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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.1814【定期号】2020.12.15 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.1814 です
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毎月15日(土日祝の場合はその翌営業日)に発行している定期号では、特集記
事のみならず、業界メンバーのコラムや用語解説、統計などもお届けしてい
ます。

本号の特集は、2020年11月中~下旬にかけて開催した、Internet Week 2020
の開催報告です。今年は、初のオンライン開催と同時に、ハンズオンとカン
ファレンスの2週に分けての日程となるなど、さまざまな新しい取り組みを実
現したInternet Weekとなりました。

News & Views Columnでは、この初のオンライン開催となるInternet Weekを
配信チームの一員として支えていただいた、株式会社ブロードバンドタワー
の青山尚暉氏に、その舞台裏について語っていただきました。また、インター
ネット用語1分解説では、クラウド化やリモートワークの普及に伴い従来の境
界防御に変わって注目を集めつつあるセキュリティの考え方である、「ゼロ
トラスト」について解説しています。

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◆ 目次
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【 1 】特集 「『Internet Week 2020 ~わくわく大作戦~』開催報告」
【 2 】News & Views Column
       「Internet Week 2020 の舞台裏 @配信チームより」
         株式会社ブロードバンドタワー  青山尚暉氏
【 3 】インターネット用語1分解説
       「ゼロトラストとは」
【 4 】統計資料
         1. JPドメイン名
         2. IPアドレス
         3. 会員数
         4. 指定事業者数
【 5 】イベントカレンダー

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【 1 】特集 「『Internet Week 2020 ~わくわく大作戦~』開催報告」
                                   JPNIC インターネット推進部 坂口康子
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2020年11月17日(火)から27日(金)まで、「Internet Week 2020」を開催しま
した。土日祝日や開催プログラムがなかった日を除くと合計7日間、前半(11
月17日・18日・20日)のハンズオン週は各プログラムの定員にもよるのですが
毎日45名~60名強、後半(11月24日~27日)のカンファレンス週は常時250名前
後の方にご参加いただいていました。


■ 「秋には状況が良くなるかも」の淡い期待とオンライン開催を決めるまで

Internet Week 2020は、初のオンライン開催でした。例年、その年のInternet
Weekの検討は3月頃から始まります。いつもであれば「今年のテーマは何にし
よう」「今年取り上げた方がいいトピックは何か」が議題の検討会ですが、
「今年もInternet Weekをやるにはどうしたらいいか」、それが一番の検討項
目となりました。

Internet Weekの開催の目的は、大きく分けて二つあります。一つはインター
ネット関連技術に関する、基礎的/普遍的あるいは最新情報の提供。もう一つ
は、参加者をはじめInternet Weekに関わる方々に、議論や意見交換の場をご
提供することです。オンラインになりますと、Face to Faceでない分だけ、
2点目をやる意味は薄れてしまうかもしれません。「今年はやる意味はないの
では」、そのようなご意見が出るかもしれないと思っていましたが、実行委
員や昨年度プログラム委員からそのような話は出ず、「どうすれば今年も
Internet Weekができるだろうか」から検討は始まりました。

3月から5月にかけて、月1~2回のペースで、有志の皆様とJPNICによる検討会
を行いました。会の最後に次回の日程調整をする際、毎回「次に集まる時に
は状況が良くなり、11月にはいつも通りのInternet Weekができるかも」と出
席者の誰もが願っていました。そうは言っても、11月に開催することを考え
ると、6月にはプログラム検討を始めなければなりません。オンサイト開催と
オンライン開催では、プログラム企画の際に考慮すべきポイントが異なりま
す。今年もInternet Weekとしてお届けしたい情報はたくさんある以上、開催
中止は絶対に避けたく、ゴールデンウィーク明けに開催された検討会で、基
本的にオンライン開催とするという方針が関係者間で確認されました。


■ 大規模オンラインイベントでの課題把握も兼ねていた「Internet Week 
   ショーケース オンライン」

JPNICは、年間約30のイベントやセミナーを開催しています。コロナ禍でその
ほとんどをオンライン開催しましたが、Internet Weekの規模のものは初めて
です。関わってくださる方の数も、毎回楽しみにしていてくださる方の数も、
一番多いのではないかと思います。いきなり11月の本番を迎えるのは心配で
すので、毎年初夏に首都圏以外の地域で開催している「Internet Week ショー
ケース」(こちらも開催目的を考えるとやる/やらないの検討はあったのです
が)を、大規模オンラインイベント開催の課題を洗い出すために、全国の皆様
にお届けするということで、オンライン開催としました。配信スタジオを
JPNICとし、すべてのご講演者様にはリモートでご登壇いただきました。

