APNIC管理下で歴史的PIアドレスの使用を継続する場合
このページでは
このページでは、JPNICデータベースに登録されている歴史的PIアドレスを、 直接APNIC管理下で使用するよう変更することについて、 JPNIC管理下で使用する場合との違いを中心に説明します。
(注)ここで紹介する内容は2005年2月18日現在の状況について参考のためにまとめたものです。最新の情報はAPNICのホームページでご確認ください。
対象となるIPアドレス
現在JPNICデータベース上に存在する歴史的PIアドレスのうち、 一部のアドレスは、今後APNIC管理下での使用を選択することが可能です。
これらのアドレス空間は、 以下のアドレス空間以外は APNIC(Asia Pacific Network Information Centre) もしくはJPNICのいずれかを管理元として選択できます。 該当するアドレスを割り当てられている組織は、 希望する管理元をお知らせいただけますようお願いします。
- 133/8
- 202/8、203/8、192/8の一部
割り当てられているアドレスが、 管理元を選択できるかどうかご不明な場合は、JPNICへお問い合わせください。
APNIC管理下を選択した場合のアドレス管理の概要
ポリシー・申請手続き等について
- APNICデータベース登録方針・手続き等は、APNICの定めに従うところとなる。
- 情報更新等の窓口、そのアドレスに関する問い合わせ先は全てAPNICとなる。
DB登録・WHOIS公開について
- APNICデータベースに登録された情報はAPNICのWHOISデータベースで公開される。
- JPNICデータベースから当該割り当て情報は削除される。
料金等について
- APNIC会員でない割り当て先組織が、APNICデータベースの情報更新を希望する場合は、年間維持料が課金される。詳細はprop-018-v001: Protecting historical records in the APNIC WHOIS DatabaseおよびProtection of historical Internet resource registrations(翻訳文)を参照のこと。
使用されていないアドレスの回収について
- 割り当てられているアドレスについて経路広告をしていない場合は、アドレス回収の対象となる可能性がある。詳細はprop-017-v001: Recovery of unused address spaceをおよびRecovery of unused address space - implementation(翻訳文)参照のこと。
APNIC管理下を選択する場合の手続きの流れ
現在割り当てられている歴史的PIアドレスが JPNIC WHOISで公開されている場合は、 今後APNIC管理下での使用を希望する場合にも、 JPNIC (hr@nic.ad.jp)にご一報ください。 その後の流れは以下の通りです。
- JPNICよりAPNICに、割り当て先組織がAPNIC管理下を希望している旨を連絡します。APNIC管理下となるために、必要な情報を割り当て先組織よりAPNICにご提出いただく場合があります。
- APNICで情報更新を行い、APNIC管理下となる手続きが完了します。
- JPNICにおいて、JPNICデータベースに登録されているネットワーク情報を削除します。どこからも参照されてない担当者情報については一定期間後に自動削除されます。
- JPNICより割り当て先組織に対し、管理元の変更手続きが完了したことをご連絡します。
- APNICの手続きに従って、割り当て先組織においてAPNICに対し情報更新等を行ってください。
APNICの窓口
- URL
- http://www.apnic.net/
- お問い合わせ先
- helpdesk@apnic.net