用語集 ICANN関連

ALAC

「At-Large Advisory Committee(At-Large諮問委員会)」の略。 ICANNの諮問委員会の一つで、 ICANNの活動の中で個人インターネットユーザー (At-Largeコミュニティ)の利益に関わる事項についての検討および理事会への助言を行います。 当初は、 理事会選出メンバー10名と指名委員会選出メンバー5名からなる暫定委員会の形をとっていましたが、 世界5地域それぞれに地域別At-Large組織 (RALO:Regional At-Large Organization)が設立されてからは、 各RALOから2名ずつ選出された10名と指名委員会選出メンバー5名の15名で構成されています。
参考:インターネット用語1分解説:ALACとは

ALS

「At-Large Structure」の略。 世界5地域に設立されるAt-Large組織 RALO(Regional At-Large Organization)を構成する自主運営の現地At-Large組織です。

AoC (Affirmation of Commitments)

インターネット用語1分解説:AoCとは

ASO

「Address Supporting Organization」の略。 ICANNの基本構造となる三つの支持組織の一つであり、 IPアドレスというインターネット資源をいかに運用するか議論し、 ICANN理事会に勧告を行う役割を負っています。
参考:ASO WebページICANN
参考:インターネット用語1分解説:ASOとは

At-Large

通常英語で「全体の、一般の」といった意味となりますが、 ICANNなどにおいては個人インターネットユーザーの総称として用いられます。

At-Large Advisory Committee

ALAC

Bylaws

ICANN付属定款

ccNSO

「Country-Code Names Supporting Organization:国コードドメイン名支持組織」の略。 ICANNの基本構造となる三つの支持組織の一つであり、 国コードトップレベルドメイン(Country Code Top Level Domain:ccTLD)に関するグローバルポリシーを策定し、 ICANN理事会への勧告を行う役割を負っています。
参考:インターネット用語1分解説:ccNSOとは

ccTLDスポンサ契約

ICANNとccTLD管理に責任を負う組織(スポンサ組織)との間で締結される契約であり、 両当事者の権限・責務が明確に規定されているとともに、 政府等の役割についても言及されています。 従来、ccTLDの運用管理は、 IANAからの委任により各国/地域の指定管理者がローカルポリシーに基づいて実施してきましたが、 インターネットの発展やそれに伴うccTLDの規模の拡大により、 ccTLD管理の責任をより公式的な枠組みの下で明確化する必要性が生じてきました。 こうした背景に基づき、 ICANNは各ccTLD管理者との契約を進めており、 2001年10月には第1号として.AU(オーストラリア)のスポンサ組織と、 そして2002年2月には.JP(日本)のスポンサ組織であるJPRSと締結しました。
参考:インターネット10分講座:ccTLDスポンサ契約 (JPNIC Newsletter No.28より)

DNSO

「Domain Name Supporting Organization」の略。 ICANNの支持組織の一つで、「Names Council」と呼ばれる評議会、 「General Assembly」と呼ばれる総会、 および事務局とで構成されています。 DNSOはドメイン名に関して議論し、 ICANN理事会に勧告を行う役割があります。 2002年12月まで存在しましたが、 現在は発展的解消を遂げてGNSOに吸収されました。
参考:DNSO WebページICANN

GAC

「Governmental Advisory Committee:政府諮問委員会」の略。 ICANNの諮問委員会の一つで、 各国政府の代表などで構成されています。 各国政府の立場からICANNの理事会に対して助言を行っています。
参考:GAC WebページICANN
参考:インターネット用語1分解説:GACとは

GNSO

インターネット用語1分解説:GNSOとは

IAHC

「International Ad Hoc Committee」の略。 IAHCは、 gTLDの運営管理を改善することを目的として1996年11月に発足した国際臨時特別委員会です。 ISOC、IANA、ITU、WIPO等のメンバーによって構成され、 1997年2月に七つのgTLD追加などを含むIAHC最終報告書を発表しました。 1997年5月にはその役割を終え、解散しました。
参考:IAHC (ページ消滅のためInternet Archiveへのリンク)

IANA

「Internet Assigned Numbers Authority」の略。南カリフォルニア大学情報科学研究所(ISI)のJon Postel教授が中心となって始めたプロジェクトグループで、ドメイン名、IPアドレス、プロトコル番号など、インターネット資源のグローバルな管理を 行っていました。2000年2月には、ICANN、南カリフォルニア大学、およびアメリカ政府の三者の合意により、IANAが行っていた各種資源のグロー バルな管理の役割はICANNに引き継がれることになりました。現在IANAは、ICANNにおける資源管理、調整機能の名称として使われています。
参考:ICANNIANA Webページ
参考:インターネット用語1分解説:IANAとは

IANA監督権限移管

IANA監督権限移管とは、 ICANNとのIANA機能契約に基づいて米国政府(NTIA)が現在持っているIANAに対する監督権限を、 「グローバルなマルチステークホルダーコミュニティ」に移管することを意味しています。
参考:IANA機能の監督権限の移管について
参考:インターネットガバナンスに関する最近の動向 ~IANA監督権限移管に関するアップデート~