いつものInternet Week ショーケースに比べると内容がコンパクトに、また
講演者の皆様とJPNIC職員で地域の皆様の元にうかがう、という当初この企画
を始めた時の形態から、少し異なるものとなりました。しかしながら、オン
ラインで普段東京で開催するInternet Weekには来ることが難しい方に、情報
をお届けするということはできたかと思います。

実は、2020年のInternet Weekショーケースは、2020年1月には開催地も日時
も決まっていました。会場手配や実施プログラムに関するアンケートへの回
答など、開催地近郊の皆様には開催準備にご協力いただいていたところ、本
当に残念です。早くまた、皆様のところにおうかがいできる日が来ることを
願っています。


■ オンライン開催のためのプログラム編成

6月から始まったプログラム委員会では、プログラムの枠自体をどうするか、
というところから検討が始まりました。オンサイトでやっていたものを、
そのままオンラインに移行できるとは限りません。自宅から参加する方、業
務の傍ら自席から参加している方が多いであろうことを考えると、会場で参
加している時ほど集中力は維持できないかもしれません。分かりやすさも考
慮して、毎定時に45分のプログラムをスタート、終了後に15分の休憩を挟ん
で次のプログラムに進むという形を、朝の10時から繰り返す形になりました。
昨年までのプログラムは基本的に1コマ2.5時間でしたので、企画したプログ
ラム委員の皆様からしますと、情報提供したいトピックが今年もたくさんあ
り苦労されたかもしれません。トピックを厳選して45分にキッチリまとめて
いただき、無事に10月初めにプログラムを公開することができました。

時間枠の他に、プログラム企画で要検討となったのは、ハンズオンの扱いで
す。今年は1コマ45分と決めましたが、さすがにハンズオンを45分に収めるこ
とは困難です。一方で、ハンズオンは毎年すぐ満席になり、参加者アンケー
トでも「来年もハンズオンに参加したい」という声が多く寄せられるなど、
最も人気があるプログラムの一つです。時間の問題以外にも、疑問点があり
作業が止まっている方の対応をオンラインではどうするのか、という課題も
ありました。

当初の計画では、Internet Week 2020は11月24日から27日までの、例年通り
4日間の予定でした。この日程に合わせ、会場は1年前から予約しています。
しかしながら、オンラインで開催することを考えますと、会場の制約から自
由になります。最終的に、当初予定した期間の1週間前に、三つのハンズオン
を開催することになりました。ハンズオン環境やTAなどサポート体制は考慮
する必要がありますが、部屋の定員は考えなくていいため、一部プログラム
はご講演者様のご協力で、オンサイト開催時より多くの参加枠を設けること
ができました。

BoFプログラムをどうするか、という課題もありました。プログラム委員が企
画する通常のプログラムは、プログラム委員会での検討やコミュニケーショ
ンを何度も重ねて準備されますが、BoFはそれに比べると準備期間がありませ
ん。これに関しては、今回はオンライン開催のためのトライアルということ
で、過去に開催実績のあるBoF主催団体様に特別にご協力いただき、「Abuse 
BoF」と「日本DNSオペレーターズグループ BoF」を特別に開催することにし
ました。


■ オンライン開催を補うためのパブリックビューイング

オンライン開催にあたっては、実行委員やプログラム委員へのご相談だけで
なく、これまでにご参加いただいた方へのアンケート、開催趣旨にご賛同い
ただき毎年ご協力いただいている、協賛企業の皆様へのヒアリングも実施し
ました。すでにオンラインで実施したJPNIC主催イベント・セミナーの参加者
数の変化、アンケートでの反応なども確認し、Internet Weekはどうするべき
かを検討しました。

それらを通して、JPNICが主催するイベント/セミナーの中でも、Internet 
Weekは特に情報収集だけでなく意見交換・情報交換などの、インタラクティ
ブな部分を重視されている方が多いことが分かりました。移動の問題が解決
されるのだから、遠方の方ほどオンライン化を歓迎しているのでは、と調査
前は単純に考えていました。結果はその逆で、首都圏以外の方ほど、コロナ
が収束した際は元の開催形態となることを望んでいるなど、その結果は
Internet Week 2020だけでなく、JPNICの今後の普及啓発活動を考えていく上
でも示唆に富むものでした。

