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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.1027【臨時号】2012.11.7 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.1027 です
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Internet Week 2012の開催は、いよいよ11月19日からと迫ってきました。す
でにいくつかのプログラムで満席表示が出たようですが、そうなってしまっ
たプログラムも、部屋等を変更することで、昨夜よりハンズオンプログラム
以外で追加募集がされているようです。

さて、これまで6回にわたり、法林浩之氏によるInternet Week 2012の注目プ
ログラムのご紹介を連載してきましたが、本号では第7弾として「ルーティン
グチュートリアル」を取り上げ、ご紹介いただきます。なお、第1弾~第6弾
については、下記のバックナンバーをご覧ください。

□直前特集! Internet Week 2012 注目プログラムのご紹介
  ○[第1弾]「T5:これからはじめるIPv6」(vol.1019)
    http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1019.html
  ○[第2弾]「T10:IPv6各種移行・共存技術解説」(vol.1020)
    http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1020.html
  ○[第3弾]「T8:インターネットの決めごとの作り方を学ぼう」(vol.1022)
    http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1022.html
  ○[第4弾]「D1:パケットフォワーディングを支える技術」(vol.1023)
    http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1023.html
  ○[第5弾]「T1:CSIRTの今とこれから」(vol.1024)
    http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1024.html
  ○[第6弾]「D2:DNSDAY」(vol.1026)
    http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1026.html

<参加申込はこちらから:割引のある事前登録は、11月9日(金)17:00まで>
https://internetweek.jp/apply/

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◆ 直前特集! Internet Week 2012 注目プログラムのご紹介:
   [第7弾]「T4:ルーティングチュートリアル」
                                             日本UNIXユーザ会 法林浩之
                   日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ 松下和弘
                                                        JPNIC 岡田雅之
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Internet Week 2012の事前登録締切日も今週末の11月9日と近づいてきました。

約30本のプログラムを4日間にわたって執り行いますが、この連載ではその中
からいくつかのプログラムを取り上げ、それを担当したプログラム委員に、
企画の意図や見どころを語っていただいています。Internet WeekのWebサイ
トに載っているプログラム概要では書き切れない、担当プログラム委員の想
いをお伝えできればと考えています。記事の執筆は、Internet Weekプログラ
ム委員の法林浩之(日本UNIXユーザ会)が担当します。

注目プログラム紹介の第7弾は「T4:ルーティングチュートリアル」です。

ルーティングというとそろそろ枯れてきた技術のように感じますし、Internet
Weekのチュートリアルとしてはいったん発展的に終了したプログラムである
ような記憶もあります。その辺りの経緯も含めて、担当プログラム委員の松
下和弘さん(日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ)、岡田雅之さん
(JPNIC)に話をうかがいました。


法林:ルーティングというと、Webでの検索情報や書籍などもたくさん見つか
      りますが、そのような状況の中で、あえてInternet Weekでこのプログ
      ラムを企画した経緯を教えてください。

岡田:ルーティングチュートリアルの歴史は、Internet Weekの体裁になる
      前、IP Meetingと付属チュートリアルセッションだけだったという時
      代にさかのぼります。その時代は、BGP、OSPFといったタイトルでセッ
      ションがありました。

      1990年代後半、日本でも商用のインターネットが勃興し、NTTもOCNを
      始めていました。そのような中、1999年にようやくInternet Weekの中
      で、「大規模ネットワークにおける経路制御」という内容の独立した
      本格チュートリアルが始まりました。この時代は、各社ともスケーラ
      ビリティに悩んでいた時代であったと聞いています。JANOGでルーティ
      ングのスケーラビリティをテーマにセッションを行ったことが、この
      チュートリアルができるきっかけであり、その後も同様の趣旨で
      Internet Weekの横浜開催最後の年、2006年までは続けられていまし
      た。

松下:今回の復活劇も、国内のネットワークオペレーターが集まるミーティ
      ングなどでも案外ルーティングのプラクティスを共有する機会が減っ
      ているのでは?といった問題意識が出たことに端を発します。

      そのような問題意識を持って過去のIWのプログラムを振り返りますと、
      ルーティングチュートリアルとは、理論から最先端と言えるプラクティ
      スまでをきちんと説明する機会であり、今まさにこういった機会が必
      要なのではないかという思いが、この企画に結びつきました。


