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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.1023【臨時号】2012.10.31 ◆
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 2012/11/19~11/22 富士ソフト アキバプラザ ⇒ https://internetweek.jp/
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★☆【Internet Week 2012 ~人のチカラ、インターネットのチカラ~】 ☆★
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◆ News & Views vol.1023 です
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本号では、vol.1019、vol.1020、vol.1022に引き続き、法林浩之氏に
Internet Week 2012の注目プログラムをご紹介いただきます。4回目となる
今回は、「パケットフォワーディングを支える技術」を取り上げます。

なお、第1弾~第3弾については、下記のバックナンバーをご覧ください。

□直前特集! Internet Week 2012 注目プログラムのご紹介
  ○[第1弾]「T5:これからはじめるIPv6」(vol.1019)
    http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1019.html
  ○[第2弾]「T10:IPv6各種移行・共存技術解説」(vol.1020)
    http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1020.html
  ○[第3弾]「T8:インターネットの決めごとの作り方を学ぼう」(vol.1022)
    http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1022.html

<参加申込はこちらから:割引のある事前登録は、11月9日(金)17:00まで>
https://internetweek.jp/apply/

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◆ 直前特集! Internet Week 2012 注目プログラムのご紹介:
   [第4弾]「D1:パケットフォワーディングを支える技術」
                                             日本UNIXユーザ会 法林浩之
                                                 JPNIC 技術部 岡田雅之
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今年もInternet Weekの季節がやってきました。今年のInternet Weekは11月
19日から11月22日にかけて、秋葉原の富士ソフトアキバプラザで開催します。

約30本のプログラムを4日間にわたって執り行いますが、この連載ではその中
からいくつかのプログラムを取り上げ、それを担当したプログラム委員に、
企画の意図や見どころを語っていただいています。Internet WeekのWebサイ
トに載っているプログラム概要では書き切れない、担当プログラム委員の想
いをお伝えできればと考えています。記事の執筆は、Internet Weekプログラ
ム委員の法林浩之(日本UNIXユーザ会)が担当します。

注目プログラム紹介の第4弾は、「D1:パケットフォワーディングを支える技
術」です。プログラム番号にDがついているのは2コマセッション(5時間半)で
あることを意味しますが、はたしてパケットフォワーディングだけで5時間半
も話すことがあるのでしょうか?その辺りも含めて、担当プログラム委員の
岡田雅之さん(JPNIC)に話をお聞きします。


法林:パケットフォワーディングと聞くと、OSやネットワーク機器の内部処
      理で、とてもコアな話題というイメージがあるのですが、ここにポイ
      ントを絞ってプログラムを企画した経緯を教えてください。

岡田:これまでのInternet Weekでは、タイトルはこのプログラムと異なりま
      すが、「仮想化時代を担うルーター」「仮想化時代のパケットフォワー
      ディング」と題し、いかにパケットをさばくかを主眼に、要素技術を
      その時々のホットトピックとあわせて解説するプログラムを提供し、
      好評でした。

      昨年から1年が経過したわけですが、あらためてInternet Week 2012の
      プログラムを検討してみると、お届けしたいパケットフォワーディン
      グ関連の話題が去年よりも増えていることに気がつきました。例えば、
      仮想環境でのVLAN枯渇に対応するための技術や、10G NICや40G NICを
      見据えた話題、ネットワークコントローラベンダーの最新ライブラリ
      など、注目の話題が目白押しの状態です。

      そこで、プログラム立案の段階を経て講師登壇予定の方々と相談した
      結果、昨年までの1コマ2時間半のプログラムでは時間が足りないだろ
      うと判断し、半日開催の「Day」の形で実施することとしました。


法林:やはり2コマ使うだけのネタはあるってことですね。では、もう少し具
      体的に、このプログラムで取り上げるトピックや、昨年までとは違う
      ところなどを教えてください。

岡田:今お話ししたように、話題が多岐にわたりますので、ただ要素技術を
      お話しするだけでは、OSやハードウェア、仮想化技術との関連が見え
      ず、聴講される方が迷子になってしまいます。その点を解決するため、
      冒頭にプログラム全体の概説を行い、後で登場する個別の話題が全体
      のどこに位置づけられるのかを説明します。これにより、仮想化技術
      やパケットフォワーディングに関するハードウェアの知識に自信がな
      い方でも、このプログラムに入っていけるように配慮します。

      個別の内容としては、前半は「物理環境編」となっていて、ルータや
      スイッチが実際に行うパケットフォワーディングに必要な宛先検索技
      術の現状や、サーバ側NICのフォワーディングを効率化するための最新
      ベンダーテクノロジーなどを解説します。前半の最後では、このよう
      な技術を組み合わせると現状どこまでスループットを出すことができ
      るのかを、実際に試した講師から報告します。

