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ルートゾーンスケーリングとは

ルートゾーンスケーリングとは、DNSSEC(*1)、 DNSレコードへのIPv6のアドレス登録、 国際化トップレベルドメイン(IDN TLD)(*2)、 新gTLD(*3)などが今後導入されることにより、 ルートゾーン(*4)において予想される、 データ量および更新頻度の増加を指しますが、 実際にはその増加に対応するための方策も含めてこの名称で呼ぶことが多いようです。 ルートゾーンスケーリングがDNSにどのような影響を与えるかということは、 これらの新しい要素の導入を控えていることもあり、関心が高まってきています。

2009年2月のICANN理事会決議により、 ルートサーバシステム諮問委員会(RSSAC: Root Server System Advisory Committee)、 セキュリティと安定性諮問委員会(SSAC: Security and Stability Advisory Committee)およびICANNスタッフは、 本件についてDNSの専門家を招集して調査依頼事項の検討を行い、それに基づいて外部の会社に調査を委託しました。 その結果に基づき、ICANNは2009年9月に報告書(*5)を発表しました。

同報告書は、DNSSEC導入によるルートサーバへの負荷が大きいため、 DNSSECとそれ以外の要素(IPv6、IDN TLD、新gTLD)とを分け、DNSSECを先に導入することを推奨しています。 その後、2009年10月のICANNソウル会議で、 ルートゾーンスケーリングに関するセッション(*6)が開催され、 議論がなされました。同セッションおよび翌日のパブリックフォーラムでは、 報告書およびプレゼンでの定量的な分析が不十分であるという意見が呈され、 またさらなる検討が必要であるという意見もあるなど、 ルートゾーンスケーリングの影響が実際にどのぐらいあるのかについては、まだまだ不確定な状況です。

(*1) http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ah.html#01-dnssec
(*2) http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ij.html#02-IDN-TLD
(*3) 2008年6月のICANN理事会で実施計画の策定が承認され、2010年中を目処に導入が検討されている、
   新規追加予定の分野別トップレベルドメイン(gTLD: Generic Top Level Domain)のことです。
(*4) DNSの最上位に存在するゾーンで、ルートサーバがそのための設定を保持しています。
(*5) http://www.icann.org/en/committees/dns-root/root-scaling-study-report-31aug09-en.pdf
(*6) http://sel.icann.org/node/7084
   http://sel.icann.org/meetings/seoul2009/presentation-scaling-the-root-summary-findings-28oct09-en.pdf

JPNIC News & Views vol.712(2010年1月15日発行)より

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