法林:なるほど。意外に現場の運用者には先駆者の知見が共有されていない
      んですね。そういう意味では、このチュートリアルでは書籍やWebの情
      報でカバーされない深い話を聞くことができそうですね。

松下:はい。このプログラムでは、インターネットのルーティングの現状を
      踏まえ、組織内の経路制御と組織外の経路制御、という二つの切り口
      から運用のプラクティスを解説します。

      組織内の経路制御では、特にOSPFについて、講師から現在のISPなどで
      の活用テクニックを共有します。OSPFにおけるエリア分割やネットワー
      クごとに存在する代表ルータの選定など、講師の経験に基づく最新情
      報をお伝えします。

      組織外の経路制御については、当然ながら業界標準のBGPを対象とし、
      いかに自組織の経路をインターネットへ広めるか、不断の努力を継続
      してきた講師から必要なテクニック、周辺技術を解説する内容となっ
      ています。

岡田:私自身も過去、ある一定規模以上のOSPF/BGP運用に携わっていた経験
      がありました。しかしながら、これはお恥ずかしいことでもあります
      が、今回のプログラムを2名の講師と議論する過程において、自分の
      知識がすでに陳腐化していることを痛感することになりました。


法林:プログラムの内容は相当広範囲に及ぶものになりそうですね。最後に、
      このプログラムにどのような方に参加してほしいですか?

松下:最近ネットワークの運用を担当することになった方の日常業務に活用
      いただくことはもちろん、普段組織内の経路制御を担当している方が、
      組織外の経路制御をどのように行っているかを理解していただくこと
      にも最適と考えています。

岡田:私のようにと言ってしまっては失礼かもしれませんが、ここ数年OSPF
      などから離れてしまった方の知識の更新にも適切なプログラムとも考
      えられますね。

法林:ありがとうございました。"伝統ある"ルーティングチュートリアルの
      復活を楽しみにしています。


■「T4: ルーティングチュートリアル」詳細

   - 日時:2012年11月19日(月) 13:00~15:30
   - 会場:富士ソフト アキバプラザ
   - 料金:事前料金 5,000円/当日料金 7,000円
   - https://internetweek.jp/program/t4/

   - 内容:インターネットの経路制御の全体を、2時間半の内容に要点を絞っ
           て解説します。経路制御の全体を理解するために、初めに代表的
           な経路制御プロトコルとしてOSPFを取り上げOSPFの基本から簡単
           な応用を解説します。OSPFの概要を理解いただいた後、インター
           ネット経路制御の中心であるBGPの入門とその経路制御について
           解説します。

           本プログラムでは、ISPやデータセンターなどの組織内における
           経路制御と、組織間のインターネット経路制御を効率よく理解す
           るための構成となっています。インターネットの経路制御では理
           解しづらい組織内経路制御と組織間経路制御の連携や自組織経路
           をいかにインターネット全体へ行き渡らせるかなど、講師直伝の
           テクニックをご覧いただけます。

   - アジェンダ:

     13:00~13:30  1) 経路制御の概要

                    講演者: 津辻 文亮
                            (株式会社インターネットイニシアティブ)
                            小島 慎太郎
                            (インターネットマルチフィード株式会社)
                    内容:・経路制御とは:組織内・組織間の違い
                         ・良く使われるProtocol:BGP/OSPF
                         ・2種類の経路制御プロトコルの必要性

     13:30~14:30  2) AS内経路制御

                    講演者: 津辻 文亮
                            (株式会社インターネットイニシアティブ)
                    内容:・IGPとしてのOSPF入門
                         ・コスト/エリア設計などの目安
                         ・トラフィックコントロールなどの実践テクニック
                         ・IPv6/v4ネットワーク構成のコツ

     14:30~15:30 3) AS間経路制御

                    講演者: 小島 慎太郎
                            (インターネットマルチフィード株式会社)
                    内容:・BGP4の理論、概要
                         ・パス属性とノウハウ
                         ・さまざまなトラフィック制御(AS-path/
                           Multi Exit Description/LocalPreference)
                         ・BGP利用に必要な登録サービス:PeeringDB/IRR、
                           ピア交渉
                         ・経路サーバ


※時間割、内容、講演者等につきましては、予告なく変更になる場合があり
  ます。


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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 JPNIC News & Views vol.1027 【臨時号】

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