協賛企業様にとっても、コロナ禍で突然リアルイベントがなくなったり、縮
小されたりする中で、広報活動・営業活動に試行錯誤されている様子が、ヒ
アリングから伝わってきました。

これらを考慮し、最大限の感染対策を講じた上で皆で集まれる場を作るべく、
昨年までの会場だった浅草橋ヒューリックホールで、定員60名のパブリック
ビューイングを開催することを正式に決めたのは9月末、参加登録開始の直前
でした。それから会期当日までの1ヶ月半は、試行錯誤の日々でした。前例が
なく、会期当日の状況が読めず、最終的な形が変わる可能性もある中で、プ
ログラム企画、配信、運営全般など、関係者各自が自分の持ち場でどうなっ
ても臨機応変に対応できるよう、着実に準備を進めていきました。


■ オンラインでも安定した進行のハンズオン週

会期前半は、三つのハンズオンプログラムを開催しました。

準備当初の「オンラインでハンズオンはうまくいくだろうか」という心配は、
まったくの杞憂でした。講演者と参加者の皆様で、ZoomのQA機能やSlackを最
大限活用して、コミュニケーションを取りながら進行していました。JPNICで
は今年度は多くのオンラインセミナーを開催しましたが、ハンズオンに関し
ては、オンライン化のトライアル段階です。その意味では、ハンズオン講演
者の皆様の安定した進行には、参考になる部分が多かったように思います。


■ 臨機応変の対応が求められたカンファレンス週

後半のカンファレンス週は、東京都において新型コロナウイルス感染症が急
激に拡大する中での開催となりました。11月25日に、東京都知事からできる
だけ不要不急の外出は避けるよう要請があり、来場予定だった方には大変申
し訳なかったのですが、26日と27日のパブリックビューイングは中止とし、
すべての方にオンライン参加をお願いしました。JPNICの会議室に構築した配
信スタジオから講演予定だった方にも、急なご連絡となってしまいましたが、
可能な限りのリモート登壇をお願いしました。

参加者が目の前にいないという中で、講演者の皆様、司会者の皆様はいつも
と違った中での講演となりましたが、事前アンケートを実施したり、QA・ラ
イブ投票ツールSlidoを使いながら、うまく進行できていたようです。QAを司
会が読み上げながら、講演者がそれに答えるという図式は、さながらラジオ
番組のようでした。たくさんの質問が寄せられ、時間の都合上すべて取り上
げらなかったことは心苦しい限りです。

これまでのInternet Weekでは、ご講演者の方に会場に来ていただくことが大
前提でした。質疑応答など直接のコミュニケーションや、終了後に個別の質
問をされたい参加者の方もいたからです。一方で、オンラインとなることで、
ご講演者がどこにいても登壇することができたり、事前録画した映像を流し
てもイベントの雰囲気をあまり壊さないで済んだりといったメリットもあり
ました。26日に開催したプログラム「社会変容とインターネット ~100年に
一度の大禍とデジタル社会の初めての遭遇」は、オードリー・タン様(中華民
国行政院政務委員)と楠 正憲様(Japan Digital Design株式会社)が登壇され
ましたが、録画だからこそ実現できたプログラムです。オードリー・タン様
側から指定された収録可能日は11月3日、日本では祝日にあたります。祝日に
ご対応いただいた、楠様には感謝いたします。このプログラムにつきまして
は、オードリー・タン様との取り決めにより、JPNICのYouTubeチャンネルで
特別公開しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。

【特別公開】社会変容とインターネット
             ~100年に一度の大禍とデジタル社会の初めての遭遇~
  講演者
   - オードリー・タン (中華民国行政院政務委員)
   - 楠 正憲 (Japan Digital Design株式会社)

  https://www.youtube.com/watch?v=u3hRYv_qAzU&feature=youtu.be


■ 最後に

初のオンライン開催を終え、まずはほっとした気持ちです。初めてのことば
かり、そして先が読めない中、最終的な形は決めていましたが状況によって
臨機応変に対応していくことが求められる中で、例年以上にご不便やご迷惑
をおかけしたかと思いますが、Internet Week 2020にご参加いただいた皆様、
Internet Week 2020にご協力いただいたすべての皆様に感謝いたします。