IANA機能に関する契約

正式名称は、 「ICANNと米国政府の間の、IANA機能遂行に関する契約(Contract Between ICANN and the United States Government for Performance of the IANA Function)」です。 IPアドレス、ドメイン名およびプロトコルパラメータの管理を行うIANA機能に関して、 米国政府(商務省(Department of Commerce: DoC)電気通信情報局(National Telecommunications and Information Administration: NTIA))が対価ゼロの業務委託を行うことを記した契約です。 これまでのところ、ICANNのみが契約相手となり業務を請け負っていますが、 契約更新の際には業務委託先は公募されます。
参考:ドメイン名を中心としたインターネットポリシーレポート 2014年2月号 ICANNとIANA機能を規定するさまざまな取り決め(843KB)

ICANN

インターネットの各種資源を全世界的に調整することを目的として、 1998年10月に設立された民間の非営利法人です (本拠地は米国カリフォルニア州マリナ・デル・レイ)。 その主な役割は、

  1. ドメイン名やIPアドレスといったインターネットの識別子の割り振り・割り当てをグローバルかつ一意に行うシステムの調整
  2. DNSルートネームサーバ・システムの運用および展開の調整
  3. これらの技術的業務に関連するポリシー策定の調整

となっています。
参考:ICANN Webページ
参考:インターネット用語1分解説:ICANNとは
参考:インターネット10分講座:ICANN (JPNIC Newsletter No.31より)

ICANN/DoC MoU

「Memorandum of Understanding」の略。 ICANNと米国商務省(US Department of Commerce:DoC)が、 DNSの技術的管理の権限を米国政府から民間セクター(ICANN)へ移行させるために、 その方法や手順を両者が共同で策定することを目的として、 1998年11月に締結した覚書です。 当初は、権限移行の目標期限を2年後の2000年9月末としていましたが、 その後数回にわたり覚書の改正・更新が行われ、 最終的に2006年9月30日まで延長されました。 覚書には、 DNSの管理権限を移行させる上で両者が果たすべき責務や目標が規定されており、 ICANNはこの覚書に基づいてインターネットの各種資源の調整および関連ポリシーの策定といった活動を行っています。
なお、Mouは2006年10月からの JPA を経て、 2009年10月からは AoC に引き継がれています。

ICANN改革

2002年2月24日に、当時のICANN事務総長であったStuart Lynn氏が、ICANNの抱えるさまざまな問題点を指摘し、ICANNの本来の使命を達成するために必要な改革案を提示する報告書を提出しました。これ が契機となり始まった一連の議論・活動を総称し、ICANN改革と呼んでいます。
参考:ICANN

ICANN付属定款(Bylaws)

ICANNの基本定款である「ARTICLES OF INCORPORATION OF INTERNET CORPORATION FOR ASSIGNED NAMES AND NUMBERS」に対して、 細則にあたる定款の細目を規定するのがICANN付属定款 「BYLAWS FOR INTERNET CORPORATION FOR ASSIGNED NAMES AND NUMBERS」です。
参考:ARTICLES OF INCORPORATION OF INTERNET CORPORATION FOR ASSIGNED NAMES AND NUMBERS(原文和訳)
BYLAWS FOR INTERNET CORPORATION FOR ASSIGNED NAMES AND NUMBERS(原文和訳)

※ICANNによる和訳は最新版ではありませんので、 最新版の内容を知りたい方は原文をご覧ください。
ICP-3

ICANNの活動の指針となるポリシーについて記述した「Internet Coordination Policy」シリーズの第3弾。DNSにおける唯一の権威あるルート(root)の必要性について書かれた文書です。
参考:オルタネート・ルート

Internet Assigned Numbers Authority

IANA

Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

ICANN

JPA

Joint Project Agreementの略。 ICANNは、 米国商務省との契約に基づきインターネット資源の管理を行っていますが、 ICANN設立時にICANNと米国商務省が締結した覚書は期限を延長する形で改訂が重ねられ、 2003年9月に6回目の改訂が行われた結果、 最終的には2006年9月まで期限が延長されました。 そして、2006年9月に従来の覚書を更新する形で、 2009年9月30日を期限とする「Joint Project Agreement (共同プロジェクト合意)」が取り交わされました。 その後、2009年10月1日からは AoC に引き継がれています。
参考:インターネット用語1分解説:JPAとは

NC(Number Council)

Number Council

NomCom

「Nominating Committee:指名委員会」の略。 ICANN理事会メンバーの過半数や、 各支持組織の評議会およびAt-Large諮問委員会メンバーの一部を指名する役割を負う委員会です。 ICANNの各構成組織や外部の専門機関からの代表により構成されています。

NTIA

インターネット用語1分解説:NTIAとは

Number Council

インターネット用語1分解説:NC(Number Council)とは

PDP

「Policy Development Process:ポリシー策定プロセス」の略。 ICANNの役割の一つに、 インターネットの各種資源の調整業務に関連するポリシー策定があり、 このポリシー策定のための一連の流れをポリシー策定プロセス(PDP)と呼んでいます。 ICANN改革を受けて改定された新付属定款には、 プロセスの詳細が明確に規定されています。
参考:インターネット用語1分解説:PDPとは

