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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.1043【臨時号】2012.12.18 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.1043 です
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本号では、2012年10月中旬にカナダで開催されたICANN会議を受けて、2012年
11月20日に開催された、ICANN報告会のレポートをお届けします。

今回の報告会は、毎年恒例のInternet Weekと時期が重なることもあり、
Internet Week 2012との同時開催イベントとしました。

前回の報告会では、新gTLDの申請締め切り直後ということもあり申請内容に
触れた報告が多かったのですが、今回は具体的な申請を受けた上での、各組
織による対応などを中心とした報告となったようです。

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◆ Internet Week 2012 同時開催イベント:
   第35回ICANN報告会レポート
                                     JPNIC インターネット推進部 山崎信
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2012年11月20日(火)、東京・秋葉原にある富士ソフトアキバプラザにて、
JPNICと財団法人インターネット協会(IAjapan)の共催で、第35回ICANN報告会
を開催しました。

これは2012年10月14日(日)~18日(木)までの5日間にわたり、カナダのトロン
トにおいて開催された、第45回ICANN (The Internet Corporation for 
Assigned Names and Numbers)会議の内容をご報告するものです。今回は昨年
に引き続き、Internet Week 2012との同時開催となりました。参加者数は31
名となりました。

■プログラム(講師敬称略)

  1. ICANNトロント会議概要報告
     社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター  前村 昌紀

  2. ICANN国コードドメイン名支持組織(ccNSO)関連報告
     株式会社日本レジストリサービス  堀田 博文

  3. ICANN政府諮問委員会(GAC)報告
     総務省総合通信基盤局電気通信事業部データ通信課  中西 悦子

  4. ICANN GNSOレジストラ部会の最新動向
     株式会社インターリンク  Jacob Williams

  5. ICANN GNSO知的財産部会の最新動向
     株式会社ブライツコンサルティング  村上 嘉隆

  6. 新gTLDプログラムにおける課題
     社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター  山崎 信

なお、トロント会議そのものの概要は、vol.1030(*1)にてご覧いただけます。

(*1) http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1030.html

本稿では、このICANN報告会でレポートされた各トピックのうち、主立ったも
のを取り上げてご紹介します。


■新体制下での初めてのICANN会議

ICANNトロント会議は、2012年7月1日付で退任した前任のRod Beckstrom氏に
代わり、Fadi Chehade氏が事務総長に就任して初めてのICANN会議となりまし
た。Chehade氏は、レバノン、エジプト、米国という三つの国籍を持ち、複数
の言語に堪能で、前職はクラウドベースのソフトウェア企業でCEOを務めてい
たとのことです。Chehade氏は10月1日就任予定でしたが、予定を2週間早めて
着任し、重点領域に上級アドバイザーを配して新体制を確立しました。中で
も、グローバルな関与(global engagement)の強化をうたっています。

JPNICの前村昌紀によるICANNトロント会議の概要報告では、Chehade氏による
2日目の基調講演後に開催されたセッションにおいて説明がなされた、新体制
およびICANNの課題などについて取り上げました。


■新gTLD関連

申請数が増えたことにより申請の優先順位付けが必要となり、2012年12月に
抽選を実施する予定であること、国際オリンピック委員会や赤十字/赤新月
関連の第2レベルドメイン名の保護についてポリシー策定プロセスが開始した
こと、および新gTLD申請者グループ(NTAG; New TLD Applicant Group)が会合
を開いたことなどについて、前村より報告しました。

新gTLDで申請されている文字列に対する、GAC早期警告(Early Warning)につ
いては、GACからICANN理事会に対して懸念点(消費者保護、地名の保護、一般
名詞の排他的利用、防衛登録の必要性が発生するものなど)が示されました
が、日本からの申請に対する早期警告はないとのことでした。一方、他国か
らの申請文字列が日本の地名に該当する例(.date - 北海道伊達市/福島県伊
達市などに相当)があるため、早期警告がなされるであろうことなどについ
て、総務省の中西悦子氏よりご報告いただきました。早期警告の公開日は本
報告会と同日の11月20日とアナウンスされていましたが、時差の関係でGAC早
期警告が公開されたのはICANN報告会後(日本時間で同日夜より翌朝にかけて)
となりました。他に政府間組織(IGO)について、トップレベルおよびセカンド
レベルにおける当該名称の保護を図ること、次の申請ラウンド以降も同様の
保護措置を図ることが助言されたとのことです。

株式会社ブライツコンサルティングの村上嘉隆氏からは、主に権利保護機構
(Rights Protection Mechanism; RPM)についてのお話となり、商標を登録す
るデータベースである、Trademark Clearninghouseおよびそれに付随する
Trademark(TM) Claims、さらにはURS (Uniform Rapid Suspension)について
ご説明いただきました。知的財産部会(IPC)およびビジネス部会(BC)よりICANN
に対して、優先登録、TM Claimsおよび関連するRPMについての、8点からなる
要求がICANNあてになされたことに対し、レジストラステークホルダーグルー
プ(RrSG)、NTAG、非商用ステークホルダーグループ(NCSG)が「ポリシー変更
に相当する変更であるのに、ポリシー策定プロセスに従った手続きが進めら
れていない」などの理由で反対している旨説明がありました。さらに、報告
会の直前の週末にICANNで行われた電話会議についての補足があり、ICANNよ
り提出された両者の溝を埋める折衷案について説明がありました。

その後筆者より、新gTLD申請者ガイドブックに沿って主な各項目の進捗状況
を報告しました。その中でも、RPMを中心に実装が固まっていないもの
(Trademark Clearinghouse、URS)が残っていることが、最大の懸念点として
挙げられます。


■各支持組織(SO)/諮問委員会(AC)関連

株式会社日本レジストリサービスの堀田博文氏による、ICANN国コードドメイ
ン名支持組織(ccNSO)関連報告では、IDN ccTLDの動向、中でも現行のファス
トトラックではない、恒久的ルール作りにおいて議論が収束し、文書化の段
階に進んだこと、IDNを世界でユニバーサルに使用するための議論が、ccNSO
とGNSOとの共同検討グループにてなされたことなどが報告されました。

中西氏より行われたGAC報告のうち、先ほど紹介した新gTLD以外ではトロント
会議で初めて開催された、GACハイレベル会合についてお話ししていただきま
した。同会合には、米国電気通信情報庁(NTIA)長官のLawrence E. Strickling
氏をはじめとする50ヵ国3オブザーバが参加し、日本からは総務省顧問の山川
鉄郎氏が参加されました。会議では、多くの参加国がマルチステークホルダー
モデルの重要性を認識していることが確認されたとのことです。

Jacob Williams氏による、レジストラ部会の最新動向では、主にレジストラ
認定契約(RAA)改定についての進捗状況、レジストラのコンプライアンス
(ICANNとの契約順守)について、および認定解除されたレジストラからの移転
手順(DARTP)の改善案についてご報告いただきました。

          ◇                     ◇                     ◇

これまでに開催したICANN報告会の発表資料と動画は、JPNIC Webサイトにて
公開しています。

http://www.nic.ad.jp/ja/materials/icann-report/

なお、第35回ICANN報告会の内容についても、近日公開予定ですのでぜひそち
らもご覧ください。

次回第46回ICANN会議は、2013年4月7日(日)~11日(木)に中国の北京にて開催
される予定です。


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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