来年も何らかの形で、Internet Week 2021を開催予定です。どのような形に
なるかの検討はまだまだこれからです。オンライン開催で良かったところは
生かしつつ、実現が難しかった点は来年の課題としていきたいと思っていま
す。

参加者アンケートはまだ回答を受け付けております。また今回はオンライン
開催と大きな変化がありましたので、今回は残念ながら参加できなかった方
のご意見をうかがう機会も、設けようかと考えています。

どのような形でも、来年もまた皆様と力を合わせてInternet Weekを開催でき
ることを楽しみにしています。


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 ┃     ◆◇◆◇◆  本特集のご感想をお聞かせください  ◆◇◆◇◆     ┃
 ┃良かった                                                          ┃
 ┃ https://feedback.nic.ad.jp/1814/65871e76d30696036b50c0115660ec78 ┃
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 ┃悪かった                                                          ┃
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【 2 】News & Views Column
       「Internet Week 2020 の舞台裏 @配信チームより」
                                 株式会社ブロードバンドタワー 青山尚暉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

はじめまして、Internet Week 2020 配信チームの青山です。

このコラムをお読みになっている方々の中には、Internet Week 2020に参加
された方もいらっしゃるかと思います。初のオンライン開催ということもあ
り、ご迷惑をおかけした部分もあったかと思いますが、無事終幕となりまし
た。多くのご参加ありがとうございました。Internet Week 2020の配信の裏
側を、手短ではありますがご紹介したいと思います。

例年ですと、NOCチームが浅草橋のヒューリックホール&ヒューリックカン
ファレンスにおいて、学生スタッフと一緒にIPアドレスの利用設計、物理ネッ
トワーク設計、構築、運用をし、来場者にカンファレンス中利用いただくネッ
トワーク整備をしていました。しかしながら、今年は感染症が流行しており
オンライン開催となったため、学生スタッフを含めずに、Internet Week 2019
NOCチームとJPNICの方々で配信チームが結成されました。

今回は、Zoomとニコニコ生放送を配信プラットフォームとして採用しました
が、Zoomはおなじみだと思いますのでニコニコ生放送について少し触れよう
かと思います。なお当初は、YouTube Liveも検討されていましたが、有料購
入したチケットと引き換えにLive配信URLを配布することが利用規約上不可な
ことが発覚し、ニコニコ生放送を採用しました。

Zoomとニコニコ生放送の二つの配信プラットフォームに配信することにした
のは、単一配信プラットフォームに依存すると、障害となった場合、参加者
へ配信がストップする状態となり、最悪イベントの継続が不可能となるため
です。それに備える目的で、Zoomとニコニコ生放送の二つのプラットフォー
ムへ配信し、イベントの継続性を確保しました。どちらも問題なかったです
が、備えることで安心して配信できたと思います。

また、講演者の皆様のご協力もあり、ニコニコ生放送のタイムシフト機能を
有効にできましたので、リアルタイムでご覧いただけなかった部分は追っか
けて見ていただくことができたかと思います。これもオンラインだからこそ
できることかと思いますので、個人的には継続していければと思っていま
す。

今回は、配信チームでも一つカンファレンスセッションを実施しました。

  C43 初のオンライン開催を支える!IW2020動画配信の裏側
  https://www.nic.ad.jp/iw2020/program/detail/#c43

Internet Week 2020事務局から配信チームへ提出された要望、動画配信につ
いての深い話、配信チームが明かす詳細な配信環境、といった内容の講演に
なります。例年通り、セッションで使った資料は後日Webで公開される予定で
すので、Internet Week 2020 配信チームの知恵とナレッジが詰まったこの内
容を、資料にてぜひご覧ください。


■筆者略歴

青山 尚暉(あおやま なおき)

株式会社ブロードバンドタワーに新卒入社。MSPサービスや、Amazon Web 
Servicesなどのクラウドを利用した監視システムの構築運用に従事。

コミュニティ活動
* Internet Week 2020 プログラム委員、配信チーム
* Internet Week 2019 NOCチーム


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 3 】インターネット用語1分解説
         「ゼロトラストとは」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ゼロトラストとは、「通信はすべて信用できない」という観点に立ったセキュ
リティポリシーの一種です。

信用できるネットワーク(例えばオフィス内など)と、信用できないネットワー
ク(インターネット)を区別し、その境界線上(ファイヤーウォール)での防御
に重きをおく境界防御という考え方に対して、そういった区別を無くす考え
方です。

