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/P▲ ◆ JPNIC News & Views vol.875【特別号】2011.8.19 ◆
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◆ News & Views vol.875 です
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本号では、宮城県を中心に、被災地での「ネトボラ=ネットボランティア」
を行っている『ネトボラ宮城』の、4回目の活動レポートをお届けします。
なお、ネトボラ宮城活動レポート[第1回]~[第3回]については、以下のURLか
らバックナンバーをご覧ください。
□ ネトボラ宮城活動レポート
○[第1回] 「ネトボラ宮城」のご紹介 (vol.853)
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2011/vol853.html
○[第2回] パソコンのセットアップは虎の穴 (vol.861)
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2011/vol861.html
○[第3回] 季節は巡る (vol.867)
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2011/vol867.html
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◆ ネトボラ宮城活動レポート [第4回]
~人力アグリゲーション~
ネトボラ宮城代表/東北大学病院 佐藤大
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ネトボラ宮城が行っている活動のメインは、パソコンなどの機器の提供とネッ
トワーク環境の構築です。しかしこの他にも、ネットワーク上のボランティ
ア関連情報を収集して広報する活動も行っています。
災害ボランティアセンターやボランティア団体からは、それぞれのブログ等
でボランティア募集情報が発信されています。これらの多くは独自のブログ
などからの発信なので、ボランティアしたい人から見ると、
「募集情報がどこにあるのか分からない」
「どういう選択肢があるのか分からない」
「自分にできることがあるか分からない」
:
「……またそのうち考えよう」
ということになってしまいがちです。
そこでネトボラ宮城では、これらのボランティア募集情報を勝手に収集/再
発信する副業(?)を始めました。具体的には、主なボランティア関連団体の
ブログを巡回して内容を確認し、ネトボラ宮城のWebサイト上にボランティア
募集状況の一覧表を掲載したり、募集内容やその他のボランティア関連情報
をTwitterに流したり、更新状況をFacebook上のグループ「ネトボラ宮城」で
広報したりする、というものです。
ボランティア募集状況の一覧は、ネトボラ宮城のWebサイト
( http://netvol-myg.w3m.jp/ )で公開しています(左側メニューの『ボラン
ティア募集状況』)。現在は宮城県の他、岩手県と福島県の一覧も作ってお
り、それぞれ十数ヶ所から二十数ヶ所ほどの情報を載せています。また自前
のブログやWebサイトを持たない団体には、載せたい情報をメールで送っても
らい掲載するという対応もしています。
Twitterでは、上記の一覧を更新するのと同時に、各団体の状況を@netvol_myg
でツイートしています。また、他の人が流したボランティア関連情報や被災
地の情報のリツイートも行っています。このようにして、ネトボラ宮城のア
カウントをフォローすることで、一通りの情報が概観できるようにしていま
す。@netvol_mygの過去のツイートは、次のURLで読むことができます。
http://twilog.org/netvol_myg
そして毎晩行っている作業の最後には、Facebook上のグループ「ネトボラ宮
城」のページ( http://www.facebook.com/groups/netvolmyg/ )に、更新完了
のお知らせを流しています。
これらの情報は、たった2人の担当者が1日交代で、ほとんど毎晩更新してい
ます。2人はそれぞれ千葉と大阪という遠隔地で活動しています。「遠くて被
災地には行けないから」などと言いつつ、その分以上をネットワーク上の作
業で頑張ってくれています。
前回の活動レポートでも書きましたが、この1ヶ月ほどで多くの災害ボラン
ティアセンターがその活動を終えています。このことが「被災地もずいぶん
落ち着いてきた」「もうボランティアの需要はなさそうだ」と受け取られて
しまいがちなのですが、実際にはがれき撤去や泥出しなどの画一的で大ざっ
ぱな作業が減ってきただけに過ぎません。今では、個々の家庭の状況に合わ
せたきめの細かい支援が必要になっており、まだまだボランティアは必要で
す。その一方で、復興を目指す被災者の雇用機会を、無償ボランティアが奪
わないような気配りも必要です。
このような状況の中で、どこかで誰かが「ボランティアをしてみようかな?」
と思いたったときに、あまり苦労せずに状況に合った支援方法を見つけられ
るようになるのが我々の願いです。それに何よりも、常に情報を発信し続け
ることで、被災地の存在が忘れられないようにしたいと考えています。
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ネトボラ宮城の詳細については、http://netvol-myg.w3m.jp/
もご覧ください。
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JPNIC News & Views vol.875 【特別号】
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