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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.1388【臨時号】2016.3.22 ◆
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◆ News & Views vol.1388 です
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2016年2月中~下旬にかけて、ニュージーランドでAPRICOT 2016/APNIC 41カ
ンファレンスが開催され、このレポートを連載にてお届けしています。

APNIC EC(理事)の議長は長年JPNICの前村が務めていましたが、今回のカン
ファレンスを最後に任期満了でECを退任しました。最終回となる本号では、
この前村が理事任期中の16年を振り返ってみます。

なお、今回のカンファレンス全体の概要とアドレスポリシーに関する議論の
動向、技術関連の動向については、下記のバックナンバーをご覧ください。

□APRICOT 2016/APNIC 41カンファレンス報告

  ○[第1弾] 全体概要およびアドレスポリシー関連報告(vol.1385)
  https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2016/vol1385.html
  ○[第2弾] 技術動向報告(vol.1386)
  https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2016/vol1386.html

また、JPNICブログでも、写真を中心に本カンファレンスの様子をご紹介し
ていますので、こちらも併せてご参照ください。

□APNIC 41 Photoレポート
  https://blog.nic.ad.jp/blog/apnic41_photo/

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◆ APRICOT 2016/APNIC 41カンファレンス報告 [第3弾] 
   16年間のAPNIC理事任期を振り返って
                                   JPNIC インターネット推進部 前村昌紀
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■ はじめに

2016年2月15日(月)から26日(金)まで、ニュージーランドのオークランドで、
APNIC 41カンファレンスがAPRICOT 2016との併催で開催されました。久しぶ
りの日本開催となり、私の郷里である福岡へ皆さんにお集まりいただいた、
昨年のAPRICOT-APAN 2015から1年ということで、月日の流れの早さを感じる
ところでしたが、それ以上に今回のカンファレンスは私にとって特別なもの
でした。2000年10月に初めて選出されて以降15年4ヶ月にわたって在任し、特
に2003年以降の13年間は議長としてその職責にあたった、APNIC理事(EC)の任
期を終えるのが、今回のAPRICOTだったからです。

本稿では、15年余りのAPNIC理事任期を振り返ってみたいと思います。


■ EC選挙へ出馬、新米理事に

2000年10月のAPNICミーティングは、それまでAPRICOTに併せて年1度開催して
いた状態から、年2回にするべく夏季開催を行った初めてのミーティングでし
た。事務局員の数もまだまだ十数名で、ミーティングも手作り感満載でした。
会議資料も公開されていますが、今から見ると隔世の感を禁じ得ません。

http://archive.apnic.net/meetings/10/

この時が初めてのEC選挙への出馬でした。それまでは英語の演説など打った
こともなく、ひどく緊張していましたが、とにかく必死に、頑張りますと真
摯に訴えただけだったように思います。いまだにAPNIC関係者から、緊張の様
子をからかい半分に言われるのですが、とにもかくにも誠実さだけは伝わっ
たようです。

新米理事としては、まずは先輩理事の議論についていくだけで精いっぱいの
日々が続きました。理事会での議論は、技術にしても経営問題にしても、口
頭であっても電子メールでも、とても高尚で難解に思われました。このため
余計に緊張していたような覚えがあります。

そんな新米理事に転機が訪れるのが、2003年です。選挙後の三役(Chair(議
長)、Treasurer(経理財務担当)、Secretary(庶務記録担当))指名の場で、突
然議長に指名されてしまったのです。これには心底驚きました。事前にそう
いう話でもあれば心の準備もできていたというものでしょうが、突然電話会
議の場で、という感じでした。「できません」と言って説得するのも難しい
ことですので、「皆さんのご協力が不可欠ですが、皆さんに推していただけ
るのであれば」と言って引き受けました。


■ APNIC ECの議長になって

それから13年間、議長を務めてまいりました。私が持ったことがある肩書き
の中で一番長期にわたったのが、この肩書きです。議長になると、毎回の理
事会会合の議事進行という仕事も回ってきますし、事務局長とは別の角度で、
APNICを代表することも出てきます。事務局長のPaul Wilson氏と1対1で話し
合うことも格段に増えます。