ゼロトラストでは、基本的にはネットワークを区別すること無く、

・最初は何も信頼しない。
・個々のセッションごとに、認証、許可を行う。
・許可の根拠となるリソースへのアクセスポリシーは、複数の情報から動的
  に決める。
・常にアクセスポリシーをアップデートする。

といったアプローチをとります。

その背景として、2000年頃を境に、それまではユーザー、サーバ、クライア
ントは原則としてすべてオフィスにあり、オフィス内に閉じたネットワーク
を形成することが一般的だったのが、各種のサービスがクラウド化し始めた
ことがあります。これによって、オフィス内とオフィス外の区別が曖昧にな
り始めました。また、リモートワーク/テレワークの普及で、サーバだけでな
く、ユーザーやクライアントまでもがオフィスネットワークの外に存在する
ようになり、中と外を区別する意味が無くなってきました。

このような状況に加えて、そもそも論として境界防御では、中に入られると
無防備、内部利用者のミスによる情報流出といった問題もあります。こうし
た問題に対処するために、ゼロトラストという概念が生まれました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 4 】統計資料
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1. JPドメイン名

o 登録ドメイン数(2020年7月~2020年12月)
--------------------------------------------------------------------------------------------
日付|  AD  AC    CO    GO   OR    NE   GR   ED   LG   GEO    GA    GJ     PA   PJ   TOTAL
--------------------------------------------------------------------------------------------
  7/1|254 3690 434370 590 37684 12919 5770 5522 1891 2160  985461 91654  9603 1669 1593237
  8/1|254 3693 435505 590 37773 12909 5763 5571 1891 2158  987631 91314  9619 1657 1596328
  9/1|254 3698 436409 592 37858 12891 5753 5626 1891 2157  990226 91095  9616 1673 1599739
 10/1|254 3702 437867 596 37922 12897 5735 5701 1891 2155  994648 90997  9626 1654 1605645
 11/1|254 3712 439378 608 37999 12879 5725 5786 1892 2152  998007 90811  9638 1643 1610484
 12/1|254 3720 440446 625 38090 12873 5716 5875 1892 2151 1001839 90674  9605 1637 1615397
--------------------------------------------------------------------------------------------

 GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字)
 GJ:汎用ドメイン名 日本語
 PA:都道府県型ドメイン名 ASCII(英数字)
 PJ:都道府県型ドメイン名 日本語


2. IPアドレス

o JPNICからのIPv4アドレス割り振りとJPNICへのIPv4アドレス返却ホスト数
  (2020年6月~2020年11月)
------------------------------------------
  月 |   割振   |   返却   | 現在の総量
------------------------------------------
   6 |     1024 |        0 |   93301680
   7 |     2048 |     4096 |   93299632
   8 |     1024 |     1024 |   93299632
   9 |        0 |        0 |   93299632
  10 |     1024 |        0 |   93300656
  11 |      512 |        0 |   93301168
------------------------------------------


□統計情報に関する詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/stat/


3. 会員数  ※2020年12月14日 現在

 ---------------------
  会員分類  | 会員数 |
 ---------------------
  S会員     |      3 |
  A会員     |      0 |
  B会員     |      2 |
  C会員     |      3 |
  D会員     |     90 |
  非営利会員|      9 |
  個人推薦  |     29 |
  賛助会員  |     45 |
 ---------------------
  合計      |    181 |
 ---------------------

□会員についての詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/member/list/


4. 指定事業者数  ※2020年12月7日 現在

   IPアドレス管理指定事業者数           466


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 5 】イベントカレンダー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2020.12.17(木)                SecurityDay2020 (オンライン)
  2020.12.23(水)                IETF報告会(109th Virtual) (オンライン)
 ---------------------------------------------------------------------
  2021.1.18(月)~25(月)         SANOG 36 (オンライン)
  2021.1.27(水)~29(金)         JANOG47 (福岡県、福岡国際会議場)
 ---------------------------------------------------------------------
  2021.2.1(月)~5(金)           APAN51 (Islamabad, Pakistan)
  2021.2.8(月)~10(水)          NANOG81 (オンライン)
  2021.2.22(月)~3.4(木)        APRICOT 2021/APNIC 51 (オンライン)
  2021.2.24(水)~25(木)         APTLD79 (オンライン)


     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
      わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
                  ◇              ◇              ◇
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