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    /P▲          ◆ JPNIC News & Views vol.298【臨時号】2005.11.11◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.298 です
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10月25日(火)から10月28日(金)まで米国・ロサンゼルスで開催された第16回
ARINミーティングのレポートをお届けします。

これまでNews & Viewsでは、9月以降開催されたAPNICとRIPEのミーティングに
ついてレポートをお届けしてきました。これらレポートを通じて、今、各地域
におけるIPv6アドレスのポリシーに関してとても多くの議論がされていること
がうかがえます。

では、北米地域を中心としたARINのミーティングでは、どのような議論がされ
たのか… 以下バックナンバーも参考にお読みください。

○vol.288 「第20回APNICオープンポリシーミーティングレポート」
   http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2005/vol288.html
○vol.293 「IPv6アドレスポリシーの変更について
           ~第20回APNICオープンポリシーミーティングでの議論~」
   http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2005/vol293.html
○vol.294 「第51回RIPEミーティング報告」
   http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2005/vol294.html


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◆ARIN XVIミーティングレポート
                                                 JPNIC IP事業部 奥谷泉
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今回のARINミーティングは2005年10月25日(火)から10月28日(金)、ロサンゼル
スのユニバーサルシティで開催されました。

ユニバーサルスタジオから歩いて15分のヒルトンホテルが会場でしたが、場所
がどこであってもTシャツにジーンズ姿の業界の方々がIPアドレス管理につい
て議論を行うことに変わりはなく、華やかな雰囲気が漂っているということは
ありませんでした。

例年、秋のARINミーティングはNANOGとあわせての開催ということもあり、参
加者約190名のうち、NANOG、ARIN両方の参加者は135名だそうです。管轄地域
が主に北米のため、米国カラーが非常に強いことがARINミーティングの特徴で
す。どんな些細なことでもきちんと議論を行う土壌のせいか、今回も話題は盛
りだくさんでした。

特に注目すべきトピックスとして、IPv4アドレス(以下、IPv4)の寿命予測、
IPv6アドレス(以下、IPv6)ポリシーの変更、IPv6におけるPIアドレス、そして
AS番号の4ビット化、についてご紹介したいと思います。

■IPv4の寿命予測

ARINミーティングの議長でもあるJohn Curranがモデレーターを務め、Geoff
Huston(APNIC)、Tony Hain(Cisco Systems)、Thomas Narten(所属の明記なし)と
KC Claffy(CAIDA)がそれぞれの見解を発表し、パネルディスカッションを行いま
した。

IPv4の寿命予測について、Geoff Hustonは8年、Tony Hain5-7年としています。
二人の予測に若干の差異が生じているのは、過去のどの時点の推移を参考に今
後の伸びを予測しているかによって、消費カーブか異なることと、どの時点
(IANAプールが尽きた時点か、RIRプールが尽きた時点)で「枯渇」と見なすの
かということが理由です。

また、Geoff Hustonは予測されている寿命の正確性そのものよりも、実際に枯
渇した場合の対策に目を向けています。具体的にはIPv4が枯渇した時点でIPv6
への完全移行が完了していない可能性が高く、「その間のアドレッシングをど
うするべきか」ということについて問題提起が行われていました。

また、そのようなことが起こった場合、IPv4が市場に出回ることも予測され、
RIRをはじめとするレジストリの役割についてもコミュニティに対して問いか
けてました。

これは非常に重要な問題ですので、JPNICとしても次回のJPNICオープンポリ 
シーミーティングで詳しくご報告し、みなさまと一緒に検討を進めていきたい
と考えています。

■IPv6ポリシーの変更

以下二つに分けて提案が行われました。

 ・追加割り振り利用率の変更(HD-ratio 0.8→0.94)
 ・/48以外の新たな割り当てサイズの追加

1点目の追加割り振り利用率の変更についてはAPNICで行われた提案と同じ内容
で、ここでも参加者からのコンセンサスが得られました。

新たな割り当てサイズを設けることについては今回のミーティングで結論は出
ず、今後コミュニティの意見を反映させたうえで改めて具体的な提案を行うこ
とになりました。

こちらについて当初はAPNIC、RIPE同様、既存の/48に加えて/56の割り当てサ
イズを追加することが提案されましたが、参加者から「割り当ては可変的に行
うべき(つまりビット単位で割り当てサイズが決定できるべき)」とのコメント
があり、他の参加者からも支持するコメントがいくつかありました。

その後、議長から「既存の/48よりもより小さな割り当てサイズを検討するべ
きか」と「割り当てサイズを固定ではなく、可変とするべきか」の2点につい
て確認が行われた際、どちらも賛成者数が反対者数を大きく上回ったため、こ
の点も考慮したうえで、次回のARINミーティングで提案が行われることになる
かと思います。

■IPv6におけるPIアドレス

過去数回のミーティングから継続議論として提案されており、特に現在IPv4で
マルチホームを行っている組織については強いニーズが確かにあることは共通
認識として確立されているようです。

ただし、具体的な基準を定めることで難航しており、今回の提案では
「100,000ホスト以上を持つネットワーク」ということが基準に含まれていた
ため、「割り振り基準よりも厳しいじゃないか」と不評を買っていました。

経路情報集約のため、あまりにも誰でも取得できるようにするべきではないと
の考えもあり、基準を緩和しすぎず、かつ必要な人に取得してもらえる、バラ
ンスのよい基準というのはなかなか難しいようです。引き続き、ARINのメーリ
ングリストで活発に議論が行われています。

 スレッド名:"2005-1 or its logical successor"
 http://lists.arin.net/pipermail/ppml/

■AS番号の4バイト化

正式な提案としてではなく、今後ポリシー提案を検討している参加者が自分の
案を紹介して参加者の感触をさぐるPolicy BoFにてGeoff Hustonより紹介され
たものです。現時点では以下のスケジュール案をもとに進めたいと考えている
そうです。

  2007年1月 4バイトのASも申請可能とする
  2009年1月 4バイトのASをデフォルト分配
  2010年1月 2バイトASの分配停止

おそらく次回のAPNICミーティングで正式に提案が行われると思います。

■NRO NCの選出

現職Lee Howardに代わり、Martin Hanniganが選出されました。

■提案事項の結果一覧

2005-1:IPv6におけるPIアドレス
    コンセンサスには至らなかったが、継続議論を行う。今後ACは提案者と
    調整しながら、コミュニティからの意見を反映した内容で再提案を行う。

2005-2:ARIN WHOISにおける情報の扱い
    提案者が取り下げ

2005-4:AfriNIC設立に伴うポリシー変更
    アフリカ地域をARINポリシー適用対象から省くことでコンセンサス

2005-5:IPv6 HD-ratioの変更
    0.8⇒0.94への変更でコンセンサス

2005-6:エニーキャスト向けのアドレスの割り当て
    却下

2005-7: マルチホームの定義の変更
    現実に即した定義に変更することでコンセンサス

2005-8:IPv6割り当てサイズの変更
    コンセンサスには至らなかったが、継続議論を行う。今後ACは提案者と
    調整しながら、コミュニティからの意見を反映した内容で再提案を行う。

■参考情報
  ARIN XVIプレゼンテーション資料
  http://www.arin.net/meetings/minutes/ARIN_XVI/ppm.html


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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 JPNIC News & Views vol.298 【臨時号】 

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