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歴史的経緯を持つプロバイダ非依存アドレスとは

歴史的経緯を持つプロバイダ非依存(PI; Provider Independent)アドレス(以下「歴史的PIアドレス」とします)とは、 現在のようにインターネットが商用化され広く普及することによって用いられるようになった、 アドレス節約技術の一つであるCIDR(Classless Inter-Domain Routing)(*1)導入以前に、 プロバイダなどを介さずに、 IPアドレス割り当て機関から直接各組織に割り当てられたIPアドレスのことです。

現在は、プロバイダなどがまとまったIPアドレスブロックを集約し、 各割り当て組織は、そのIPアドレスブロックを管理するプロバイダなどから、 ネットワークアドレス(*2)が可変長(クラスレス)(*3)のアドレス割り当てを受ける形式となっています。 従って、一部の例外を除き、上記の歴史的PIアドレスのように、 IPアドレスが割り当て機関から直接各組織に割り当てられることはありません。

しかし、歴史的PIアドレスの割り当てを行っていた当時は、 ネットワークアドレスを先頭から8ビット毎に区切った固定長(クラスフル)(*4)でIPアドレスを分配していました。 日本の多くの組織は、クラスBアドレス(先頭から16ビットをネットワークアドレスとしたもの)または、 クラスCアドレス(先頭から24ビットをネットワークアドレスとしたもの)という種類のアドレスの割り当てを受けていました。

現在、JPNICが管理している歴史的PIアドレスには、 下記のような種類のものがあります。

  1. InterNICなどの国際的なIPアドレス割り当て機関から直接割り当てられたIPアドレス
  2. ネットワークアドレス調整委員会(*5)を経由して、InterNICから割り当てられたIPアドレス
  3. IPアドレス管理指定事業者制度(旧:業務委任会員制度)が設けられる以前に、 JPNICもしくはJPNICの前身であるJNICから割り当てられたIPアドレス

上記1.~3.はいずれも、 レジストリによってIPアドレス管理体系が整備される以前に割り当てが行われたもので、 近年まで一部のアドレスはネットワーク情報の管理組織と逆引きゾーンの委任元が一致していないなど、 割り当て経緯によって管理方式が多岐にわたり、 十分な情報更新が行われていない状況が続いていました。 このような点から「歴史的経緯を持つ」という呼び方が用いられるようになりました。

このような状況を解消するため、 2003年に各RIRが連携してEarly Registration Transfer(ERX)プロジェクト(*6)を実施し、 歴史的PIアドレスのネットワーク情報と逆引きゾーンの委任を、 割り当て先組織が存在する地域のレジストリに移管する作業を行い、 歴史的PIアドレス管理方式の整備を進めました。

この動きを受けて、 JPNICでも2004年12月から歴史的PIアドレスの割り当て先組織明確化作業を開始し、 2008年3月に完了しました(*7)。 これ以降は、JPNICが管理しているすべての歴史的PIアドレスについては、 「歴史的経緯をもつプロバイダ非依存アドレス割り当て規約(*8)」に基づいて管理されているものとなっています。

(*1) http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ah.html#01-CIDR
(*2) http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-na.html#15-networkaddress
(*3) http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ka.html#12-classlessaddress
(*4) http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ka.html#12-classfuladdress
(*5) http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-na.html#15-networkaddresschousaiinkai
(*6) http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2003/20030115-02.html
(*7) http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2009/20090311-01.html
(*8) http://www.nic.ad.jp/doc/jpnic-01069.html

参考:
 「歴史的経緯を持つプロバイダ非依存アドレス(歴史的PIアドレス)について」
  http://www.nic.ad.jp/ja/ip/hr/

JPNIC News & Views vol.761(2010年7月15日発行)より

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