

キャッシュとは、効率化のためのメカニズムで、 速度差のあるシステムの間に設置することで高速化を図るためによく使われます。 身近な例としては、多くのWebブラウザにキャッシュ機能が備わっています。 この場合は遅いシステムがインターネット回線で、 Webブラウザが速いシステムとなります。 インターネット回線からデータを受け取る時、 一定量のデータを一時的にWebブラウザが用意したキャッシュ領域に蓄積しておきます。 これで、同じデータが必要になった場合はインターネット回線を使わず、 キャッシュに蓄積されたデータを再利用することで高速化を図るのです。

また、コンピュータの頭脳とも言えるCPU (Central Processing Unit)内部でも、 キャッシュが使われています。この場合はCPUが速い方で、 メモリが遅い方となります。一般に高速な記憶媒体ほど高価になるので、 2000年代以降はCPU用のキャッシュは多段化し、少量で高速なL1キャッシュ、 中間のL2キャッシュ、低速で大容量なL3キャッシュを持つことも一般化しました。

キャッシュのデメリットとしては、 元のデータが更新されたことをうまく検出できないと、 キャッシュに記録された古いデータを参照してしまうことが挙げられます。 このため多くのWebブラウザでは、 強制的にキャッシュを更新したりクリアしたりできるようになっています。

JPNIC News & Views vol.2157 (2025年5月15日発行)より

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