      後半は「仮想環境編」で、主に仮想化技術とパケットフォワーディン
      グの関係を話題としています。最近のシステム環境では仮想化技術の
      上でパケットをやり取りすることが日常となっていますが、これまで
      あまり共有されていなかった仮想化技術のパケットフォワーディング
      を会場の参加者と共有します。話題としては、コンテナ型仮想化、仮
      想環境でのリソース公平性とパケットフォワーディングへの影響など
      を解説します。後半の最後には、おそらく皆さんもお困りのVLAN Tag
      枯渇問題に関係する、VXLAN、Stateless Transport Tunneling(STT)、
      Network Virtualization using GRE(NVGRE)など、将来の方向性を仮想
      化システムベンダーの講師から共有し、参加者に持ち帰っていただき
      ます。


法林:これを見ただけでもうお腹いっぱいになりそうですね。それでは最後
      に、どんな人にこのプログラムを聴講してほしいですか?

岡田:Linuxを基盤として利用している技術者だけではなく、その他のOSを利
      用する方にも十分役に立つ内容と考えています。また、物理環境と仮
      想環境のパケットフォワーディング技術を丸ごと理解いただける稀有
      なプログラムと考えています。

      特に内容については深いところまで掘り下げた説明もありますので、
      いわゆる「尖ったエンジニア」の方々にも満足いただけると思います
      よ。SDN時代にも必要なパケットフォワーディングに関係する技術をぜ
      ひお持ち帰りください。

法林:ありがとうございました。内容の濃いプログラムで期待が持てます。
      楽しみにしています。


■「D1: パケットフォワーディングを支える技術」詳細

   - 日時: 2012年11月20日(火) 13:00~18:30
   - 会場: 富士ソフト アキバプラザ
   - 料金: 事前料金 10,000円/当日料金 14,000円
   - https://internetweek.jp/program/d1/

   - 内容:最近のパケットのやり取りでは、ただ単にLinux等のOSがソフト
           ウェア的にパケットを処理するだけではなく、高速化、処理軽量
           化に向けてさまざまな工夫がなされています。

           このような複雑な処理は、ハードウェアとソフトウェアの広範囲
           な工夫から構成されています。本プログラムでは、仮想化時代に
           高密度化したシステム構成の中で如何に大量のパケットを処理す
           るかについて、ハードウェアとソフトウェアの視点から解説し、
           現状でどの程度まで性能を出すことができるのかを共有します。

   - アジェンダ:

     1. 物理環境編

         物理環境編では、ルータやLayer3スイッチがどのようにパケットの
         宛先を決定するかなどの、高速化手法や、主要なネットワークコン
         トローラーベンダーが提供するパケット転送高速化ライブラリにつ
         いて解説します。
         さらに、今現在のPCアーキテクチャ、ネットワークカードなどを用
         いて性能の限界値はどの程度であるかを実際に測定した値を共有
         し、今後のさらなる高速化について情報を共有します。

     13:00~13:30 1) プログラム全体概要
                     講演者: 浅間 正和(有限会社 銀座堂)

     13:30~14:15 2) ハードウェア処理ルータの内部詳解
                     講演者: 打矢 匡(アラクサラネットワークス株式会社)

     14:15~15:00 3) パケットフォワーディング高速化技術
                     講演者: 幸村 裕子(インテル株式会社)

     15:00~15:30 4) 200Gbps ~更なる高速化への挑戦~
                     講演者: 大江 将史(国立天文台)

     2. 仮想環境編

        仮想環境編では、仮想化環境でのパケットフォワーディングについ
        て複数の視点から現状と将来の展望を解説します。仮想環境編では、
        コンテナ型仮想化でのパケットフォワーディングの観点、パケット
        フォワーディングに必要なマシンリソースをどのようにゲストOSへ
        割り当てるかの公平性の観点、人気の仮想化システムKVMをパケット
        フォワーディングの観点からどこまで使うことができるかを共有し
        ます。最後に、VXLANなどと仮想化の関係などを将来の展望ともに会
        場と共有します。

     16:00~16:40 5) OpenVZ コンテナ型仮想化の現状
                     講演者: 海老澤 健太郎 (パラレルス株式会社)

     16:40~17:20 6) 仮想化環境での利用者公平性 
                     講演者: 浅田 拓也(東京工科大学) 

     17:20~18:00 7) 極める!KVM 
                     講演者: 浅間 正和(有限会社 銀座堂)

     18:00~18:30 8) 最新動向 オーバーレイネットワーク技術の現状と将来
                     への期待
                     講演者: 小松 康二(ヴイエムウェア株式会社)


※時間割、内容、講演者等につきましては、予告なく変更になる場合があり
  ます。


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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 JPNIC News & Views vol.1023 【臨時号】

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