組織が小さいうちには見逃されてきたようなことも、大きくなるにつれ、キ
チンと対応する必要が出てきます。00年代後半には、精密に定款を反映する
ように理事会のマニュアルを整備しました。これに併せて、今までAMM 
(APNIC Member Meeting)の司会は事務局長がやっていたところを、定款通り
理事会議長である私が務めるようになり、ついには理事全員が壇上に上がっ
て会員やコミュニティの発言を受け止めるという形になりました。今では当
然のことに思われて、昔そうでない時代があったことを想像することの方が
難しいかもしれません。

時を同じくして00年代後半から、事務局長や職員だけでなく理事会メンバー
も、他のRIRなどに出張して対外活動を行うようになってきました。状況把握
だけでなく、理事レベルでの交渉の機会も増えてきました。私の場合は特に、
2010年頃から、NRO (Number Resource Organization) ECオブザーバという役
も追加され、NRO ECの会合などに事務局長とともに参加するようになりまし
た。これによって、いろんな戦略に関して事務局長と議論する機会が増えま
した。事務局長の業務を承認する立場の理事会に、正しく戦略行動の方針を
共有するとともに、前線で対応する事務局長と一緒に素早い判断を行うとい
う形で、事務局長とのパートナーシップを組んで仕事をしていたというのが
最近の5年間です。


■ より良いAPNIC事務局体制の確立へ

事務局の方に目を向けると、1998年以来、拡張に拡張を続けたそれまでのオ
フィスがついに手狭になり、新たな不動産を取得して引っ越したのが、2010
年12月でした。現在オフィスが所在する地域は、ブリスベンの中でも新たに
開発が始まろうとしている地域で、投資案件としても絶妙のタイミングでの
取得となりましたが、賃借料の低減など、財務の上でも非常に好ましい移転
だったと思います。

このような日常業務の遂行体制も、この15年間徐々に拡充されていきました。
各業務領域をエリアと呼び、エリアマネージャーが統括する体制でしたが、
これをさらに拡充しました。エリア統括者をディレクターとして、その上で、
技術や会員サービスのディレクターを務めてきたSanjaya氏が、事務局長代理
に任命され、いわばCOO(最高執行責任者)として日常業務を統括するという現
在の体制が整ったのは、2012年のことです。どのディレクターも有能で、そ
れぞれの領域がプロフェッショナルな仕事を遂行していると思います。ISO 
9001認証の取得、プロジェクトベースの予算計画・執行管理、リスクレジス
タによるリスク管理、戦略計画サイクルなど、業務遂行のために導入された
仕組みは枚挙にいとまがありません。同時期にGeneral Counsel(法律顧問)と
して事務局入りしたCraig Ng氏は、事務局だけではなく理事会のさまざまな
仕事に対しても、法曹の立場から積極的な助言を行い、APNIC全体の仕事を堅
牢なものにしてくれています。


■ おわりに(謝辞)

このようにAPNIC理事としての業務をつまびらかにお話しする機会も、あまり
ありませんでしたが、近年事務局としてのパフォーマンスは向上しています
し、理事会としてもカッチリ仕事をしているという充実感がありました。そ
れは一方で、議長という立場は結構大変だということでもありました。

そういう仕事も、今回のAPRICOT 2016のAGMの司会進行で最後、という状態で
した。長く務めたポジションを去るということで、AGMにいらっしゃった皆さ
んがスタンディングオベーションで私を演台に迎えてくださったのは、まっ
たく想定を超えていて、しばらく言葉を口にすることができなくなりました。
改めて、たくさんの方々のご支援で自分の仕事が成り立っていたことが、身
に染みて分かりました。本稿をご覧の皆さんにおかれても、いろいろとご支
援をいただいたものと、深く感謝いたします。誠にありがとうございました。

AGM直後の理事会で、Gaurab Raj Upadhaya氏が私の次の議長になったことが
分かりました。Upadhaya氏は非常に頼もしい同僚でしたので、素晴らしい議
長になってくれると思います。私の退任によって、APNIC設立以来初めて、日
本からの理事が不在の状態になってしまいましたが、遠くない将来、再び日
本からの理事が出ることを信じています。私は、今まで長い間関与してきた
のとは少し違う角度から、引き続きAPNICを支えていきたいと思います。

皆さまにおかれても、今後ともJPNICともども、APNICもごひいきに、よろし
くお願いいたします。


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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 JPNIC News & Views vol.1388 【臨時号】

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