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国際電気通信規則(ITR)とは

国際電気通信規則(International Telecommunication Regulations; ITR)とは、 国際電気通信連合(International Telecommunication Union; ITU)が定める、 国際電気通信業務の提供、運用、料金決済などに関する業務規則の一つです。 ITUは国際連合に設置されている専門機関の一つで、 国際電話のための各国間の調整や無線周波数帯の割り当てなど、 電気通信および無線通信における標準化や規制を行っています。

ITUには、四つの基本文書があります。 頂点にITU憲章(Constitution)があり、 それを補完するものとしてITU条約(Convention)があります。 さらにITU条約を補完するものとして、 無線通信規則(Radio Regulations; RR)と、 このITRの二つの規則が定められています。

ITRは1988年に制定されて以来、これまで一度も改定されませんでしたが、 通信業界の自由化およびインターネットの発展など状況が大きく変化したため、 2010年に準備のための作業部会がITUに設立され、 ITRを変更する方向で検討が進められています。 ITU加盟各国から提出されている改定案の中には、 インターネットをITRの対象に含める内容のものや、 コンテンツ規制につながる可能性のあるもの、 現在のICANNを中心とする体制と競合する体制での番号・名前アドレス資源の配分メカニズムを提案するものなどがあることから、 議論の行方が注目されています。

2012年7月時点では、ITRを変更する際に開催が必須となっている、 世界国際電気通信会議(World Conference on International Telecommunications; WCIT)の2012年12月開催に向け、

  • 2010年にITU理事会の下に設置された、準備作業部会
  • 2012年2月から各地域で開催されているITUの地域フォーラム

で議論された結果を元に、ITU事務局による提案の整理と、 ITU理事会での提案への対処が検討されている状況です。

■参考

JPNIC News & Views vol.989(2012年7月17日発行)より

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