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新gTLD

gTLDは「分野別トップレベルドメイン(generic TLD)」の略で、 登録にあたって特に要件を設けないものと、 登録に一定の要件が必要とされるものには分かれますが、 ccTLD(国コードトップレベルドメイン: country code TLD)と違い、 世界中から登録が可能なドメイン名です。

ドメイン名やIPアドレスなどのインターネット資源については、 ICANNがグローバルな調整・管理を行っていますが、 ICANNがその設立目的の一つとして「新たなgTLDの創設」を掲げていることもあり、 新gTLD導入のための活動が1998年のICANN設立以来継続されています。

新gTLDの募集

2000年に初めて新gTLDが募集されて以降、 現在までに2000年、2003年、2012年の3回にわたり、新しいgTLDが導入されています。

特に、2012年に実施された3回目の募集では、 過去2回の募集とは違い、あらかじめ募集要項と要件が詳細に文書化されており、 それに沿った申請であれば登録を認めるというように、募集の方法が変更されました。 また、追加するgTLDの数についても、特に上限は設けられませんでした。 そのため、1,500件程度の新gTLDが導入される見込みであることが特徴です。

なお、従来からあるgTLDを含む、現時点でのgTLDの一覧については、 「gTLD一覧」のページをご覧ください。

新gTLDにおける商標保護策

2012年から実施されている3回目の新gTLDの募集では、大量の新gTLDが追加されることから、 導入前の検討段階において、新たな商標権保護策が必要だと考えられました。

そこで、これまであった「統一ドメイン名紛争処理方針(UDRP; Uniform Domain Name Dispute Resolution Policy)」に加えて、 「Trademark Clearinghouse(TMCH)」、 「Uniform Rapid Suspension System(URS)」、 「Trademark Post-Delegation Dispute Resolution Procedure(PDDRP)」という、 新しい仕組みが導入されました。

名前衝突(Name Collision)問題

2012年からの3回目の新gTLD募集では、非常に多くの新gTLDが追加されることになったため、 それにより発生する可能性のある、新たなセキュリティリスクが懸念されています。

中でも、新gTLDで追加されたドメイン名と、 これまでは「既存のgTLDに存在しないから問題無い」として組織内ネットワークなどで利用されていた名前が衝突してしまうという、 「名前衝突(Name Collision)」という問題の発生が、 差し迫った課題として注目されています。

参考情報

新gTLDに関する各種の情報を集めたリンク集です。

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