Plenary

全体ミーティングのこと。

PSO

「Protocol Supporting Organization」の略。 ICANNの支持組織の一つで、「Protocol Council」と呼ばれる評議会、 「PSO General Assembly」と呼ばれる総会とで構成されています。 PSOはプロトコルに関するポリシーを議論し、 ICANN理事会に勧告を行うという役割があります。
なお、PSOは2002年12月に廃止され、 理事会に対する技術面の助言や情報提供は、 インターネットの技術標準を作成する複数の組織の代表からなる 「技術リエゾングループ(Technical Liaison Group: TLG)」が行っています。
参考:ICANN

RAA

レジストラ認定契約(RAA:Registrar Accreditation Agreement)

RALO

「Regional At-Large Organization:地域別At-Large組織」の略。 個人インターネットユーザーがICANNプロセスに参加するための枠組み。 RALO は、 さらに複数の自主運営の現地At-Large組織(ALS:At-Large Structure)により構成されることになっています。

RSSAC

「Root Server System Advisory Committee:ルートサーバシステム諮問委員会」の略。 ICANNの諮問委員会の一つで、 ルートサーバ管理者の立場からICANNの理事会に対して助言を行っています。
参考:RSSAC WebページICANN

SLDブロックリスト

インターネット用語1分解説:SLDブロックリストとは

SSAC

「Security and Stability Advisory Committee:セキュリティと安定性に関する諮問委員会」の略。 旧略称はSECSAC。 ICANNの諮問委員会の一つで、 インターネットのネーミングおよびアドレス割り振りシステムのセキュリティと完全性に関する問題について、 ICANNコミュニティおよびICANN理事会に対して助言を行います。 SSACは、ルートサーバ運用管理者、gTLD/ccTLD運用者、レジストラ、 RIRsなどの技術関係者19名によって構成されています。
参考:インターネット用語1分解説:SSACとは

TLD Universal Acceptance

インターネット用語1分解説:TLD Universal Acceptanceとは

TLG

ICANN内に存在する技術リエゾングループ(Technical Liaison Group)の略。 ICANN理事会に技術面の助言や情報提供を行います。 TLGは次の組織の代表からなっています。

  • European Telecommunications Standards Institute (ETSI)
  • International Telecommunications Union's Telecommunication Standardization Sector (ITU-T)
  • World Wide Web Consortium (W3C)
  • Internet Architecture Board (IAB)
Trademark Clearinghouse (TMCH)

インターネット用語1分解説:Trademark Clearinghouse (TMCH)とは

アカウンタビリティ・フレームワーク

インターネット用語1分解説:アカウンタビリティ・フレームワークとは

インターネットガバナンス

インターネットを安定的に運用するための体制を整備する活動全般をさします。現在はICANNがインターネット資源であるIPアドレスやドメイン名のグ ローバルな管理や調整を行っています。インターネット利用者等も含めた形で、ボトムアップによる意思決定がなされることが特徴です。
参考:ICANN

オープンマイク(Open mic)

オープンマイクとは、 その会議などの主催者がマイクを開放することにより、 参加者・聴衆が即興で行える発言や、セッションのことです。 長い時間のオープンマイクの場合は、通常、 パフォーマーはあらかじめ、 主催者か司会に時間帯などの申し込みを行います。

グリーンペーパー

1998年1月30日に米国政府から発表された、インターネットの名前およびアドレスの技術的管理を改善する方法について述べられた文書のことです。内容 が米国政府のこれまでの投資や努力、権利を強調し、インターネットの資源管理に政府自身が介入しようとしているように見えることから、批判やさまざまな議 論を呼びました。このグリーンペーパーに対して寄せられたコメントを反映してまとめたものが、1998年6月に発表されたホワイトペーパーです。
参考:グリーンペーパー(翻訳文)ホワイトペーパー

コンセンサス

インターネット用語1分解説:コンセンサスとは

支持組織 (Supporting Organization)

インターネット用語1分解説:支持組織(Supporting Organization)とは

ブランドTLD

インターネット用語1分解説:ブランドTLDとは

ホワイトペーパー

1998年6月5日に発表された、 インターネットの管理体系に関する提案が記述されている、 米国政府による文書の通称です。 1998年1月30日のグリーンペーパーに対するコメントの一部を反映してまとめられました。 ドメイン名やIPアドレスの管理の調整のために非営利法人を設立するとしています。 グリーンペーパー、ホワイトペーパーという流れを受けて、 ICANNという新しい組織が設立されました。
参考: ホワイトペーパー(翻訳文)

レジストラ認定契約(RAA:Registrar Accreditation Agreement)

ICANNとICANN認定レジストラの間で締結される契約で、 ドメイン名登録機能を遂行するにあたって、 ICANNおよびレジストラが従うべきルールを定めている契約文書です。
参考:インターネット用語1分解説:レジストラ認定契約(RAA)とは